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2009年1月21日
パソコンや携帯電話を使って、インターネットのサイトに特定の子の悪口を書きこむいじめ。だれが書きこんだか分からない場合が多く、被害が短い期間で深刻なものになります。
さいたま市立中学3年の女子生徒(当時14歳)が去年7月、同級生から「ネットいじめ」を受け、3か月後に自殺していたことが分かったと、朝日新聞が19日に報じました。記事によると、女子生徒は7月上旬、携帯電話の「プロフ」(自己紹介サイト)に自分を悪くいう書きこみがあると、両親に泣きながらうったえ、数日後、同級生2人が担任の先生らと自宅にあやまりにきていました。自殺後、自宅から同級生の実名をあげ、「復讐します」などと書かれた「遺書」という題名の書き置きが見つかりました。学校はネットいじめと自殺との関連を認めておらず、女子生徒の両親は真相を明らかにするよう学校に求めているといいます。
提供:朝日学生新聞社