■ 室蘭市の交流都市・宮古島の子供たちがスキー体験
【2009年1月25日(日)朝刊】


 室蘭市の交流都市・沖縄県宮古島市の狩俣(かりまた)小学校の子供たちが24日、室蘭市香川町の室蘭高原だんパラスキー場でスキー体験を楽しんだ。両市の民間交流を行っている室蘭エメラルドの会(及川力会長)の招きで訪れた子供たちは、北海道の冬を満喫した。

 同会が平成19年から実施している交流行事で今年が3回目。今回は同小6年生11人と引率教諭らが、23―26日の日程で訪れた。

 2日目のこの日はスキーを初体験。同会が用意したウエア、手袋、帽子に身を包んだ子供たちは、室蘭スキー連盟指導員から歩き方や止まり方、ボーゲンなどの基礎を教わった。最初は恐る恐るだったが、2時間ほどでスイスイと滑走できるほどに上達した。

 平良(たいら)航大(こうだい)君は「初めは怖かったけど、だんだん滑れるようになって楽しい。動いてるからすごく暑いよ」とすっかり気に入った様子だった。

 この日は市青少年科学館も見学した。きょう25日は、喜門岱小学校での雪遊び、洞爺湖見学を行う。来蘭中は同会会員宅にホームステイしている。
(山田晃司)

 
 


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