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おつかれさま

テーマ:ブログ
2008-11-24 13:52:48
むか~し20年ちかく前
「取材学」という本を読んだことがある
むかしのことなのでもうよく覚えてないけど
取材するにはまず手に入れられる資料を収集して
次にインタビューするって内容だったと思う

自分で調査・研究をはじめようってときに
手順を示してくれるいい本だったけど
取材を進めていくのはたいへん

今よくいう
「強い意志と行動力」
という言葉が似合う

しかし
何を調査するか
何に向かって進むか
といった目的についての
価値観や倫理についてはどうか?


元厚生次官ら連続殺傷事件
出頭して銃刀法違反で逮捕された容疑者が
殺人容疑で再逮捕される見込みとなった

20年も前の次官宅を宅配業者を装って襲撃
元次官と奥さんを殺傷した
その動機は保健所に対する怒りとか
ペット・ロス?

とにかく
年金問題や医療保険制度、薬害問題などに対する義憤ではないみたい
思想もイデオロギーもまったく持ち合わせていないみたい

事件の様子や捜査の途中経過からも
予想されていたことだが
やはりやりきれない思いがする

動員された大勢の警察官や警察犬が
地面を這い、足跡を追い
目撃者さがしに聞き取り調査をつづけてきた
多くの要人、元要人も警戒してきた

本当におつかれさまといいたい

けれども
容疑者の動機は
ほんとにペット・ロスなのか?

遺族、友人、知人
にとってはたまったもんじゃないだろう

元次官の名前を知り
住所を調べ
同居家族の構成、外出の時間帯、近所の様子・・・etc.
こんなことまでうかがうといったら
これはたいへんな取材力
まさに「強い意志と行動力」かもしれない

でもしかし
その目的は?
ペット・ロスの復讐?

「等身大の正義」とか
「身の丈にあった」・・・とか
最近のキーワードがあるけれども

三十何年も前にペットを殺処分された恨みで
とっくに退職したかつての要人と妻を殺傷することが
「等身大の正義」なのか?
「身の丈にあった」目標なのか?


政府関係者や官僚の方が
かえって義憤にかられているだろう



僕は襲撃されるおそれのまったくないはずの一般庶民だけど
最近めずらしく大声出して怒ったことがある

このブログに書いたことのある
クラスメイトの30代半ば男性に対して
2週間ほど前の金曜日のことだった

彼がブログで
遠回しの表現で暗に
僕を誹謗中傷していると思って
まず
「ブログのアドレスおしえてよ」
「いえ、いやです」
「なんで~楽しくブログでおつきあいしようよ」
「いや、あの、恥ずかしいから」

やっぱりやましい覚えがあるんだと確信した僕は
彼に近づいて怒鳴りつけた

彼は普段からいつでもどこでも
僕を見れば
遠回しに嫌味を言うわ
やることなすこと全否定するわ

場合によっては
「○○さんやっぱ賢いですね~」
「○○さんならできますよ~」
これはまだ言ってるが慇懃無礼であることは
事情を知ってる人はわかってる

こんなことが6月から先日まで
5ヶ月間つづいてきた
5ヶ月の間ずっと
僕は黙ってきた

そのことについて
僕は彼にこう言った

「俺も人のことは言えない
実は・・・35~6歳のときに今どうしてもこの場で
生涯を共にするパートナーを決めたい!
と思いこんでガンガンに攻めたことがある
お互いに思い合うところまでいった
ところがそこへ元カレが現われた

俺は元カレがとんでもない悪い奴だと思いこんで
ネットで元カレを攻撃しまくった
でもそのことで周囲から批判されることになった
結局、俺は何もかも失った
4月にクラスのみんなに言ったように

そんなことがあったから
『学校裏サイト』みたいなものは
見ないようにしている

だから
俺も人のことはいえない

でも君は幸せになれる

今教室に誰がいるとかいないとか見計らって
どの娘に話しかけようとか
君がセコ~いことばかり考えてるってことは
わかる人にはとっくにわかってる

せっかく幸せになれるんだから
もういいかげん落ち着いたらどうなんや」

だいたいこんなことを言った

現場はもちろんクラスメイト満員の教室ではない
放課後、自主練習に使っていい別室だ

ちょうど同じクラスの人しかいないときで
平均年齢も高め?で
他に彼女ができたにもかかわらず
彼が未だにモーションをかける相手の女性もいたので
今言っておこうと判断した

その他
「僕何も○○さんのこと悪くいってるつもりはないんでけど・・・」
なんて見え透いたウソを言うもんだから
「そうやな~口が勝手に動くんやもんな~コントロールできへんねやろ」
と言った
彼は否定しなかった

僕は彼の症状を
特別ダメなものとして非難したわけではない

実は・・・
彼は僕のことをうつ病者として
バカにする遠回しな発言を繰り返してきた
仲の良い友人と一緒に
「・・・精神疾患だって、ハハハハハ」
という会話が聞こえたことがあるのと
その友人が他のクラスメイトに
「それ、うつ病じゃない?」と詰問したという事実もある

というわけで
僕が彼に怒鳴って怒った趣旨は
3年間、体を貸し合って技術を身につけていく仲間であること
一人も落ちこぼれを出さずにクラスみんなで向上していく意義
今クラスが抱えている問題について協力すること
互いに恨みを残して卒業したら
後に悪い噂を流し合ったら共倒れになる
お互いに人生を棒に振ることになりかねないこと
君と一緒にやっていきたい、一緒に卒業したいこと
こうしたことを話合った

にもかかわらず彼は
「僕、最近、抜け毛が多いんですよ
何とかしようかな
リーブ21・・・」
ちょっと不自然な体言止めのすぐ後
鼻先で笑ってた
僕はまったく突然のことで呆然と黙っていた

そして最後に
誰だって何らかの症状を抱えている
それでも何とかしようと必死に生きているんだよ
と言ってお開きとした


ところが
翌週火曜日の放課後
彼は僕を呼びつけてこう言ってきた

「○○さん僕のブログ見たことあります?」
「見ないようにしてるってゆうたやん」
「これですよ、ほら見てください」
といってケータイを差し出す
見るとそれは5月の記事だが

彼は続けて話した
「僕、検証したんですよ
このブログを見て誰かを誹謗中傷してるようにみえるか?
って△△君にきいてみました
そんなことはないって言ってましたよ
でも僕の発言は
人を傷つけることが
普段からよくあるって言われました」

そりゃ事情を知らない人が見ても
何のことかわからんに決まっとるがな
と内心思ったが

彼は僕に真剣に怒ってこう言った
「ブログを見たこともないにもかかわらず
自分が誹謗中傷されてると勝手に思いこんですか!」

しかし
明らかに論点がズレている
問題はブログではない
彼が僕を誹謗中傷してきた事実が問題なのであって
そのツールがブログであるかないかなど
どーでもいいのだ

だから僕はこう言った
「ほーそうやって一点突破をはかるのかい
まったく君らしいね
ていうか
ったくお前の根性どこまで腐りきっとんねん!
今日の実習もなんや?!あれは?!
俺がちょっと間違ったくらいで
なんでお前に睨みつけられなあかんねん?!
そんなに深刻な間違いやったか?
そんなんで一緒にやってかれへんやろ!
実習のときくらい切り替えたらどうや!
切り替えできへんかったら
ええ大人になられへんで!」
なんてことを思いっきり怒鳴り声で言った

彼は切り替えが苦手なので
しばらく僕と距離を置きたいと言った

そして
「○○さん怖いんで
もう○○さんのこと言わないようにします」
と続けた

帰り際には
「じゃあどうも風邪早くなおしてくださいね」
なんて言ってた
切り替えがやたら早いのは彼の方だ
あまりに速くて妙なくらい

そんな簡単に
言葉が切り替えられるのは
気持ちが切り替わっていないから

取材や検証の目的、動機はともかく
気持ちまで切り替えられるにまで
心身を鍛えた人物とは
一見して似たもの同士にみえるけど
実は・・・
ずいぶん違う
ってことはもうわかってる

人として
本当に恥ずかしいこととは何か・・・
真理を共に探求できればいいと思う



やれやれ
ずいぶん長文になってしまった
もう一つ書いておこうかと思ったけど
それは後日にしよう

僕は切り替えが苦手で
嫌なことがあるとつい引きずってしまって
やらなきゃならないこともできなくなる質だけど
今日はちょっとだけそっと自分を褒めておこう

おつかれさま


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