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恐怖のフグ毒…自らさばいた肝刺しで意識不明

 兵庫県明石市の寿司店の店主(59)が自ら調理したフグの肝臓を食べ、全身のしびれと呼吸困難の症状を訴えて病院に搬送された。兵庫県健康福祉部が27日、発表した。横隔膜を上下させる筋肉のまひで自発呼吸ができないため、人工呼吸器で呼吸を確保している状態。意識がはっきりせず、呼び掛けにも反応できないという。

 店主は客のために仕入れたトラフグの身の部分をてっさ(フグ刺し)に調理。残った肝臓の部分を5切れ程度、肝刺しにして食べたという。店では活フグを仕入れており、店主の妻は「これまでにも何回かは(肝臓を食べたことが)あったようだ」と話している。

 店主は昨年、県のフグ調理に関する講習を受講し、保健所にフグ処理施設の届けを出していた。その後フグ料理も扱うようになったとみられる。

[ 2008年12月28日 ]

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