October 02, 2008

先日の裁判の記事

ネットで検索して、ここで記事に書かれているのを見つけたのでリンクを貼っておきます。

伊勢新聞
四日市・誤認逮捕訴訟 出動2警官が証言

ざっと読んだ限り、傍聴した従姉妹から聞いた話と矛盾する所は無さそう。
(ただ、書かれていない事も結構あるみたいだけど)

12:20 AM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

September 30, 2008

昨日の裁判

昨夜、帰宅後に奥さんから裁判について三重テレビとNHKの地域ニュースで取り上げられていた事を聞く。

従姉妹から事前に聞いていたが、警察側の証人として現場で取り押さえた警官が出廷したとのこと。
夜遅かったが内容を知りたかったので従姉妹に電話をして詳細を聞いた。

内容については基本的に弁護士さんにここに書く事を止められているので書かないが、話を聞いて腹が立って仕方が無かったということだけは書いておく。

なお、三重テレビやNHKの地域ニュースを遅くまでチェックしたが、結局夜中のニュースでは取り上げられる。
やはり時間が経ち過ぎて世間の関心が薄まっているのかな。

06:18 AM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

February 01, 2007

叔父の件について

叔父の件でについて、現時点までいくつか取材の申し出がありました。

かなり悩みましたが、基本的に取材はお断りさせて頂いております。

まことに申し訳有りませんが、ご理解をお願いいたします。

04:00 PM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (9) | トラックバック

February 17, 2006

あれから2年

叔父が亡くなったあの事件から今日で2年が経つ。

先日三回忌も済ませ、遺族や我々親族はさすがに落ち着きを取り戻してきているが、反面、この事件が風化してきてしまっていることもひしひしと感じている。
ここで、このような文章を書いていても、何の解決にもならないと言う事は十分承知しているし、またここにかけないことも多く、そのために私自身、非常にストレスが溜まってしまっている。

私としては今の時点で行って欲しいのはただ一つ、「公式な謝罪」だけなのだが、以前書いた様に警察側にはその気は全くなく、また先日の三回忌に警察関係者が顔を出さなかった事からも、警察側はもうこの件について蓋をしたいと考えているのだろう。

08:27 AM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

February 12, 2006

今日は疲れました

今日は例の事件の被害に会って亡くなった叔父の三回忌のため、四日市にある叔父宅(毋の実家でもある)に、私、毋、姉の三人で行ってきました。

私はずっと運転をしていたのと、ちょっと冷えたために腰痛が出てしまったのに加え、かなり気疲れが出て、帰宅後つい先ほどまで寝込んでいました。
先ほど風呂に入り、食事も少し摂ってようやく落ち着いた所です。

三回忌は普通に済んで、特に今回特筆すべき事は無し。
ただ、強いて言えば、今までは四日市南署の関係者が、このような法要が有る時にはなにかしら顔を出しに来ていましたけど、今回はもうそれも無かったということでしょうか。

昨年、四日市南署の署長が来訪した時に感じた様に、もう警察としてはこの事件に蓋をしたいと言う事なんでしょう。

これについての私個人の思いはものすごく有るし、言いたい事も沢山有るのですが、ここでの意見表明は現時点では避けさせて頂きます。

09:59 PM [四日市誤認逮捕事件関連, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

December 21, 2005

反省が生かされていないのか…

昨日、痴漢と言われた男性が取り押さえられた際に亡くなってしまったという事件が有ったらしい。

昨日は帰りが遅かったので、この事件がニュースでどの程度取り上げられたのかはわかりませんが、新聞等のニュースサイトによると、「本人は否定して逃げたため、乗客として居合わせた警察官ら4人が取り押さえられ、その後亡くなった」との話です。

叔父が亡くなった事件とは状況は異なるが、重なる部分も多く「事件の反省が全く生かされていないのか…」という思いを強くしています。

叔父の場合は客観的な証拠から「無実」(警察は非公式にしか認めていないが、誤認逮捕である)が明らかになっていますが、今回のケースは「痴漢」というなかなか真偽がはっきりしにくい事件であるため、目撃者でも出ない事には、本当にこの男性が痴漢だったのか、それともいいがかりだったのかが明らかになる事は無いでしょう。
ただ、「男性が亡くなった」という事実と、この痴漢行為については全く別の事として、「逮捕行為」にやりすぎが無かったのかどうか、これは厳密に検証して明らかにしてもらいたい物だと考えます。
(この事件の検証において、「(誤認)逮捕時の制圧行為」の妥当性について叔父の事件が再検証されたら…とも思います)

今回の事件に関して、メールにてコメントを求められましたのでここに記載します。

08:19 AM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

August 14, 2005

四日市南署長来訪(8/12)

叔父が例の事件で亡くなってから一年半経ち、お盆ということも有り一昨日の金曜日、警察の方が四日市の故叔父宅に来訪されましたので、私もその場に同席するために行ってきました。(一度昨日文章をまとめていたのですが、操作ミスで消えてしまったので書き直していたら時間が経ってしまいました)

なお、今まで数回このようなことが有り、今までは警察に遠慮して詳しく書いていませんでしたが、もうそういう時期は終わったと思い今回は詳細に書いています。
やり取りの内容は以下をご覧下さい。

警察の方が来られるのが午前十時ということでしたので、私は9時半頃に叔父宅に到着して警察の方を待つことにしていました。
9時50分頃警察の方が到着、来られたのは現在の四日市南署長のK警視正、同事件指導官のO警視の二名。
最初は副署長も来られるという話でしたが、結局その方は来られませんでした。

従姉妹から事前に「今回の事で色々お伺いしたい事が有りますから、お時間をとって頂きたい」と伝え、先方にOKをもらっているはずでしたがK署長は開口一番、
「今回はお参りだけさせに頂きました」
と言われました。
すかさず従姉妹が
「いえ、事前に時間を取って頂くようお願いしておりますし、親族もそのつもりで来ておりますのでお願いします」
と言ったので向こうもなんとか時間を取らねば成らないという雰囲気にする事ができました。
この言葉を聞いた瞬間、我々はもう警察側の態度は出来る限り事なかれで今回の会見を終わらせたいということだろうと感じ取りました。
(おかげで、その後の話し合いが若干言葉がきつくなりましたね)

お二方にお参りしてもらい、テーブルを挟んでまずは通り一遍の挨拶とこちら側の紹介。(前の署長にはお会いしていましたが、今年の春に異動してこられた署長とは初対面でした)
こちら側の出席者は、叔母(故人の妻)、従姉妹夫婦(故人の娘夫婦)、叔母夫婦(故人の姉夫婦)、私の5名。
(ただし、今回はもう警察に遠慮する気持ちは私は無くなっているので、現職警官である従姉妹のご主人には、申し訳ないけど今回は口出しを一切しないようお願いしました)

まずは従姉妹が口火を切り、
・現在の捜査状況の進展具合
・「叔父が無実である」「誤認逮捕」だということを何故まだ公にしていないのか
・今後の警察の対応
等について聞きました。

お二方の回答をまとめると、
現在の捜査状況:
色々言われましたが要約すると、
・四日市南署管内の対象者はもう調べ終わったが該当する人は見つからなかった。
・写真公開後、いくつか情報が寄せられたので調べたがこれも該当しなかった。
・また、この事件に関心を持っている人が全国的にいて、インターネットでも情報が5件程寄せられたので調べたが該当するものはなかった。
・ただ、途中転出した人や、居住実態のわからない外国人についてはどうしても漏れが有る
とのことでした。
(注:基本的に今年の春に前署長にお聞きした内容と全く変わっていません。要は全く進んでいないということになると思います)

誤認逮捕で有る事の公表について:
これも色々言われましたが、K署長、O管理官とも『事件に関わった形跡が無かった』という発表がイコール警察としては「無実で有った」と言っているという認識でいるようすでした。

ただ、我々が色々問いつめますと、K署長は「個人的には」との前置きの上で、「当時私も報道や話を聞いたり、着任後書類を見て、『何あほなことやっとんだ』と思いました」と言われましたが、「現段階では女性が捕まって事実がはっきりしないと」、「今の段階でこの見について新聞発表したとしても、何も進展が無い状態ではどこも取り上げないし、私も『今発表したのは何か新しい事がわかったのか?』と言われたら答えようが無い。知り合いの新聞記者に相談しても今の状態じゃ取り上げようが無いと言っている」との答えがあるばかり。

我々が「それじゃ故人の名誉はどうなるのか?」「では何か事態が進展する目処が有るのか?」と聞いてもK署長、O管理官とも「女性が見つからない限りは…」と前の説明を繰り返して堂々巡りなだけ。
また。我々から「娘のご主人が警察に人質になっているような物だから今まで警察を信頼して何も言わない様にしていたが、周りでは『何かやましい所がやはり有るから何も言わない』とか『警察と裏取引していくらかもらっている』とか言われる事も有って非常に辛い」とまで言い、段々と問いつめるというような感じになってきてしまい、しまいにはK署長が「皆さんのお気持ちはわかりますが、組織としてはこう言うしか無い」と若干青筋をたてて言われるくらいまでになりました。
(このK署長はいかにも冷静な警察官僚という方で、そのような方が青筋を立てるのを見たのでちょっと驚きました)

ただ、ここで私が
「以前三重県の情報公開条例に基づいて情報公開請求をされた方がいて、その方が公表された議事録では捜査一課の方が「報道では『無実である』とされているが、これは新聞等が勝手に言っている事で、警察は公式にはそう言っていない」ということを言っているが、警察の公式見解はそのとおりなのですか?」
と聞くと、
「組織としてはその通りです。女性が見つかって事実がわからない限りはどうしようも有りません」
との回答をもらったのと、「警察に有る書類が「窃盗の被疑者」として止まっている」事についても、やはり
「女性が見つかって事実がわからない限りはどうしようも有りません」
「無実かどうかを判断するのは検察なので、我々で書類を破棄とか、改ざんは出来ない。ただ追記(書類の追加)は捜査の進展に従い行う」
との回答をもらいました。(これも「個人的にはなんとかしなければ行けないと思っているのですが」との注釈付き)

今後の方針について:
K署長の話では、
「女性の写真を公開以後、いくつか情報が寄せられたが解決につながる情報は得られておらず、今後新たな目撃者を捜したり、事件に関わった人に再度聴取しても色々な報道から入ったノイズや自己保身のための証言が得られるだけで、もう新たな情報が見つかる可能性が薄い」
と実質上の捜査放棄ともとれる発言が有りました。
「ただ、なんとかいい方法を見つけてやっていきたいと思う」
とも言われましたが、これは問いつめる我々に対するポーズとしか感じられませんでした。
我々は「それでも最初に叔父の周辺にいた人がまだ見つかるかもしれないから、目撃者をもっと探して欲しい」と言いましたが、前の説明を繰り返すばかり…
正直、飽きれましたし、幻滅しました。

なお、この話の中でこの女性は「誣告罪の被疑者(容疑者?)」として警察は写真を公開し行方を追っているとO管理官が明言されています。(なら何故もっと早くに写真を公表しなかったのか、非常に疑問が残ります。我々は当初から公開を求めていました。)

当時の警察の対応について:
以下は私が直接お聞きしたことです。
まず、警察が「女性が見つからなければ叔父の名誉が回復できない」件と、「叔父が亡くなった原因になった当時の警察の対応」について今までずっと警察は一体で話しているが、これは本来別の話ではないのかと指摘しました。
その上で、

・当時警察官が事情も聞かずにいきなり手錠をして制圧姿勢で叔父にのしかかったのはどういうわけか?
・うっ血が有る程の胸部と首への圧迫を後ろからのしかかって行い(目撃者(たまたま側にいた叔母の同級生)の証言では異様なうめき声が有ったそうです)、叔父が心停止状態になったのにも気づかずにそのまま後ろからのしかかっていたのはどういう訳か?
・それの全てを警察は公式に「行為に問題は無かった」と言っているのか?

をお聞きしました。
K署長は「個人的には色々言いたい事もあるし、まずいことが有ったと思っている」と言った上で、「民間人逮捕が行われた容疑者を引き渡されたということで『逮捕』ということは手続き上間違ってはいなかった。ただ、警備員室にでもつれていって話を聞くとかしなかったのは…(あとは言葉を濁す)」
手錠をかけた件については「本人は『抵抗されたから』と言っている」との事でしたが、私が「大柄(目撃者の話)の警察官が、叔父が抵抗したくらいで身の危険を感じるとは思えないし、何故そこで叔父を落ち着かせるとかしなかったのか?心停止に気づかなかったのは警官の落ち度ではないのか?行き過ぎた行為ではないのか」と重ねて聞くと、「個人的にはあほなことやったなぁとは思います」との回答でした。(このようにいつも「個人的には」、と前置きされます)
そして、私が「でも警察は公式にはその全てが『問題ない行為』だったと公式に言っているじゃないですか」と聞くと、O管理官が、

「いえ、問題ないと言っているのは『民間人から引き渡されて逮捕した』件についてだと思います」

と言われました。そこで私が重ねて、

「警察としては、『逮捕という行為』が問題なかったと言っている訳で、今回の『制圧行為』が問題ないとは言っていない訳ですね?」

とお聞きした所、K署長、O管理官とも、

「その解釈で結構です」

と明言されました。(これには「個人的には」との前置きは有りませんでした)
私が「しかし、世間では全ての行為を含めて問題が無いと警察が言っていると理解されてますよ」と言うと、「そうでしょうね」と簡単に答えられました。
そこで「ではその警官の行為に問題が有る、または今回の事件での反省点が何だ、ということを公表してはもらえないのか?」とお願いしたのですが、K署長はきっぱりと、
「それをすることは絶対に有りません。警察が事件で反省点を一々公表した事なんか今まで見た事有りますか?無いでしょう?」
と完璧に拒否されてしまいました。

大体警察からお聞きしたのはこのくらいで、時間にして一時間程度で今回の会見は終了しました。
正直言って警察にはもう期待できなさそうですし、個別交渉もそろそろ限界かと私個人としては思いました。

今回、言いたい事全てをぶつけられた訳ではないですが、それでもかなり言いたい事はいいましたし、その結果

・女性は「誣告罪の被疑者(容疑者?)」として捜査されている。
・警察は制圧行為を含めて「問題が無かった」と認識している訳ではない

ということがわかったのは少し収穫だったと思います。

今回、これを書くことで、今後の警察の対応が変化するかもしれないですし、また従姉妹のご主人の立場に多少影響するかが全く不明です。
ただ、事件から一年半経ち、進展も全く無いため、いい加減我慢も限界になってきているので書いてしまいました。
もし、これを読んでいる警察関係者の方がおられましたら、文責は全て私に有ります。くれぐれも叔母や従姉妹の家族に抗議されることは無いようお願いいたします。

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June 14, 2005

朝日新聞「リポートみえ」6月12日の記事

先日少し書きましたが、叔父の巻き込まれた事件を取り上げた朝日新聞6月12日版の記事が従姉妹から送られてきました。

新聞を読むと、内容的には少し期待していた「記者が警察や目撃者から聞き出した新情報」については無かったのが残念です。
また、新任の四日市南署長が言った謝罪の言葉についても、警察から聞き出したのではなく、叔母からの伝聞という形で掲載されているので、警察側からはみれば「遺族が勝手にそう言っているだけ」という逃げが打ててしまう形なのも残念でした。

なお、この四日市南署長から言葉について、この記事を読んだ方が誤解されるといけませんから補足させて頂きます。
この四日市南署長の言葉は、あくまでも「非公式、かつ個人的見解としての言葉」として発せられただけで、現時点で警察が公式にこう認めている訳では全くありません。
今回の記事では「警察からの正式な謝罪は無い」ことは述べられていますが、「警察の公式見解」についても書いていて欲しかったと思います。

ただ、今回の記事は憶測も入っておらず、ちゃんと取材されて書かれた良心的な記事ですし、また三重県版のみでは有る物の大きく取り上げて頂き大変感謝しております。
事件を風化させないためにも、今回の特集記事で終わりにするのではなく、今後も追加取材、追加報道をして頂ければ大変有難いので、記者の方には頑張って頂きたいと感じています。

なお、今回の新聞記事には警察から返還された叔父が当日はめていて、事件の時に壊れた眼鏡と、三つに割れた、当日叔父がおそらく守ろうとしたキャッシュカードの写真が掲載されています。
この写真を見た方は、そのとき叔父がいったいどういった状況に遭遇したのかを考えて頂ければと思います。

また朝日新聞のサイトを探してみると、記事が掲載されていました。

asahi.com マイタウン 三重から、
企画特集 リポートみえ「四日市の誤認死事件 遺族は」

(新聞社のサイトは、比較的早めにリンク切れになりますので、おそらく近日中にリンク切れになると思われます)

なお、ここには記事の全文ではなく抜粋した物が掲載されていましたが、書かれている文章は新聞に掲載された物とそれ程違いは有りません。
ただ、残念ながら返還された叔父の眼鏡とキャッシュカードの写真はここには掲載されておりません。

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June 12, 2005

朝日新聞の記事

昨日従姉妹から電話が有り、以前取材に来た新聞記者の叔父の事件についての記事が本日(6/12)の朝刊に掲載されるそうだ。

うちでは朝日新聞は個人的嗜好から購読していないのだが、これからちょっと出て買ってみようと思います。
…ただ、おそらく三重県版のみでしょうから、私の住んでいる所(愛知県尾張地方です)では手に入らない可能性が大きいだろうから、従姉妹が送ってくれるコピーを待つしかないかもしれません。

追記:コンビニをまわってみましたがこの辺りは元々朝日新聞の購入者が少ないのか、既に売り切れなどで手に入りませんでした。
そのため、この地方でも掲載されているかは全く不明です。
とりあえず、従姉妹から送られてくるコピーを待つことにします。

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March 23, 2005

昨日の事

昨日は会社を休んで四日市の叔父の家まで行ってきました。

警察の方が来られるということで、その場へ出席するためでした。
その場での話はまだ私の中でまとまっておりませんし、ここには書けないこともありますので、整理してまた後日この場へ書こうと思います。

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February 28, 2005

新聞記者来訪

これも従姉妹から連絡が有ったのですが、先程書いた警察の訪問後、夕方から夜にかけてとある大手新聞社の記者の訪問を受けたとの話しが有りました。

その記者の方(比較的若い方らしいです)の話しでは、その方はここやネットでこの件について書かれているところを頻繁にチェックされているそうです。
(その新聞社は、先日私がここに苦言を書いた所ですが、そのせいも有ってか初期の報道内容についての説明(釈明?)も色々と有ったそうです。)

この新聞は画像公開の時に大きく写真付きで取り上げていたので、従姉妹のご主人が「人権問題などで苦情が来たりすることがあるんですか?」と尋ねたところ、それは今まで一件も無いという話しが有ったそうです。

この記者の方は、現在はこの件を風化させないよう、継続して取材を続けてくださっているそうですので、ともかく頑張って頂きたいと思っています。(まぁ、本人が書こうとしても、会社の方針などで自由に書けない所が有るようでしょうし、難しいかもしれませんが…)

今回も、おそらく予め何らかの取材意図(記事のストーリーとでも言うのでしょうか?)を考えて、それに合わせた取材をしに来たのだと思いますが、従姉妹や叔母が胸の内を率直にお話したということですから、それをちゃんと受け止めた記事を書いてくれることを期待しています。
(本当は、私自身も記者の方に言いたいことも有りますが…)

12:11 AM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

February 27, 2005

遺品返還

従姉妹(亡くなった叔父の娘です)から連絡が有り、今日、この事件の関係で警察の方々の訪問を受けたそうです。

訪問の目的は、警察が今まで保管していた叔父の遺品の返還です。

もっと前に、叔父が当日買い物した物など、事件とは無関係と分かっているものは返還されていたのですが、本日返還されたのは、三つに折れたキャッシュカードなど、警察の方が捜査上の必要からということで保管しており、今まで返還されていませんでした。
今日返還された物で、これで叔父が事件当日に身につけていた物が全て返還されたことになります。

この折れ曲がったキャッシュカードですが、キャッシュカードというのは結構堅くて、なかなか折れ曲がることは無いと思います。(それこそ、あえて折れ曲げようとして力をかけなければ曲がる物では有りません)
三つに折れるということは、どのような力がかかったのか、どのような状況でこのように折れ曲がったのか…本当に何がその場で起こっていたのかを疑問に思わざるを得ません。
(また、当日叔父がかけていた眼鏡も片方のレンズがはずれ壊れてしまっており、叔父が押さえつけられた時の力が大きかったことを物語っていると思います)

この返還に際し、同席した叔父、叔母、従姉妹夫婦などから色々と警察の方に(事件のことについて)意見を言い、また警察の方の話しを聞いたそうですが、警察の方は何を言うにしても「個人的見解」という形でしか話しをしませんので、現時点でここでそれを書くことは意味が無いでしょう。
ということで、それらの事についてここに書くとしたら、警察が公式に話しをするか、または公式に話しを「しないことが」確定した時になると思います。

11:47 PM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

February 20, 2005

通常更新に復帰します

今朝から通常の更新に復帰します。

本当は昨日からにしようと思っていたのですが、色々書いていると気持が収まらなくなっていたのと、ちょっと頭痛がひどくて寝込んでいたので出来ませんでした。

ただ、今後も新たな情報が入ったり、追記したいことが出ましたら「四日市誤認逮捕事件関連」カテゴリに記事を追加していきますので、よろしくお願いいたします。

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February 19, 2005

追記:叔父の死因について

今朝から通常の更新に戻ろうと思ったのですが、少しネットをまわってみて叔父の死因について、

「(高血圧の持病が有り)体が弱かったからちょっとしたことに耐えられなかった」

という論調で書かれているところが有るのに気が付いたので、これについて訂正したいと思います。

これは当初の報道に基づいた誤解だと思われます。
叔父は確かに血圧が高目ということは有りましたが、この年齢では誰でも有る程度の物で、それが原因で命を失うというほどの物では有りませんでした。

むしろ、同年代の中では健康な方だったと言っていいでしょう。
叔父の死因は、一部で言われているような「体の弱い老人がショックに耐えられなかった」というものとは異なることは覚えておいて頂きたいと思います。

追記:まだ誤解されている方から直接メールをいただきましたので、ここで重ねて書きますが、叔父の死因は、

『外因性の』ストレスによる高血圧性心不全」

と聞いています。
『』でくくられた部分は、何故か今まで表に出ておりませんが、ここで強調させて頂きます。
上にも書いたように、確かにやや血圧が高目では有りましたが、通常で有れば命に関わるほどの物では全く有りませんでした。(私には医学的知識が有りませんので、もしおかしい事があればご指摘下さい。その時は再度修整いたします)

01:35 PM [四日市誤認逮捕事件関連] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック

一周忌を終えて

叔父の一周忌に行って来ました。
一周忌の時の様子や、その時に聞いた話などを少し書いてみようと思います。
(本当は帰ってからすぐに書いて掲載しようとしたのですが、疲れも有りいつの間にか寝込んでしまっていたので日付の変わったこんな時間になってしまっています。)

法要の後に叔父の娘婿および現在親族代表としてマスコミ、警察対応窓口となっている方から現在の状況について説明が有り、その場で、「今までは警察の捜査に期待し、また当初のマスコミの対応に問題が有ったこともあり、一部の誠意有る取材方法をとったマスコミのインタビューに答える程度しかしてこなかったが、今後は皆さんの自由にしてください」との話しが有りました。
そこで、それを受ける形で、今までここに書くのを控えていたことも含め、これまでの情報、私の意見をここに書ける範囲で掲載します。

「画像公開について」
・今回公開された画像については、可能な限りの画像処理を行ったがあれ以上鮮明にすることは出来なかったという説明が有ったようです。
・公開がこの時期になった件については、色々難しい判断が有ったと思います。でも私としては「何故もっと早く、せめて事件後一週間くらいで公開してくれなかったのか」という思いです。
・この女性の人権云々に配慮してのことだと思いますが、叔父の人権はどうなるのでしょうか?叔父は通り魔に遭ったような物です。通常の通り魔事件だったら、すぐに似顔絵とか写真が公開されるというのに…
・また、女性を目撃した人もその場に沢山いるはずですから、似顔絵とかモンタージュ写真は作れなかったのかと思います。

「警察の対応について」
・以前の「適法な対応で有り、問題がなかった」「妥当だった」という公式発表はいまだに撤回されていません。
・また、「男性(叔父のことです)が事件とは関係なかったことが確認できた」という警察からの報道発表は行われましたが、「誤認逮捕であった」または「無実である」との表現は一切していません。
・そのため現在でも公的には叔父の立場は「窃盗未遂の被疑者」のままとなっています
・一度逮捕されたという事実があり、その件が公的に「無実であった」と認められていないので「被疑者死亡」ということで公的な書類は止まっています。つまり、公的には叔父の名誉回復は行われておりません。(事件として成立するには「被疑者死亡」の状態で書類送検しなければいけないのでしょうが、さすがにこれは行われておりません)
・この立場を覆すには、警察が「誤認逮捕」であることを認める(そのためには上のように公式見解を訂正することになります)か、例の事件のきっかけとなった女性が出てきて事実が明らかにならない限り残念ながら困難と思われます。
・なお、現在は専従捜査員は置かれていないそうです。

「逮捕した警察官について」
・色々言いたいことは有ります。ですがせめて叔父の墓前に手を合わせてもらいたいと思います。
・ただ、警察という組織では、それ自体も難しいようですね…
・警察官が制圧姿勢で押さえつけているとき、叔父は警察官に対し「違う…」とだけ言ったそうです。(警察に聞きに行った親族から聞きました。これが叔父の最後の言葉になります…)
・この時、既に「泥棒」と叫んだ女性は姿を消しており、本人が「違う」と行っているにもかかわらず、何故事情も聞かずに押さえつけていたのか?これについての説明はいまだに有りません。

「事件のきっかけとなった女性について」
・今回公開された写真はかなり不鮮明ですが、これで何か情報が集まればと期待しています。(ただ、事件の風化度合い、また関係者の記憶が薄れかけてきている今では、この一、二週間で新情報が無けれそれ以上は期待できないと思っています)
・当然ですが、遺族、親族含めこの女性に心当たりは全くありません。
・事件の異常性から考えて、もし、女性が出てきてもまともな証言が取れる状態なのかどうか…という点を非常に危惧しています。
・もし、女性が正常な状態であったとしても、正直に全てを話してくれる可能性も薄いとも危惧しています。(嘘の証言をして、それをもって警察が自分たちの行為を「適法な行為」であったと言うことの証拠に使われてはたまりません。いくら何でもそれは…と思いたいですが…)

「マスコミについて」
・今回の画像公開で大きく扱ってくれた新聞も有り、事件を風化させないためにも今後とも折りを見て取り上げていって頂きたいと思っています。
・法要後、画像公開について取り上げられた新聞(毎日、読売、朝日、中日、伊勢の各紙)に目を通しましたが、毎日などは非常に大きく取り上げていただいています。
・ただ、今回はやや大きめに取り上げられていますが朝日新聞については少し疑問に思っています。
 朝日は(その是非、論理の適当性は置いて)「権力にかみつく」という姿勢を持っていると思っていたので、今回のような事件は格好の素材だと思うのに、他紙に比べると今までは一番扱いが小さく量も多くありません。
 また、第一報で唯一「窃盗犯が逮捕された」として叔父を「窃盗犯」と報道した新聞でも有ります。(第一報の記事はWeb上にもどこにも残っていませんでした。他紙は裏付けをとってから載せたようですが、朝日のみ警察発表文をそのまま載せたように感じます)
 会社の方針という物があるのでしょうが、日頃朝日に抱いていたイメージ(好き嫌いは別として)とはかけ離れた態度なので少し疑問に思いました。

まだまだ言いたいことは色々有りますが、自分の中でも整理仕切れておりません。

コメント、トラックバック、メールなどでメッセージを下さった方々、リンクして下さった方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

2/19追記:この女性が既に他地方へ引っ越ししている可能性も有ります。
ですが現時点で報道された物を見る限り、今回の報道は三重を中心とした地方ニュース、新聞の地方欄でしか流れていないようです。
できましたら、この件を広く知らせるためにも、このカテゴリや記事へのリンクをお願いします。

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February 18, 2005

ようやく写真が公開されたか…

本日、ようやく事件の発端となった女性の画像が公開されました。

やっと…本当にやっと公開されました。
関係者の記憶が薄れかけた頃に…一年もたってようやく…というのが正直な思いですが、このまま闇に葬られてしまう事態に比べれば何百倍もましな事だと思っています。

今のところこの件についてネット上で確認できたのは以下の三つだけです。

読売新聞 中部支社 2/17 強盗に間違われ男性死亡 立ち去った女性 映像公開 きょう三重県警

メーテレニュース(名古屋テレビ、動画有り) 「1年前に三重県四日市市で強盗と間違えられた男性が死亡した事件で警察は「泥 棒」と叫んだ女性の写真を公開し情報提供呼びかけ」

ニュースプラスワン(中京テレビ ) 「誤認逮捕の男性死亡で、女性の情報求める」

(この手の報道機関サイトの常ですが、どれも近日中にリンク切れになると思います)

この話しは数日前に聞いて知っていたのですが、やはり…というか残念ながら…というかあまり扱いは多くも大きくもないようです。
もし、この件で報道されていたり、取り扱っているサイトをご存じの方がいらっしゃればご一報頂ければ幸いです。

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February 17, 2005

事件から一年

叔父が四日市のジャスコ尾平店で発生した事件に巻き込まれてから今日で一年経ちました。
叔父が亡くなったのは明日(18日)ですが、叔父は病院に運ばれた段階で既に脳に回復不能なダメージを受けていたとの話しですので、実質的には今日が叔父の命日と言ってもいいでしょう。

事件から一年経ちましたが、今でも事件のきっかけを作った女性の手がかりは残念ながら全く無いようです。

また、誠に残念ながらこの事件が風化してきていることも否めません。

ということで、事件から一年を経過したのを機にこのblogにカテゴリ「四日市誤認逮捕事件関連」を追加しましたので、この件に興味を持たれた方はこのカテゴリをリンクして下れば幸いです。
(できれば、積極的にリンク願います。ただ、リンクされたらできれば一報いただければ幸いです)

現時点ではまだ殆ど記事は追加されていませんが、今までここに書いた関連項目はここに集約していきます。
また、今後この件について書くこ時もこのカテゴリを使用します。

なお、18日の一周忌が済むまでの間、本件についての更新以外の通常の更新(体重等)は停止します。

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May 19, 2004

「新潮45」六月号を買った

先ほど発売になった、「新潮45」6月号に叔父の事件の事が掲載されているので、昨夜会社の帰りがけに購入してきた。(新井省吾氏の署名記事)
掲載された記事を読むのは正直辛いので、帰宅後、今まで手をつけていなかったのだが、寝床に入ってから少し読んでみた。

まだじっくりと読んではいないが、我々が知らないような情報(叔父が事件に遭遇した時の目撃者の証言)などもあり、しっかりと取材して書かれているということが分かる内容になっている。(叔父の名前が完全な仮名になっているので、読みながら慣れるのに時間がかかった)

正直、そのときの事が書かれている部分は読むのが辛い所も有るが、こういった報道がなされるというのは非常にありがたいと思う。この記事のように、きっちりと取材して書かれた記事が今後もっと増えて欲しい。

読みながら、叔父が巻き込まれた事件のことを最初に聞いたときや、叔父が亡くなった時の事を思い出して、はらわたが煮えくりかえるような思いがして今は冷静になれないので、内容についての感想はきっちりと読んだ後、近日中に書くとします。

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April 05, 2004

四十九日

今日は叔父の四十九日の法要のため、朝、通常の出勤時間とほぼ同じ時間に家族そろって車で家を出て四日市の叔父宅まで向かう。
多少は渋滞に引っかかるも、ラッシュのピークは過ぎていたためか、いつもより20分程度余計にかかっただけで叔父宅まで行くことが出来た。
叔父宅へ到着したときは、法要が始まるまでまだ余裕が有る時間だったが、既にお寺さんは到着済み。
遠くから来る(うちは県外だが、他の親族はほとんどが三重県内か、四日市周辺在住だ)ということで大目に見てもらえるとは言え、お寺さんより遅くの到着という事態に恐縮してしまった。

今回の法要で、仏事の上では一区切りついた形にはなるが、事件捜査の方は進展しているのやらしていないのやら全く分からないというのでは、そちらの方は全くお話にならないというしかない。
全く苛つくばかりだ。胃が痛んできてしまった。

法要の直前に3月23日付けの伊勢新聞の記事のコピーをもらう。
こういった記事が出てくれるのはありがたいと思う。ただ、この記事を例外として、最近はこの事件についての続報は何もない。
最初の頃からしばらくの間、この事件を興味本位で取り上げられたり、または取り上げるためにあまりにも非礼な態度で取材に来たマスコミに対する不信感は残念ながらまだ消えてはいないが、私個人の意見としては、事件を風化させないためにもこの事件をちゃんと検証して報道してくれる所が出てくれる事を望んでいる。

法要がつつがなく終了した後、皆で食事。その後色々話をした後に帰路につくことになったが、ちょっと色々あってばたばたした。
その際、法要には欠席していた親族とばったり会い、叔父や、もうずいぶん前に亡くなった私の父(叔父とは仲が良かった)の思い出話で盛り上がる。(その席上、同席していた叔母がまた泣いた。皆で、こういうときは泣いてもいいんだよ、と言ったが、慰めることはできなかった)

その後帰宅。
帰り道はそこそこのペースで帰れたが、帰宅したのは17時頃ぎ。
(主に精神的に)疲労したので、帰宅後すぐにやすんだ。

07:49 PM [四日市誤認逮捕事件関連, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

March 28, 2004

事件の反響

この日記のURLが、例の事件の遺族の日記という形で、いろんな所に紹介されたらしい。(知人関係には自分で連絡しているが、そのほかにも色々な所で有るようだ。連絡が有ったのは一カ所だが、アクセス解析の結果、2chなどにも貼られていると思われる)
ただ、事件直後に2chを見た後のショックが大きく、2chを見る気にはまだなれないので、どのような紹介をされているのかは全く分からないが…
でも、形はどう有れ、このように事件について関心を持って頂けていると言うことは素直に感謝している。

この事件は、叔父自身には全く非が無く、また叔父は人に後ろ指をさされるような事が一切無い一方的な被害者であるという意識でいるので、この日記がいろんな人に読まれてもかまわないと思っている。

私自身は、普段の日記に有るように、できるかぎり通常の生活を行うようにしている。(だから、この事件の情報を求めてここに来られた人は、通常の日記と、叔父の件について書いた日記のギャップに驚かれたかもしれない)

ただ、あの事件以降、いろんなストレスがたまっているし(目が再度悪化したのも、これが原因と言うことも少しは有るだろう)、若干躁鬱気味になっているような感じを自分でも持っている。
この日記は、そういったストレスを発散するはけ口として始めた面が大きい。
通常は出来る限り普通の生活を送ろうとして、ちょっと普段よりもハイになっている所も有るし、逆にこの事件の事を考えているときは非常に内にこもってしまう。
今も先ほどから鬱モードに入っているが、これは自分でもしょうがないと思っている。
実際、時々叔父の臨終の瞬間がフラッシュバックのように浮かんでくることがあるが、その瞬間、そのときの衝撃はおそらく一生忘れないだろうから…
(書き終わった後で、この日記をアップしようか悩んだが、やはりアップすることにした)

07:22 PM [四日市誤認逮捕事件関連, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

March 25, 2004

伊勢新聞で

伊勢新聞の23日付け記事に、叔父の事件について掲載されているのがわかった。
地方紙ではあるが、こういったようにまだ事件について報道が継続しているということは、まだ事件は風化していないのだと思い、少し安堵。

一部マスコミの、事件当初の非礼な取材態度に腹を立てていたが、全てのマスコミがそうではないのは確かだろう。
ちゃんと、まだ取材してくれているところはあるのだな、という思いがした。

03:21 AM [四日市誤認逮捕事件関連, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

March 22, 2004

例の事件

今日は四日市で先月の17日にあった例の事件で亡くなった叔父の五七日(いつなぬか)の法要と、今後の対応の相談のため、会社を早引けして四日市の叔父宅に行った。
そこで出た話では、まだこういったところには書けることの出来ないことも有るが、ともかく叔父の無念を晴らしたい、早く原因となった女性を見つけて欲しい、ということにつきる。
ただ、警察の方は捜査を続けているとは言うものの、一ヶ月たってもまだその女性が見つからないということは、もうだめなんじゃないかと、私たちは(声には出さないが)思い始めているのが実情だ。

その後、最近の報道内容(ほとんどが新聞の三重県版にしか載っていない)を見て、マスコミへの対応方針を話し合う。
そこでは、この事件を風化させたくないので、四十九日が終わるまでマスコミに対してはあまりコメントしないという方針だったが、今後は拒否はしないということにした。(ただし、以前あったような、非礼な取材態度をとるマスコミに対しては、冷静に対応できないだろうが…)
ただ、マスコミを利用しようとか、歓迎するというわけではなく、あくまでも節度を持って応じるということである。
今回の日記を書くために、ネットを探したら、いくつかの記事が既に消えていたが、こういった事からも事件の風化は既に始まっていると思わざるを得ないので、これ以上風化させたくないためという面も有る。

今までは一部マスコミの行き過ぎた、心ない取材姿勢に対しこちら側が拒否反応を示していたが、そのために一部マスコミがなにやら変な勘ぐりをしているという事が有り得るということで、取材があったら当方の態度を明らかにすることになった。
この事件に関して、叔父側には全く非のないことであり、隠すことでもないので、こうするのが正しいだろう。
しかしこの様な事件に自分の身内が巻き込まれ、こういったことを考えるようになるとはついこの間まで思っても見なかった。

以下は今回の事件に対する私のコメント。
愉快犯なのか、窃盗目的だったのか分からないが、最初に声を上げた女性には本当に腹が立つ。
見つかって欲しいのはもちろんだが、叔父に手を合わせ、きちんと謝って欲しい。

叔父を最初に取り押さえた「善意の人」については恨みはないといえば嘘になるかもしれないが、自分がその立場だったら同じ事をしたかもしれないと思うと非難する気にはなれない。
ただ、取り押さえた人の誰か一人でもいいから、最初に声を上げた女性に「どうしたんですか?」とか、「何があったんですか?」とか声をかけてくれたら…と思う。
もし誰か一人でもそうしてくれたら、その時点で叔父への誤解は解け、この悲劇は避けられたと思うと大変残念で悔しい。

あと、警察の処置やその後の態度についても色々言いたいことは有るが、現時点ではまだ書くのはやめておこう。

この叔父は母のすぐ下の弟で、子供のころからこの家にはよく泊まりに行ったりしていたのだが、本当に誠実、まじめ、曲がったことが大嫌いな人で、この叔父の最後がこのようなことでは、あまりにも悲しすぎる。

ちなみに、私自身も当然ながらこの事件を消化できていない。
事件の直後からしばらくは2chの書き込みや、一部の報道を見て少なからず傷ついたし、未だに時々突然とフラッシュバックのように悔しさやショックがおそってきている。

関連サイト

ジャスコ四日市尾平店ATM誤認逮捕致死事件リンク

こういったニュースをまとめたサイトを作ってくれた人に感謝します。

11:56 PM [四日市誤認逮捕事件関連, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック