2008/10/5
「終わりの始まり」
2008年10月6日に日経が下げ6日の仮にダウ・ジョーンズが1000ドル〜2000ドル下げたと仮定して翌日7日の日経は下げるであろう。もし2000ドル下げれば市場の閉鎖は間違いない。イルミナティのリーダーであるロックフェラーは93歳であり早くダヴィデ王になりたいと思っているのであろう。裏で糸を引いているのはロスチャイルドの代理人「クーン・ロエブ商会」でありロックフェラーは100ドルの金も実は自由にならない。最近の風雲急を告げる動きは文鮮明,金正日の死亡とも関係があるだろう。ビン・ラディンがまだ生きていると思っている人はよほどの奇人変人である。彼は2001年12月病気で死んだのではなく暗殺された。それを公言したパキスタンのブット元首相も暗殺された。暗殺の話は後半に出てくる。↓
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拙稿:間もなく取引所は閉鎖される参照
似て非なるもの。
われわれが世界の王座に昇る時は、われわれの利益に反するかかる財政上の窮策を痕跡も残さず一掃し、併せて金融市場をすべて廃止する。われわれの権威は価格変動に左右されるべきではないから、価格上昇も下落もできないように、法令をもって価格というものを固定してしまう。(価格を吊り上げるのは落とすためであり、実にこの方法によってわれわれはゴイムとの関係の初期に彼らを弄んだのである)。
われわれは金融市場に代えるに政府による大規模な国立信用取引所を設ける。その目的は、政府の意図する通りに産業生産物の価格を設定することにある。この組織は一日に五億の産業証券を出してやり、また同額を買い取ることができる。この方法により全事業がわれわれに従属するようになる。このことがいかなる力をわれわれに与えるか、諸氏は御自分で想像していただきたい。<シオンのプロトコール第21議定書>
ところで,プットオプションのイン・ザ・マネーはいつまでも続かない。この世の終わりと99%の人が考える時1%の人々が買い出動する底打ちである。そこが超ショートの先物の買い場。あるいは,一日だけの10000円のコールだな。経済とは「恐怖と欲望」ただそれだけである(シカゴ・オプション取引所には「恐怖指数」との異名を取るVIX(ボラティリティー)指数がある)。8日は大暴騰するかも?とは言っても見ているだけが賢明。先物の手口を見るとJP・モルガンとゴールドマンが買い長なので案外今晩のNYKは安寄り後高いかも?まあそんなことどうでもいいけど。 すでに家を追われテント生活も増えている。まさにスタインベックの「怒りの葡萄」であるが全米に広がって逝くだろう。街に血を見たら買えか!<ロスチャイルド家の家訓>これも米国の金融奴隷である日本がいつまでもゼロ金利をやっていたつけである。政府は相変わらず補正予算と騒いでいるが根本的な過ちがある。経済を阻害する要因を取り除けば経済はすぐ立ち直る。内需主導型に方向転換するべきである。そして円高歓迎をすることだ。一ドル50円が適正相場とでも言えば米国は震え上がる。日本の抱えている米国債を武器に使うことだ。しかし国家のリーダーは宦官であり群れの先頭は去勢された羊であるからタム・アライ・メダーイ(タイ語でどうすることも出来ない)なのである。
拙稿:家出モード参照
拙稿:本当の敵とマーストリヒト条約参照
• Then Pilate entered into the judgment hall again, and called Jesus, and said unto him,
Art thou the King of the Jews?
そこで,ピラトはもう一度官邸に入り,イエスを呼び出して,「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。
Jesus answered him, Sayest thou this thing of thyself, or did others tell it thee of me?
イエスはお答えになった。「貴方は自分の考えで,そう言うのですか。それとも,ほかの者がわたしについて,あなたにそう言ったのですか」
Pilate answered, Am I a Jew? Thine own nation and the chief priests have delivered thee unto me: what hast thou done?
ピラトは言い返した。「わたしはユダヤ人なのか。お前の同胞や祭司長たちが,お前をわたしに引き渡したのだ。「一体なにをしたのだ」
Jesus answered, My kingdom is not of this world: if my kingdom were of this world, then would my servants fight, that I should not be delivered to the Jews: but now is my kingdom not from hence.
イエスはお答えになった。「わたしの国は,この世には属していない。もし,わたしの国がこの世に属していれば,わたしがユダヤ人に引き渡されないように,部下が戦ったことだろう。しかし,実際,わたしの国はこの世に属していない」
Pilate therefore said unto him, Art thou a king then? Jesus answered, Thou sayest that I am a king. To this end was I born, and for this cause came I into the world, that I should bear witness unto the truth. Every one that is of the truth heareth my voice.
そこでピラトが,「それでは,やはり王なのか」と言うと,イエスはお答えになった。「わたしが王だとは,あなたが言っていることです。わたしは真理について証をするために生まれ,そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆,私の声を聞く」
Pilate saith unto him, What is truth?’.
ピラトは言った。「真理とは何か。」
John, Chapter 18, verses 33-38.(ヨハネによる福音書第19章33〜38節)
Beloved, believe not every spirit, but try the spirits whether they are of God: because many false prophets are gone out into the world.
愛する者たち,どの霊も信じるのでなく,神から出た霊かどうかを確かめなさい。偽預言者が大勢世に出て来ているからです。
Hereby know ye the Spirit of God: Every spirit that confesseth that Jesus Christ is come in the flesh is of God: And every spirit that confesseth not that Jesus Christ is come in the flesh is not of God: and this is that spirit of antichrist, whereof ye have heard that it should come: and even now already is it in the world’.
イエス・キリストが肉となって来られたということを公に言い表す霊は,すべて神から出たものです。このことによって,あなたがたは神の霊がわかります。イエスのことを公に言い表さない霊はすべて,神から出ていません。これは,反キリストの霊です。かねてあなたがたは,その霊がやって来ると聞いていましたが,今や既に世に来ています。
First Epistle of John, Chapter 4, verses 1-3.(ヨハネの手紙第4章1〜3節)
• Now the Spirit speaketh expressly, that in the latter times some shall depart from the faith, giving heed to seducing spirits, and doctrines of devils;
しかし,霊は次のように明確に告げておられます。終わりの時には,惑わす霊と,悪霊どもの教えとに心を奪われ,信仰から脱落する者がいます。
Speaking lies in hypocrisy; having their conscience seared with a hot iron’.
このことは,偽りを語る者たちの偽善によって引き起こされるのです。
First Epistle of Paul to Timothy, Chapter 4, verses 1-2.(テモテへの手紙第4章1〜2節)
• This know also, that in the last days perilous times shall come. For men shall be lovers of their own selves, covetous, boastful, proud, blasphemers, disobedient to parents, unthankful, unholy, Without natural affection, truce-breakers, false accusers, incontinent, fierce, despisers of those that are good, Traitors, heady, highminded, lovers of pleasures more than lovers of God; Having a form of godliness, but denying the power thereof: from such turn away. For of this sort are they which [are] ever learning, and never able to come to the knowledge of the truth’.
しかし,終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき,人々は自分自身を愛し,金銭を愛し,ほらを吹き,高慢になり,神をあざけり,両親に従わず,恩を知らず,神を畏れなくなります。また,情けを知らず,和解せず,中傷し,節度がなく,残忍になり,善を好まず,人を裏切り,軽率になり,思い上がり,神よりも快楽を愛し,信心を装いながら,その実,信心の力を否定するようになります。こういう人々を避けなさい。
II Timothy, Chapter 3, verses 1-5, 7. (テモテへの手紙第3章1〜5節)
FINALLY, the line 'ye shall know the truth and the truth shall set you free' IS INVARIABLY CITED OUT OF CONTEXT. The CIA cites the text deceitfully at its George Bush Center for Intelligence depot in Langley, turning the truth into a lie.
The point here is that this promise is CONDITIONAL. The correct and complete text is as follows:
'Then said Jesus to those Jews that believed on him: IF ye continue in my
word, then are ye my disciples indeed;
イエスは,ご自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば,あなたたちは本当に私の弟子である」
And ye shall know the truth, and the truth shall make you free'.
あなたたちは真理を知り,真理はあなたたちを自由にする」
John, Chapter 8, verses 31-32. (ヨハネによる福音書第8章31〜32節)
これらの聖書の言葉は私と私の英国での友人であるChristopher Story氏からのプレゼントです。
消去済みの姉妹ブログ続々ゲームの達人では昨年九月以降大変なことが起きるので手持ちの株は全て売却するよう訴えてきた。それでも持ち続けていた人は私の警告は「豚に真珠」である。これは聖書にもあるように豚に真珠を与えると喜ぶどころか怒ってこちらを攻撃してくる意味である。1929年のスケールを遥かに上回る金融恐慌は2008年に始まり2011年に終わりを告げる。その時ありとあらゆる取引所は閉鎖となっているだろう。今回はそれだけでは済まないNew World Orderというものがある。現在すでに垣間見られる中央集権的権力はますます力を蓄えてその牙をむくであろう。Guy Rothschildはすでに亡くなったが彼らは冷凍保存した精液によるDNAが引き継がれている。死亡したからといって考えが変る事は無い。シオンのプロトコールは全文読まれることをお薦めする。用済みになったフリーメーソンや代理人は次々閉鎖,処分されている。すでにデヴィッド・アイクが暴いている事は用済みのことばかりである。彼が殺されないのはそういうことである。ただビン・ラディンや金正日や文鮮明はまだ生きていることになっている。そうしておいた方が都合が良いからである。
2008年10月3日現在の日経平均週足チャート(引け値ベース)。これからも年金資金などを使ってくるであろうが2009年1月31日以降株券は電子化される。これが何を意味するのか何度も記事にしてきた。これは大変怖ろしいことです。実際全世界での債務を保証する(CDS・Credit Default Swapなど)デリバティブ商品残高は2007年で62兆ドル(六千五百兆円)ですから買取するといってもお話にならないわけです。米国の大統領選挙なんて操り人形(Manipulated Puppet)でとるに足りないことなのですがすでにイルミナティの情報によればShadow Governmentはいつでもその顔を現す準備が出来ている。10月6日にダウ平均は777ドル下落しましたが単数化する前の数字は21となります。(単数化すると3になり第三次XX大戦を暗示しているようだ)陰の政府がその姿を現した時記事にもしましたが21人のカウンセルつまり21Reptilian Counselが顔をだすということなのです。777は偶然ではなく彼らの好きな数字合わせでしょう。(日本人にとってはパチンコの数字にしか過ぎませんが.....)その瞬間テレビに出ると思いますが彼らはShape Shift出来る能力を持っています。非常事態にこんな爬虫類人間が姿を現すことによる効果は計り知れないものがあります。全世界の常識のある正常な人たちはその姿を見て恐れおののきひれ伏すことになるかも知れません。そして自分達が正常ではなく異常であったことに否応なく思い知らされることでしょう。実際に元イルミナティの准最高幹部から聞いた話です。常識ではキチガイ話ですがイルミナティという悪魔主義者ではこういうことが大好きなのです。一体いつになったらグレゴリー・コルベールのような優しい世界が訪れるのであろうか。全世界で60億人を殺し残った10億人で世界を支配・被支配階級で統一するシャングリラなんてとても受け入れられるものではない。しかしある意味で無駄飯食らいは一掃する必要もある。つまり人災であるゴイム(獣)と呼ばれている人たちだ。エリザベス一世時代の英国の人口はわずか500万人である。日本の人口は5000万人でも多すぎる。
スーパー駅長たまからの一言:お金がお金を買う世界はまさに異常であります。我々の世界ではマネーサプライも屁ちらもありませぬよ。
我々の世界では戦争と言う言葉がない。写真は鈴木さんちの猫。
ヘンリー・マコウという人の記事があります......
イスラムの聖地ナジャフで戦争が再開されると,我々が思っているよりももっと事態がすすむかもしれない。ジョー・ヴァイルは,1991年,湾岸戦争が終わると共に,サダムのイラクはイランとの秘密裏の軍事同盟と戦争の準備を共同して始めたと刺激的な記事を書いている。イランは核兵器の能力を持っているし,最近には,もしイスラエルがイランの各施設を攻撃すれば「イスラエルを地図から抹殺する」と脅した。ヴィアルスは聖職者のアル・サドルはイランと提携していると言う。
「もし,マクタダ・アル・サドルが殺されるか重大な怪我を受けるなら,我々は新しい確実に死にいたるボールゲームに突入するのを見るだろう」とヴィアルスは言う。ご存知のように,アメリカの艦隊の大部分は港を出て,おそらくイラン近海にいる。多くの観察者はアメリカが大統領選挙後に,だれが当選するにせよ,イランを攻撃するだろうと信じている。イランはロシアと軍事同盟を結んでいる。これらの出来事は1871年,アメリカのフリーメイソンのグランドコマンダーであったアルバート・パイクが書き,1925年に公表された手紙の中の思想に発見される。
この手紙はイルミナティに世界の主導権をもたらすための三つの戦争のデザインを予見したものである。それぞれの戦争は次の戦争の種を植えつけた。例えば,第二次世界大戦はドイツと共産主義ロシアの拡張を破壊し,イスラエル国家を設立するようにデザインされた。それはパイクが述べたとおりに開かれ,次の戦争の舞台を用意した。第三次世界大戦はイルミナティの” Agentur"によって,政治的なシオニストとイスラム世界の指導者の間の違いを利用して,形成されなければならないとパイクは書いている。 AgenturとはAgentのことである。同じ言葉が同じころ書かれた「シオン長老の議定書」にも用いられている。
ここで重要なことはこれらの戦争は考案されているということである。これらの代理人(注:日本の代理人は統一協会)によって引き起こされるのである。これら代理人は彼らの最初の忠義を彼らの国ではなくイルミナティに捧げるのである。彼らの狙いは彼らの愛すべき国を破壊して,その殺戮から利益を得ることである。パイクは続ける。第三次世界大戦はイスラムと政治的シオニスト(イスラエル国家)が破壊しあうように指揮されなければならない。その他の国はどうなるのだろうか。一方で,ほかの国々はこの事を通じてもう一度分けられ,完全に物質的,道徳的,精神的,経済的枯渇と戦うように強いられる。イランはイギリスまで届くミサイルを持っていると噂されている。
私は中国もイルミナティによってアメリカを攻撃し滅ぼすことが出来るように造られたと思う。ナチズムとシオニズムは1871年には知られていなかったではないかと異議を唱える人は,イルミナティがこれらの運動を創設したのだということを覚えられたい。イルミナティはアングロ・アメリカンとヨーロッパ貴族を代表する者達とユダヤ財閥が婚姻によって結びついて,オカルトを信じ,キリスト教を憎む強固に組織化されたネットワークである。フリーメイソンは彼らの道具である。彼らはイルミナティの兄弟以外の人間について,彼らがユダヤ人であろうとなかろうと何の配慮もしない。
彼らは億万長者,そのスタッフ、兵士,農奴によって形作られる新しい封建制度を作るために10億人を殺すだろう。イラク戦争と来るべき大火災はモスレムとイスラエル双方,そして恐らくはアメリカを滅ぼすためのイルミナティによって工作された罠である。このように本当の敵同士はイスラムでもイスラエルでもアメリカでもない。彼らはただ操られているのだ。本当の敵は人類を滅ぼし,奴隷化するイルミナティとその代理人である。
例えば、第二次世界大戦は演出されたものだった。ルーズベルト,スターリン,チャーチル,ヒットラーはすべてイルミナティだった。本当のところかれらはみんな同じサイドに立っていた。無知で自らを屠殺する人間たちは別のサイドにいたのである。ナチスの東部戦線で沢山の愚かな失敗を犯し,ロシアの反共産主義の人々が,慎重に,互いに仲たがいさせられていた理由である。これはまたなぜ彼らがもう降伏しかかっていたイギリスを侵略せず,危機にあるロシアや中東の油田を第一目標にしなかった理由である。
同様に今日,ジョージ・ブッシュ,ジョン・ケリー,トニー・ブレアー,アリエル・シャロン,アハルト・シュレイダーはすべてフリーメイソンである。ブッシュとケリーは同じ”スカル&ボーンズ”の会員である。もし彼らが逸脱するなら,イスラエルの首相だったイツハク・ラビンのように暗殺されるであろう。かれもまたフリーメイソンだったのである。サダトはフリーメイソンではなかったが,イスラエルと和平をもたらそうとして暗殺された。今日のイラクは何年も前に計画されていた。ベトナム様式のぬかるみの戦争でアメリカの信用を失墜させ,イスラエルを核武装したイランと対決させるように。イランの後ろにはロシアと恐らく中国もいる。
殆どの指導者が裏切り者である。そして,人類がいいようのないスケールの極悪非道の陰謀の犠牲者であることを正しく認識するまで,我々は世界を理解することは出来ないだろう。我々は互いに戦うことをやめて,本当の敵に向かうときである。
拙稿:すべてはオカルト儀式で決まるを参照
Brigate homeland Tours Oct 1というまことしやかな陸軍の記事がありますが一体何なんでしょうね。やる気ならそんなことは事前に公表しないでしょう。FEMA CAMPへ連れて行くのは国連軍ですよ。
祇園精舎の鐘の声,諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色,盛者必衰のことわりを
あらわす。おごれる人も久しからず,只
春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には
ほろびぬ。偏(ひとえ)に風の前の塵(ちり)
に同じ。 __平家物語より__
諸行無常・・この世に存在するすべてのものは
関係することであり,現象としてあらわれる全て
のものが流転し,一刻一刻変化しその全てが
また真実である。この世には実体と呼ばれる
ものはない。
現実をあるがままに認め,願っても叶わないような
ものは追い求めない。これが苦しみから救われる
路。
いかなる者もいつかは滅びる。あの泥のなかで
栄養を吸収し美しい華を咲かせる蓮の華を見て
ごらん。泥に汚されることなく転生し泥という
煩悩のなかで綺麗な華という花を咲かせる。
これぞ涅槃なり。だから事実をありのままに
受け止めなさい(如日知見)と。<管理人解説>
「自我は自己の無意識を知らず、自己の同一性を維持するために、常に偽るものなのである。
自我の同一性は、自我の外部にあり、自我は自己から疎外されている。
言い換えれば、自己を他者と同一化することで、自我は自己の同一性を確保する。そうしなければ、自分の居場所は奪われてしまうからである」と,哲学的に表現するとこうなるのかな?
ヨーガ・タントラ
クローズアップ2008:米金融安定化法成立 実効性に懸念 市場は指標重視
米国の金融安定化法が3日、ようやく成立した。「切り札」とされる最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金投入に道を開いたが、国民の反発に配慮した結果、金融機関にとって使い勝手は悪くなり、実効性を危ぶむ声も多い。米国発の金融危機は欧州やアジアなど世界に広がり、実体経済をむしばんでいる。危機脱出はスピード勝負で、1カ月後に迫った大統領選前後の政治空白期間を控えて米政府の具体策作りが遅れれば、危機は一段と深刻化する恐れもある。
「法案はウォール街救済ではなく国民生活を救済するものだ」。民主党のペロシ下院議長は採決の際、議会で訴えた。だが、新車販売や就業者数の急減など現実の危機は9月中旬以降、予想を超えるスピードで実体経済を悪化させている。3日午後、ニューヨーク株式市場のダウ平均が前日終値比150ドル超の下落で取引を終え、米テレビに出演していたエコノミストは「市場は新法より指標を重視した」と解説した。
今週以降本格化する主要企業の08年7〜9月期決算発表で実体経済の悪化が確認されれば、ローンや企業向け融資の焦げ付きが増え、金融機関の業績はさらに悪化する。そうなれば追加損失が膨らみ、それに見合う増資が迫られるが、市場の混乱で資金調達は極端に難しくなっている。
新法による不良資産買い取りは、価格の決定方法などのルールづくりがこれから。米政府は国民負担を最小にするためできるだけ低価格で買い取りたい意向だが、「価格が低すぎれば金融機関に多額の売却損が発生するため、買い取りが進まない可能性もある」(米エコノミスト)。役員報酬の制限や損失補てんなどの枠もはめられ、積極的な活用は期待しにくい状態だ。
米連邦準備制度理事会(FRB)は「あらゆる政策を駆使して危機を収束させる」(バーナンキ議長)と危機感を強める。追加利下げに踏み切るとの観測も出ているが、政策金利は2・0%まで下がっており、危機対応を図ろうにも限界がある。
新法には公的資金を金融システム全体に行き渡らせるセーフティーネットの役割はあるが、「個別金融機関の資本不足を補い、破綻(はたん)を回避させる力はない」(米政府筋)。
90年代後半に金融危機に陥った日本は、公的資金による不良債権処理だけでは危機を克服できず、個別金融機関への資本注入に追い込まれた経緯がある。今回の米金融危機は「100年に一度」といわれるほど深刻で、金融安定化法だけで信用不安を解消できる見込みはない。市場では「早晩、金融機関への直接的な公的資金投入を迫られる」(邦銀幹部)との見方も出ている。【ワシントン斉藤信宏】
◇下院、危機拡大の責任回避 選挙控え苦渋の選択
米下院が金融安定化法案を一転して可決したのは、反対派議員に金融危機拡大の「責任論」が重くのしかかったためだ。巨額の公的資金導入への有権者の疑念は根強くあり、苦渋の選択でもあった。
「法案を実現させるのは重要。そのためには代償も払おう」。前回の下院採決で反対した共和党のノーレンバーグ議員(ミシガン州)は3日の採決前の議員総会で、賛成に転じる意向を表明した。
同氏は民主党新人を相手に厳しい選挙を強いられている。「彼が苦戦しているのは同僚皆が知っている。政治生命をかけた、いい演説だった」と、共和党のブラント院内幹事は「勇気」をたたえた。
ブラント氏は、共和党の賛成者が前回から26人増えた理由について、預金保護の上限額引き上げや減税策が追加修正されたことを指摘。これらが反対派に態度軟化を促す「口実」になったといえる。
金融危機は投票を11月4日に控えた大統領選にも影響を与えた。いったんは共和党のマケイン上院議員に支持率で抜かれた民主党のオバマ上院議員が危機発生を機に逆転。最近では6ポイント前後のリードを保っている。
一般的に「外交・安保の共和党」「内政・経済の民主党」と評され、金融危機は大統領選、連邦議会選とも民主党に有利に働く可能性もある。
マケイン氏は3日、「法律は止血措置」として減税や歳出削減による経済活性化を推進する考えを強調。オバマ氏も追加の景気刺激策や破綻(はたん)金融機関トップの責任論を追及する構え。金融危機での主導権争いは一段と激化しそうだ。【ワシントン及川正也】
◇資金投入のシナリオ示せ−−岩田規久男・学習院大教授の話
法案可決は金融安定化に向け前進だが、最終的に金融機関の資本不足が解消されない限り信用不安は沈静化しない。米当局は、不良資産買い取りと同時に、売却損のため自己資本不足に陥った金融機関には公的資金を投入するというシナリオを早急に示し、市場に安心感を与えるべきだ。米国は経常赤字の穴埋めに世界中から資金を借りており、混乱の影響は日本の金融危機の比ではない。世界への波及を抑えるために当局には速さが求められる。
◇不良資産買い取り価格が問題−−木内登英・野村証券金融経済研究所部長の話
米金融安定化法の最大の問題は金融機関の不良資産の買い取り価格。安い価格でしか売れないのであれば、金融機関は損失を恐れて不良資産を売却しないだろう。金融危機の抜本的な解決には、公的資金による金融機関への資本注入が必要だが、もう一段危機が深刻化しないと米国民が納得しないと思われる。ブッシュ政権の対策は小出しで限界があり、資本注入の議論が動き出すのは来年1月の新大統領就任以降になるとみている。
毎日新聞 2008年10月5日 大阪朝刊
エハンさんちの猫?人間どもが滅びこれからは我々の世界がくると確信する♪
2008年10月6日ニューヨーク証券取引所一時間前の寸評↓
Stock crunch deepens
U.S. poised for sharply lower open after Europe's banking sector gets socked.
The S&P, Dow and Nasdaq futures - trading that gives an indication of how stocks may move in the early going - were sharply lower about one hour before the open. That followed a broad sell-off around the world on Monday.
Japan's Nikkei index plunged 4.3% to close at a four-year low. European indexes - the Britain's FTSE 100, Germany's Xetra DAX 100 and France's CAC 40 - were down about 5% as investors looked beyond the bailout, focusing instead on Europe's growing crisis.
"It's this fear factor ... continuing to grow," said Peter Cardillo, chief market economist for Avalon Partners. "It's becoming like a cancer which is spreading all over the place."
The White House said the government was working to alleviate the international crisis.
"The Treasury Department, the Federal Reserve, and other agencies and regulators are working together and with their counterparts overseas to address the global financial crisis," said White House deputy press secretary Tony Fratto. "Their aim is to provide market stability and improve confidence."
"It will take time to implement some new authorities, but we're confident that sustained attention to root causes of the crisis will over time increase stability and confidence," said Fratto.
Also, the Federal Reserve said it would double to $300 billion the amount it loans to financial institutions in need of short-term capital.
To examine how Wall Street got to such a sorry state, the House Committee on Oversight and Reform will begin a two-day hearing at 10 a.m. ET. On Monday, the committee will examine the causes and effects of the Lehman Brothers bankruptcy, with former Lehman CEO Richard Fuld expected to testify.
On Tuesday, the committee will examine the government bailout of insurance giant AIG (AIG, Fortune 500).
Last week, the Dow Jones industrial average plunged nearly 818 points, or 7.3%, marking its worst week in nearly two months. Despite the House finally passing a tweaked bailout bill Friday, investors continue to worry that the bill won't be enough to stem the global economic slowdown.
Credit crunch: Adding to the dour mood on Wall Street, credit markets have remained frozen, with the 3-month Libor - the rate banks charge each other to borrow for three months - rising to an eight-month high on Friday, according to Bloomberg.
Other markets are also taking a beating. Crude prices fell below $90 a barrel for the first time since February in early trading Monday. And the U.S. dollar tumbled against the yen, although the greenback managed to make modest gains versus the euro and the British pound.
Over the weekend, Germany guaranteed all private bank accounts and helped work out a $69 billion bailout deal for Hypo Real Estate AG. Furthermore, French banking giant BNP Paribas said it would take a 75% stake in the remaining operations of troubled Belgian bank Fortis NV.
European Union finance ministers were slated to meet Monday and Tuesday to discuss ways to boost the battered banking system. Italian Prime Minister Silvio Berlusconi is pushing is bailout similar to the one signed by President Bush on Friday.
In the United States, the Federal Open Market Committee may lower the federal fun rate, currently at 2%, to fire up the economy. But Cardillo of Avalon said that wouldn't have much impact.
"Lowering short term rates is not going to be the answer," said Cardillo. "If they did that, they might cause the market to have a positive reaction, but the situation doesn't really change."
Companies: Drug company Eli Lilly (LLY, Fortune 500) said it would buy ImClone (IMCL), the biotech that produces colon cancer treatment Erbitux, for $6 billion.
Online auctioneer eBay (EBAY, Fortune 500) said it would cut one-tenth of its workforce, or 1,000 employees, to streamline its business.
PS:2008年10月7日(火曜日)
憶測ですが,昨日のNYCは1000ドル安目前でゴールドマンから郵貯の金を使ったPKOが入ったようですね。こんなことをしていたらすべて無くなってします。日経平均では本日猛烈な先物主導の年金資金買いが入っている。やるならパラパラじゃ駄目で一気に踏み上げさせる位やらないと.........。今晩の米国では25ベーシスポイントの利下げが多分あるでしょうが円高を誘うだけでしょう。一ドル90円は覚悟しておいた方がいいでしょう。中期的には紙くずですからね。7日のダウはリバウンドするでしょうね。その結果8日の日経も。その後もう一度1万円を割ると二度割れですから要警戒。かつての7603円は軽く割ってくるかもしれないかも。
参考:NEVADA↓
金融危機情報(暴落し始めたヨーロッパ株式・通貨)
ユーロ 135円54銭 ポンド 173.97銭 スイスフラン 87.82銭
為替市場に恐ろしいまでもの破壊が起こってきています。
特にヨーロッパ通貨は壊滅的な動きとなっており【ポンド】に至っては10円もの暴落となっています。
また、株式も暴落しています。
イギリス(FT100) −7.85%
*バークレイズ銀行 −14%
*ロイヤルバンクスコットランド −20%
ドイツ(DAX) −7.0%
*コメルツバンク −16%
*ヒポ不動産 −37%
日本・アメリカより下落率が激しくなっているのですが、より打撃が大きい市場は【ロシア】です。
−20%
売買停止を交え、20%も暴落したのです。
今、世界中のリスクマネーが逃げているのです。
世界中から過去5年間にわたって世界中にばら撒かれた<円キャリー>資金が一気に日本に戻ってきており、このため<円高>になっているものですが、同時に投機資金がその分世界中から消えてしまっているために、世界中の株式・為替が大変動を起こしているのです。
世界中のバブルを日本が作り、日本が潰しているのです。(管理人注:ゼロ金利のこと)
今後、日本の責任が追及されることになりますが、その責任追及が起こる時には
世界は金融恐慌に陥っているかもしれません。
すでに皆さんには<この時>をお知らせしてきましたので、『やっときたか』と思われていると思いますが、本当に恐ろしい事態はこれから襲ってきます。
すべての金融資産が吹き飛ぶことになりますので、みなさんにおかれましては、<守るべき資産>と<捨ててもよい資産>を今一度検討されますように。
事態はものすごい勢いで進んでおり、最後の段階まで小休止はあると思いますが、
その小休止がない事態も考えられますので、準備ができる間に可能な限りの準備は必要です。
下記は日経ヴェリタスより
5兆円超の資産を擁する国内最大ファンド「グローバル・ソブリン・オープン(グロソブ)」の基準価格が6日、6965円と2000年12月以来約8年ぶりに7000円を下回った。02年に国内最大ファンドになって以降では初めての7000円割れ。資産の約4割を占めるユーロが急落した影響が大きい。欧米金融危機が呼び込んだ「円全面高」に直面し、内外金利差と為替差益を期待して広がった定期分配型外債ファンドブームに強い逆風が吹いている。
↓はNEVADA より
グロソブの1万口当たり価格は8月8日の直近ピークに比べて732円、9.5%下落している(この間に80円を分配)。グロソブブームが始まったのは01〜02年ごろから。「1兆円ファンド」になったのが02年10月で、5兆円突破が05年11月。現在の保有者数は150万人に達する。
直近の値下がりはユーロ安が主因。6日にはユーロが1ユーロ=139円台に突入し、対ドルでも102円台まで円高が進んだ。
ファンドを運用する国際投信投資顧問の開示資料によると、9月の為替差損約460円のうち、ユーロの影響は約220円にのぼる。「円全面高」で外債ファンドには逃げ場がない状態で、ドルや北欧通貨、英ポンドなどもすべてマイナス収益になっている。欧米金利低下(債券価格上昇)による価格押し上げ要因では補い切れていない。
グロソブは昨秋から1割強を円資産に振り向けて為替リスクを軽減している。過去の円比率の平均は6%程度なので、「警戒水準」はかなり高い。だが、外債ファンドという基本的な商品性と分配金の利息収入確保を考えると、大幅な円シフトは難しい。
円高が定着するようだと、今後は月40円という現行の分配金の維持が焦点になりそうだ。年間分配金を6日の価格で割った単純利回りは7%程度。現在の欧米金利よりかなり高い。過去の実績をみると、グロソブの場合、利息収入では分配金のほぼ半分しか原資を賄えないもよう。足りない分はその期に稼いだ為替差益や、過去に稼いだ「貯金」を原資に補っている。
円高が一時的なら問題ないが、為替相場が現在の水準近辺で定着したり、これ以上に円高が進むと、分配金を維持するための「取り崩し」が加速する恐れがある。金融不安の高まりで欧米の早期利下げ観測が強まっており、内外金利差が縮小する可能性が高いのも利息確保の面では逆風になりそうだ。
5兆円ファンドである【グローバルソブリン】が危機に直面しており150万人とも言われる購入者の資産が激減するかもしれません。
6日付けの基準価格が6,965円となり、8月8日の今年のピークから732円、率にして9.5%も急落しているのです。
この間80円の分配金が払われていますがそれを差し引きましても<652円>の値下がりであり、さらにヨーロッパ通貨安の影響を受け、今後さらに急落することもあり得、分配金原資も運用では足りなく積み立てた<元本>から取り崩しはじめているとも言われており、今後、運用益ではなく運用損が拡大していけば、一気に元本が減り、基準価格が1,000円、2,000円という額で減ることもあり得ます。
<運用分配先>
ユーロ 38.6%
ドル 27.0%
円 12.4%
北欧 7.5%
カナダ 7.2%
英国 6.1%
豪州 1.2%
150万人の投資者が青ざめる日が近々に来るかも知れません。
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