鳴子中勢 高校生抑えV 国体スキー宮城県予選
最終日の25日、同会場で距離の男女フリー、大崎市のオニコウベスキー場で男女大回転を行う。 <「思い通りにできた」> 少年男子10キロクラシカルは阿部が優勝。成年を含めても記録はトップだった。「10キロのレースは初めて。不安だったが、目標の1位になれてうれしい」と笑顔を見せた。 ペース配分を重視。前半は飛ばし、中盤は抑えてラストスパートをかける作戦を立てて試合に臨んだ。「思い通りにできた」と胸を張る。 毎日15キロもの距離を滑り込んでいる。「25日のフリーも勝ち、東北中学大会、全国中学大会でも優勝したい」と話した。 <上り坂で波に乗る> 「予想していない1位。うれしい」と少年女子5キロを制した佐藤。県高校スキー競技会で上位に入った3人を退けただけに、喜びは格別だ。 脚力を生かし、勝負どころの中盤の上り坂をリズム良くクリア。これで波に乗り、その後の平地で30秒前にスタートした選手をとらえた。「調子も良く、ワックスもコンディションに合った」と振り返る。 平地でのスピードをさらに上げるのが課題。腕力不足でストックの押しが弱いためという。「欠点を克服し、国体で活躍したい」と意気込んだ。
2009年01月25日日曜日
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