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出産時放置で子どもに重度障害 岩手県に2億円損賠提訴 '09/1/27

 岩手県立病院で出産した際に適切な処置が行われず、三男(12)に重度の障害が残ったとして、県内の両親と三男が二十七日までに、県に約二億円の損害賠償を求める訴訟を盛岡地裁に起こした。

 訴状によると、母親は一九九六年二月、同病院で定期検診を受けた際、医師から「胎児の首にへその緒が巻き付いていて心音に異常がある。すぐに帝王切開手術する」と告げられ入院した。しかし約二十五時間放置されて帝王切開を受けることはなく、自然分娩ぶんべんで生まれた三男に重度の知的障害が残った。

 両親側は「へその緒が巻き付いて血流障害が続いて低酸素状態となった。速やかに帝王切開をすれば障害が残ることはなかった」と主張。時効の起算点について、当時の医療処置に起因することが判明した二〇〇六年としている。

 県は「訴状の内容を検討し、病院と弁護士に相談して対応を決めたい」と話している。




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