2009年1月28日 10時10分更新
大正時代に岡山県に初めてスキーを伝えた人物にちなんだスキー大会が27日夜、真庭市・蒜山で行われました。
「友金杯スキー大会」と呼ばれるこの大会は、大正時代に今の真庭市で教師をしていた友金藤吉が岡山県に初めてスキーを伝えたことにちなんで毎年行われているものです。
27日夜は「ひるぜんベアバレースキー場」に保育園児から65歳まで80人近くの選手が集まり、年齢別や男女別など11の種目に別れて大回転などの競技に挑みました。
選手たちは長さおよそ600メートル、標高差130メートルのコースに次々と飛び出し、設けられた24の旗門を軽やかにクリアしていきました。
今シーズンの蒜山地域のスキー場は昨年末から順調に雪が積もり、良いコンディションが続いているということで、選手たちは応援に駆けつけた家族などから大きな声援を受けながらタイムを競っていました。