神戸市灘区の六甲山人工スキー場で25日、かんじき作りなどの雪国の暮らし体験プログラム「食べて、作って、遊んで、感じよう!!雪国のくらし!」が行われた。神戸市や西宮市などから6組29人の家族連れが参加し、作ったばかりのかんじきを履いて雪の感触を楽しんだ。
スキー場を運営する阪神総合レジャー(天井規雄社長)の主催。参加者は、山形県の郷土料理の芋煮などを食べた後、縄などを使ってかんじき作りに挑戦。子どもたちは完成したかんじきでスキー場を歩き回り、歓声を上げていた。神戸市立西須磨小1年、国沢美央さん(7)は「雪が深くてもかんじきを使えば簡単に歩けた。初めての雪遊びで楽しかった」と話していた。【吉川雄策】
〔神戸版〕
毎日新聞 2009年1月26日 地方版