プロ野球、読売ジャイアンツの選手たちが、27日から、宮崎市で、合同自主トレをスタートさせました。27日から始まった、ジャイアンツの合同自主トレには、外国人選手など一部を除き、ほぼ全ての選手が参加、豪華な顔が揃いました。去年、リーグ連覇を果たしたものの、日本シリーズで西武に破れ、悔しい思いをしたジャイアンツ。雪辱に燃える選手たちは、シーズンに向け、しっかりとスタートを切りました!まずは、投手陣。注目は、ともに、WBC代表候補の内海哲也投手と、去年セリーグ新人王にも輝いた山口鉄也投手です。WBCを見据え、お互いに、変化球を織り交ぜながら、約40球を投げ込みました。(内海選手)「下半身を鍛えてストレートのスピード意識してやってきたんで、今年はまっすぐを見て欲しい」(山口選手)「毎日ここで練習してるので暇があったら応援にきて下さい!」一方の打撃陣も気合い十分です。ジャイアンツ選手会長・WBC日本代表候補、阿部慎之助選手。昨年末に故障した右肩も、順調に回復しているようです。しかし、練習中、こんな場面も・・・(みせる)「初打ち空ぶり(笑)」(阿部選手)「初打ちからぶりっす」「(去年)ケガして最後悔しい思いをしたんで今年こそはと毎年思ってますけど。特に強い年ですね」そして、去年大活躍のこの選手も、快音を響かせていました。(ティーバッティング)Q昨年プロ2年目にして全試合スタメン出場しましたが、今年の目標は?「今年はフルイニング出場」Q宮崎はどうですか?「あったかくていいですね。宮崎は大好きです」また、宮崎市出身のベテラン、木村拓也選手も、19年目のシーズンに向け、軽快な動きを見せていました。(木村拓也選手)「今年も野球ができる喜びをかみしめながら19年目ですけど頑張ります」ファンに最高のプレーを誓って、トレーニングに励む選手たち。ここ、宮崎から、7年ぶりの日本一奪回を目指します。合同自主トレに続いて、ジャイアンツは、2月1日に、県総合運動公園でキャンプインします。
「エコクリーンプラザみやざき」の、施設の補修費用を話し合う会議が、27日県庁で開かれ、県側が提案した案に対し、市町村長から批判が相次ぎ、結論は、次回に持ち越しとなりました。県庁で開かれた会議には、「エコクリーンプラザみやざき」にゴミを搬入する、11市町村の代表が出席しました。会議の冒頭、県側から、負担方法について「補修費の一部を業者への損害賠償でまかない、残りを県環境整備公社で負担してはどうか」という提案がありました。県の提案によりますと、公社の負担分は、ゴミ処理で発生する、電力や金属類を販売することでまかなうため、市町村による税金での負担はないことになります。この提案に対し、出席した市町村長からは、「おおむね賛成」という意見がありましたが、「今後のほかの修繕費はどこからねん出するのか」「責任のことを踏まえ、もっと慎重に議論すべき」など、批判的な意見が相次ぎ、結局、結論は、次回に持ち越しとなりました。
宮崎空港近くの建設現場で、不発弾が発見されてから、4日目を迎えました。27日の対策会議で、不発弾の処理は、早ければ、2月5日に行われることになりました。発見された不発弾は、アメリカ軍の250キロ爆弾で、1月24日、宮崎市本郷北方のガソリンスタンドに隣接する、建設現場で見つかりました。宮崎市の対策本部では、自衛隊や警察など関係機関と、27日、今後の対応を協議しました。その結果、現在、安全確認中の不発弾は、2月5日から8日のいずれか一日に、撤去されることが決まりました。作業には、最大で5時間程度かかる見込みで、現場から半径400メートルにかかる約850世帯、1800人の住民には、災害対策基本法に基づいて、作業開始の1時間前から、処理を終えて安全が確認されるまでの間、避難勧告が出されるということです。また、周辺の県道や市道など、約30か所が通行止めとなるほか、JRやバスもストップし、航空機については、作業現場上空での飛行が禁止されるということです。対策本部では、避難対象となっている自治会と協議した上で、2月1日に、正式な撤去の日程を決定することにしています。
妊婦に対する、より細やかなサポートが始まります。宮崎大学医学部附属病院の産科婦人科では、県内で初めて、助産師による外来を実施していくことになりました。「助産師外来」は、超音波検査や尿検査など、これまで、医師が行ってきた妊婦健診を助産師が行うもので、妊婦への保健指導や育児指導にもあたります。対象となるのは、医師が「異常なし」と判断した、妊娠20週から40週までの妊婦で、9年以上の経験をつんだ4人の助産師が、医師と連携をとりながら外来を実施します。助産師外来は、県内では、初めての試みで、診察時間は、通常の外来よりも長めの約1時間となっています。宮崎大学医学部附属病院の助産師外来は、毎週金曜日の午後2時から4時までの、完全予約制となっています。
27日未明、西都市の商店街で火事があり、飲食店が入ったビルや店舗など、あわせて3棟を全焼しました。27日午前3時20分ごろ、西都市妻町1丁目の商店街で、建物から火が出ていると、通行人から消防に通報がありました。この火事で、飲食店が入ったビルと隣にある空き店舗、それに、道路の向かいにある店舗のあわせて3棟、約1300平方メートルを全焼し、火は、約2時間後に消えました。ビルには、2つの飲食店が入っていますが、26日は定休日で、出火当時、従業員などはいませんでした。また、道路向かいの店舗の住人も、火事に気づいて逃げ出したため、けがなどはありませんでした。現場は、飲食店などが並ぶ商店街で、警察と消防では、28日も実況見分を行い、出火元や原因などを詳しく調べることにしています。
串間市は、経営難に見舞われている「串間温泉いこいの里」の、新たな指定管理者決定に向け、27日、業務説明会を開きました。「串間温泉いこいの里」は、市が出資する第三セクター、串間リフレッシュビレッジが運営してきましたが、債務超過におちいったため、いったん清算して、4月から、新たな指定管理者に、運営が引き継がれることになっています。27日開かれた説明会には、市内外から、ホテルレストランの経営者や、医療福祉など11団体の関係者約20人が参加。市の担当職員が、施設や業務内容について説明していました。市では、2月20日まで、応募の申請を受け付け、選定委員会による審査や、議会の議決を経て、新たな指定管理者を決定することにしています。
新型インフルエンザへの対策です。宮崎市は、新型インフルエンザが発生した際に、市民の健康被害を最小限に食い止めるための、行動計画をまとめました。新型インフルエンザは、免疫を持っていないヒトからヒトへと感染して、世界的な大流行が危惧され、健康被害と社会的な影響が懸念されています。このため、宮崎市では、県の指針などに基づいて、新型インフルエンザに備えた、行動計画を策定しました。行動計画によりますと、宮崎市では、感染拡大を可能な限り抑制して、健康被害を最小限にとどめることなどを基本方針に、新型インフルエンザに対する、全庁的な危機管理にあたります。市では、国内外を問わず、新型インフルエンザの発生が確認された段階から、市長を本部長とする感染症危機管理対策本部を立ち上げ、発生状況や流行の度合いに応じて、情報収集やまん延防止策を進めるということです。宮崎市では、3月末までに、より具体的な部局ごとの行動マニュアルを作成することにしています。宮崎市によりますと、仮に、宮崎市内で新型インフルエンザが流行した場合、最大で7万2千人の患者が発生し、1800人が死亡すると試算されています。
県立美術館で開かれている、「エッシャーの迷宮世界展」の入場者が、27日、1万人を突破しました。1万人目の入場者となったのは、宮崎市の古賀協子さんで、妹夫婦とともに、美術館を訪れました。古賀さんには、県立美術館の高山耕吉館長から、エッシャーの図録などが贈られました。(古賀協子さん)「ハウステンボスまで行かなくても見れるよと言うことで、伺いました」「騙されますでしょう?日常からかけ離れた世界のようで、楽しいですよね。」オランダの版画家、エッシャーは、19世紀から20世紀にかけて活躍し、「循環」や「無限」をテーマにした、「だまし絵」を数多く描きました。だまし絵の開拓者として、世界に多くのファンをもつ画家、エッシャーの迷宮世界展は、県立美術館で2月8日まで開かれています。
宮崎の風景などを表現した水墨画の作品展が、宮崎市で開かれています。この作品展は、宮崎市や新富町などで、水墨画を教えている栗山修平さんが開いたもので、栗山さんや教え子の作品、50点余りが展示されています。作品では、旅先で出会った風景や人々の表情が、墨の濃淡を使って、細部まで忠実に表現されています。この水墨画展は、宮崎市の宮日会館で、2月1日まで開かれています。
雇用の受け皿として、農業への関心が高まる中、就農希望者を対象にした農業の短期研修が、高鍋町で行われています。短期研修は、就農希望者に、農作業を体験してもらおうと、県が今回初めて開いたもので、高鍋町の農業大学校で5日間行われます。研修には、県内外から、女性1人を含む6人が参加、27日は、ビニールハウスで、イチゴやトマトの不要な芽や果実を摘む作業を体験しました。農業大学校では、平成12年度から、半年と1年の2つのコースで農業研修を行っていて、これまでに、46人が、県内で農業を始めたということです。景気の後退で、雇用不安が広がる中、いま、雇用の受け皿として、農業への関心が高まっています。県では、今回のような5日間の短期農業研修を、2月と3月にも行うことにしています。
「プロ野球の森」が、全国で初めて、宮崎に整備されます。「プロ野球の森」となるのは、国富町の1ヘクタールの私有林で、地球温暖化防止へ向けて、ケヤキなどが植樹されます。27日は、日本野球機構の加藤良三コミッショナーと、東国原知事らが、森の整備・保全協定に調印しました。そして、加藤コミッショナーが、「次の世代に向けた森づくりを進めたい。」と抱負を述べました。「プロ野球の森」の植樹式は、2月9日に行われ、プロ野球選手なども参加する予定だということです。
他人に渡す目的で、金融機関に口座を開き、通帳を騙し取ったとして、女ら3人に判決です。判決を受けたのは、日南市の無職、江藤洋子被告63歳と、水野桂子被告60歳など3人です。3人は、平成18年、他人に渡すことを目的に、日南市の金融機関で口座を開き、預金通帳とキャッシュカードを騙し取ったとして、詐欺の罪に問われていました。宮崎地裁で開かれた27日の判決公判で、篠原淳一裁判官は、「不正に使われると分かっていたが、単発的で反省している」として、3人に、執行猶予付きの判決を言い渡しました。第三者に渡った通帳は、振り込め詐欺に悪用され、約30件、330万円の被害が出ています。
日南市では、園児たちがお茶会を開き、保護者に見事なお点前を披露しました。お茶会を開いたのは、日南市飫肥の日南幼稚園の、年長組の園児18人で、茶道で礼儀作法を学んでいます。園児たちは、深々と一礼して、親たちをもてなし、親たちは、わが子の成長した姿に、目を細めていました。年長組の園児たちは、4月、小学校に入学します。