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意地悪な風…岡部それでも2戦連続W杯得点

大勢の観客の前を、引き揚げる岡部孝信
大勢の観客の前を、引き揚げる岡部孝信
Photo By 共同

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ個人第17戦は、バンクーバー冬季五輪のテスト大会として25日にカナダ・ウィスラー(HS140メートル、K点125メートル)で行われ、1回目に7位につけた葛西紀明(土屋ホーム)は12位、1回目6位の岡部孝信(雪印)は13位だった。渡瀬雄太(雪印)が21位、伊東大貴(サッポロスキッド)は26位で、栃本翔平(雪印)と湯本史寿(東京美装)は2回目に進めなかった。W杯は31日から札幌で個人の2戦を行う。

 岡部が2戦続けてW杯得点を獲得した。1回目に追い風ながら130メートルを超えるジャンプ。2回目は風がほとんどない不運で伸びなかったが「風は仕方ない。硬くなったけど、やることは冷静にできた」と表情は明るかった。五輪テスト大会でも若手を抑えて好調さを見せたが「国内とはしびれる感じが違う。その中でどれだけできるのかが面白いし、苦しい」と約1年ぶりのW杯を楽しんでいるようだった。

 ▽ジャンプ個人第17戦成績

 (1)グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)293・2点(137・5メートル、149メートル=最長不倒)

 (2)モルゲンシュテルン(オーストリア)291・7点(140・5メートル、141メートル)

 (3)ラリント(フィンランド)272・3点(137メートル、149メートル=転倒)

 (12)葛西紀明(土屋ホーム)238・6点(129・5メートル、125メートル)

 (13)岡部孝信(雪印)236・7点(131メートル、125・5メートル)

 (21)渡瀬雄太(雪印)224・5点(118・5メートル、131・5メートル)

 (26)伊東大貴(サッポロスキッド)204・6点(118・5メートル、121メートル)

 ※シュリーレンツァウアーは今季7勝目、通算18勝目。栃本翔平=雪印、湯本史寿=東京美装=は2回目に進めず

[ 2009年01月27日 ]

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