県体育協会（蒔苗昭三郎会長）は２６日、２００８年度県スポーツ賞（第１次分）を発表した。功労賞、栄誉賞、栄光賞など７部門合わせて１０１人、１２団体（前年同期１２４人、６７団体）が受賞。スキー、スケートなど冬季スポーツが対象の第２次分は２月下旬に発表される。表彰式は２月２７日午後１時半から秋田市のシャインプラザ平安閣秋田で行われる。

　本県のスポーツ振興、競技力向上に尽力した個人に贈られる功労賞には、▽県バスケットボール協会常任顧問・高橋泰一さん（７４）▽県卓球協会相談役・海風和子さん（７７）▽県フェンシング協会顧問・和田勇治さん（７５）▽県剣道連盟副会長・鐙喜裕さん（６９）▽県山岳連盟顧問・高橋守さん（７２）—の５人が選ばれた。

　地域スポーツ振興に尽くした個人が対象の栄誉賞は、大仙市体育協会大曲支部顧問の寺邑能實さん（７２）ら５人。

　また、今回は国際奨励賞を新設。１回目となる今回はフェンシング競技の３人が受賞。世界ベテラン選手権大会の６０歳以上男子フルーレ部門で準優勝した成田政志（県フェンシング協会）、アジアジュニア・カデ選手権大会のカデ（１４歳以上１７歳未満）男子フルーレで優勝した松岡慧（合川高２年）、アジア選手権大会の女子エペ団体で２位に入った成田絢子（県フェンシング協会）の３選手に贈られる。