関西テレビ放送株式会社

サイト内のナビゲーションリンクです

関西のニュース 全国のニュース 天気予報・気象情報 スーパーニュース ANCHOR 情報・ご意見
 
NEWS HEADLINE
 
内定取り消し学生に異例の救済策 甲南大学
橋下知事 民間の約50人を府庁幹部に登用へ
ミナミの「闇スロット」摘発 経営者を逮捕  
府の不適正会計は8800万円
吉野川市元職員 窃盗で逮捕
「WTC」移転費用 約410億円〜470億円
血液検体12人分を取り違え 国循センター
元編集長「出版すべきでなかった」 放火殺人の調書漏洩
「武装工作員」潜入 自衛隊・警察が合同訓練
最終更新日時:2009年1月27日 20:07
 

内定取り消し学生に異例の救済策 甲南大学
甲南大学(神戸・東灘区)
動画を見る
甲南大学は、就職先から内定を取り消された学生に対し、最大10万円の「特別在籍料」を納めれば来年度も大学に在籍できるという異例の救済措置をとることを決めました。
「火の粉をかぶっちゃった学生を、何とかしたい」(甲南大キャリアセンター・石井昇所長)。
そう語るのは、学生6人が就職の内定取り消しを受けた甲南大学の就職担当者。甲南大学ではそんな学生に異例の「救済措置」をとることにしました。それは「卒業留保」。前期・後期それぞれ5万円の「特別在籍料」を支払うことで、来年度の授業には出られませんが、学生の身分を維持できるというものです。今後の再チャレンジで、「新卒」として就職活動を行なうことができるというわけです。
「卒業してしまうと『第二新卒』の扱いになってしまって不利。学生たちを放っておくわけにはいかない」(石井所長)。
法政大学など関東の大学では、すでにこのような措置がとられていますが、近畿では初めてのケースです。
( 2009/01/27 20:07 更新)
橋下知事 民間の約50人を府庁幹部に登用へ
橋下知事の定例会見(大阪府庁)
動画を見る
大阪府の橋下知事が選挙で当選してから、27日で一年となります。知事は2年目の課題として、民間人を50人ほど登用して組織を強化し、改革を進めたいと意気込みを示しました。
「まだ1年なんで、何か実現できたわけではない。とりあえず去年は『借金』を止めにかかった」と、この一年を振り返った橋下知事。
27日の定例会見で、2年目は、大阪府の幹部として外部の民間人を50人程度採用する方針を明らかにしました。採用したい人については「今までの行政でずっとしていると当然の事が、僕にとっては当然じゃない。僕が出している知事メールを、僕が出さなくてもやってくれる人(が良い)」と話しました。
知事は、広報やマーケティングなど行政が不得意とする分野に20人〜30人、また監査委員にも15人を登用し、府庁の意識改革をしたい考えです。
一方、他府県の知事たちからは、橋下知事のこの一年にこんな評価が・・・。和歌山県の仁坂吉伸知事は「限りなく100点に近い。私は申し分ないと思う」と絶賛。滋賀県の嘉田知事も「行政プロセスをみせる事で、より説得力を増している。さすがテレビから出られた方」と高く評価しました。
知事たちの発言を聞いて、ちょっと照れた様子の橋下知事でしたが、2年目に向けては庁舎移転や産業振興策を打ち出して「大阪に変化を見せたい」と意気込みを見せていました。
( 2009/01/27 20:06 更新)
ミナミの「闇スロット」摘発 経営者を逮捕  
押収された違法台(大阪府南警察署)
動画を見る
大阪・ミナミでギャンブル性の高いスロット台を違法に設置し、賭博行為を行っていたとして、経営者の男らが逮捕されました。警察は店から違法スロット台61台を押収しています。
いわゆる「闇スロット」を経営し、賭博行為をしたとして常習賭博容疑で逮捕されたのは、大阪市中央区のパチスロ賭博店「ゴールイン」の経営者・木ア幸夫容疑者(55)ら3人です。木ア容疑者らは、当たる確率が低い代わりに配当が高くなるよう設定された通称「4号機」と呼ばれる台を使って店を経営していました。この台は、ギャンブル性が高いとして営業目的の使用を禁じられています。警察によりますとこの店は、最近では毎日平均50万円ほどの売上があったということです。木ア容疑者らは調べに対し「事実そのとおりです」と容疑を認めています。
( 2009/01/27 20:07 更新)
府の不適正会計は8800万円
大阪府は各省庁に報告し、対応を協議へ
動画を見る
大阪府が国の補助金の不正経理の調査を実施し、約8800万円の不適正な会計処理が行われていたことがわかりました。調査は国の補助金の不正経理問題を受けて、大阪府が独自に行ったもので、2007年度までの5年間で、約8800万円の不適正な会計処理が行われていたことがわかりました。このうち、都市整備部では補助金の対象事業と関連のない出張旅費などに、国土交通省からの補助金1970万円が流用されているなど、府全体で約3600万円が流用されていました。また国への報告と実際の使用内容が異なる補助金は、約4000万円に上りました。私的な流用はないということですが、大阪府は各省庁に報告し対応を協議するということです。
( 2009/01/27 14:20 更新)
吉野川市元職員 窃盗で逮捕
3年半にわたり、380万円着服(吉野川市役所)
徳島県吉野川市の元職員が約380万円を着服していたことが分かり、徳島県警はこの元職員を窃盗の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは、吉野川市役所美郷支所・地域課の元事務主任、竹田成作容疑者(42)です。調べによりますと、竹田容疑者は今月21日、吉野川市役所本庁の市民生活課のレジから、約1万3000円を盗み出していたところを、別の職員に見つかりました。市がレジの記録を調べたところ、竹田容疑者が住民票などの発行手数料、約380万円を着服していたことが分かり、今月25日に懲戒免職にし、警察に告発していました。竹田容疑者は3年半前から連日、早朝や深夜などの勤務時間外に、スペアキーを使ってレジを開け金を盗み出していたということです。
( 2009/01/27 14:15 更新)
「WTC」移転費用 約410億円〜470億円
2月議会で府庁移転案を提出へ
動画を見る
大阪府はWTCへの府庁移転案について、今後30年間で約410億円から470億円の費用を見込んでいることがわかりました。大阪府ではWTCの購入額を府と市の鑑定額を踏まえ、95億〜151億円の間としていますが、改修費用や土地の売却などを含む財政シュミレーションでは、今後30年間で409億〜468億円がかかると予想されています。同時に検討されていた現在の庁舎の耐震補強は621億円、立て替え案は1043億円と、WTC移転案よりも200億円以上高く「WTCが最も妥当」としています。また議場は2階のホールに、知事室は10階に配置するなどWTCの具体的な利用法もわかりました。橋下知事は2月議会で府庁移転案を提出する意向ですが、条例可決には議会の3分の2以上の賛成が必要で、高いハードルとなりそうです。
( 2009/01/27 12:20 更新)
血液検体12人分を取り違え 国循センター
「複数の技師によるチェックで再発防止へ」と語る国循センターの幹部
大阪府吹田市の国立循環器病センターで、12人の患者の血液の検体を取り違えるミスがあり、うち一人に必要のない投薬をしていたことが分かりました。循環器病センターによりますと、去年10月、臨床検査部が心臓移植手術を受けた患者ら12人のウイルスの量を調べるため血液を採取しました。そして、血液が入った試験管を2つのラックに6人分ずつ並べたところ、臨床検査技師がラックの向きを逆にして作業を行ったため、12人すべての検体の順番が入れ替わりました。このうち、心臓移植を受けた女性患者一人は、別の患者のデータを元にウイルスが増えていると判断され、抗ウイルス剤を10日間服用し、白血球の数が減少したということです。国立循環器病医療センターの内藤博昭室長は会見で、「検体を取り違えた患者さんに、多大なご迷惑をかけたことをお詫びしたい」と話しました。センターでは今後、複数の技師でチェックするなど再発防止に努めるとしています。
( 2009/01/27 12:35 更新)
元編集長「出版すべきでなかった」 放火殺人の調書漏洩
元編集長は「公権力の介入を許し、申し訳ない」と被告に謝罪
動画を見る
奈良県田原本町の放火殺人事件で、少年の供述調書をフリージャーナリストに見せたとして起訴された鑑定医の裁判で、証人として出廷した出版社の当時の編集長が、「本は出版すべきでは無かった」と証言しました。この裁判は2006年、奈良県の自宅に放火し、家族3人を殺害した疑いで逮捕された少年の鑑定医・崎濱盛三被告(50)が、少年の供述調書などをフリージャーナリストの草薙厚子さん(44)に見せたとして、秘密漏示の罪に問われているものです。これまでの裁判で、草薙さんは崎濱被告が情報源だったことを明らかにしています。27日の裁判では、調書を引用した本を出版した講談社の当時の編集長・加藤晴之さん(53)が証人として出廷し、本は公益性に欠けていたとして、「出版すべきではなかった」と述べました。そして、公権力の介入を許し、崎濱被告に迷惑をかけたことに「申し訳ない」と、涙ながらに謝罪しました。
( 2009/01/27 12:29 更新)
「武装工作員」潜入 自衛隊・警察が合同訓練
武装工作員の制圧訓練も実施
動画を見る
外国から武装した工作員が日本に潜入したと想定し、陸上自衛隊と警察が共同で訓練を行いました。兵庫県伊丹市の陸上自衛隊千僧駐屯地では、第3師団と兵庫県警、京都府警、滋賀県警が合同訓練を行いました。この訓練は、自衛隊と警察の間で結ばれている治安出動に関する協定に基づき行われたもので、自衛隊員と警察官、約200人が参加しました。このような訓練は近畿では2回目で、武装した外国の工作員が潜入したという想定で、陸上自衛隊の師団長や各府県警の本部長が指揮にあたりました。また、非公開で爆発物の処理や武装工作員の制圧訓練も行われました。陸上自衛隊と警察では、より緊密に連携して対処していきたいとしています。
( 2009/01/27 12:24 更新)


ザ・ドキュメント
Windows Media Playerの最新版の無料ダウンロードは、こちらのバナーをクリックしてください。
報道部では、
皆さんの情報・ご意見をお待ちしております。

投稿フォームへ
RSS
KTVニュース関西版
Copyright © Kansai Telecasting Corporation. All Rights Reserved.