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ホームレス宿泊所が利用料天引き 県は改善指導 (1/2ページ)

2009.1.27 17:56

 埼玉県のホームレスの自立を支援する「無料低額宿泊所」の運営事業者が、生活保護を受けている入所者の預金通帳やキャッシュカードを預かるなどして、生活保護費から施設利用料を天引きしていたことが27日、県の調査で分かった。入所者には「口座を作った覚えがない」と話す人もおり、県は2月末までに天引きをやめるよう事業者に指導した。

 県によると、天引きしていた事業者は首都圏で宿泊所を運営。問題のあった県内の3カ所の宿泊所の定員は計約300人で、稼働率は常時9割を超えるという。宿泊所は約4・5平方メートルの個室と共同浴場があり、1日3食の食事と光熱費を含め、月額利用料は約9万5000円。

 入所者のほぼ全員が生活保護を受けており、毎月支給される保護費は平均で約12万円。事業者は入所者の口座を管理し、利用料を天引きしていたほか、保護費を現金で受け取る入所者からも支給日に全額預かり、施設利用料を差し引いてから渡していたという。

 県などが入所者に聞き取り調査をしたところ、天引きついて「同意している」という人と「記憶がない」という人がいた。事業者側は、県に対し「入所者の同意は口頭で得ている。自ら管理させると1日2日で使ってしまう」などと説明しているという。

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