第６回猫山ジュニアスキー競技大会（山陽新聞社後援）が２４日、広島県庄原市西城町三坂のスノーリゾート猫山で開かれ、県内外からエントリーした小学生から高校生まで計７６人が大回転の腕前を競った。

　ゲレンデは気温氷点下６度、積雪１１５センチの絶好のコンディション。全長６００メートル、高低差１５０メートル、最大斜度２８度のコース上には計１７の旗門が設けられ、年齢、男女別の１０部門で競技が行われた。

　選手たちは、タイムを少しでも縮めようと旗門ぎりぎりを狙ってターン。スピードを落とさぬようバランスを保ちながらコースを駆け抜け、１００分の１秒を争った。

　小学校低学年女子の部に初参加し、１位になった福山市立今津小２年藤原如子さん（７つ）は「優勝できてうれしい。もっともっと練習してうまくなりたい」と目を輝かせていた。