Movable Type 備忘録
Dropbox と TortoiseSVN でテンプレートのバージョン管理
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こんにちわ^^
わたしのサイトでもオンラインストレージについていくつかご紹介しました。
わたしは他のみなさんのように、テンプレートのバージョン管理をレンタルサーバで TortoiseSVN を使ってバージョン管理してます。
レンタルサーバで TortoiseSVN を使った場合、SSH の設定などちょと面倒!? でして、以前友人にも教えてあげたのですが一人で環境構築できなかったので、SSH を必要としないオンラインストレージでバージョン管理できないか試してみました。
ご紹介した上記 3 つのオンラインストレージを試したところ、Dropbox が一番良さそうです (●´∀`●)
無料で使った場合 2GB の容量制限はありますが、TortoiseSVN は変更分だけを管理するのでわたし含め、友人みたいなシロウトには十分なサイズだと思います。
ということで、Dropbox と TortoiseSVN でテンプレートのバージョン管理の方法についてご紹介します。
ちなみに右図はわたしのテンプレートセットをチェックアウトした図です。
なぜ Dropbox か
Dropbox を使われてる人なら分かると思いますが、
Dropbox
Dropbox は特定のフォルダにファイルのコピーなどを行うと即座にサーバと同期されます。結構レスポンスがいいです。
すべての PC と同じ環境を必ず同期してくれます。DumoDrive
ですが、DumoDrive は必ずしも同じ環境を構築してくるわけではないようです。
ドライブとして割り当ててくれるのはいいのですが、PC 間でリポジトリを同期してくれないといつか環境を壊してしまうのではないでしょうか。Livedrive
また、容量無制限の Livedrive はウチのネットワーク環境が悪いのか、時間帯によるのか分かりませんが少し重たいです。
リポジトリをサーバ上に作成してみたものの、いざテンプレートをインポートするとまともに転送できませんでした。タイムアウトしてしまいます。
以上のことから使うなら( 友人に教えるなら )Dropbox が良さそう (●´∀`●) となりました。
TortoiseSVN のインストール
まず TortoiseSVN をインストールする必要があります。
こちらのTortoiseSVNのインストールと設定では、図入りで詳しく手順が解説されてますので参考にしていただくとして、ここではざっくりとカンタンに説明します。
なお、現時点( 2009.01.25 )の最新バージョンは 1.5.6 です。
ダウンロード
こちらのTortoiseSVNダウンロードページ から以下のファイルをダウンロードします。
- TortoiseSVN-1.5.6.14908-win32-svn-1.5.5.msi をクリックして TortoiseSVN-1.5.6.14908-win32-svn-1.5.5.msi を入手します。
- Language packs の Japanese の 「Setup」をクリックして LanguagePack_1.5.6.14908-win32-ja.msi を入手します。
インストール
TortoiseSVN-1.5.6.14908-win32-svn-1.5.5.msi を実行すると、ダイアログ画面が表示されますので、促されるままタンタンと進めていけば基本的には問題ありません。
また、インストールが完了すると PC の再起動を促されてますが、そこは直ぐに 「YES」を押さず、Language packs の LanguagePack_1.5.6.14908-win32-ja.msi を実行してください。
同様にダイアログ画面が表示されますが、これもタンタンを進めてください。2 つ共インストールが完了したら PC を再起動して完了です。
Dropbox のインストール
Dropbox のインストールはこちらのページを参考にしてインストールを完了してください。
テンプレート用のリポジトリ作成
TortoiseSVN の基本的な使い方は以下のページで説明されてますので参考にしてください。
カンタンに説明すると、My Dropbox/ フォルダ配下にリポジトリ用のフォルダを作成します。
わたしは 'repos' という名称のフォルダを作成して、その中にテンプレート用のフォルダ 'tmpl' というフォルダを作成して、それをリポジトリとしてます。
図にすると以下のようなかんじ。
My Dropbox/
|
+-- repos/
+-- tmpl/ テンプレートセット用のリポジトリ
|
+-- plugins/ プラグイン用のリポジトリ
|
+-- js/ JavaScript 用のリポジトリ
上記のようなかんじで、必要に応じて repos/ フォルダ内に目的のフォルダを作ってそのフォルダをリポジトリとしてます。
以上です (; ̄∇ ̄A カンタン過ぎ!?
お使いのテンプレートセットをインポート
さぁ、いよいよお使いのテンプレートセットを、先ほど作ったリポジトリにインポートします。
バージョン管理したいテンプレートセットのフォルダを選択して右クリックすると、「インポート」というメニューがありますので、そちらを選択します。
詳しくは先ほどの基本的な使い方のページを参照してください。
今回は Dropbox にリポジトリを作成しましたのでリポジトリのパスは以下のようになります。
リポジトリパス
file:///C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Documents\My Dropbox\repos\tmpl
青字の部分は各自の Windows のユーザ名になります。
以上です。
あとは、やっぱり基本的な使い方を参考に、任意のフォルダ内でチェックアウトということをすれば、最新のコードを取得することができます。
そのチェックアウトしたコードを修正してコミットすればリポジトリに差分管理されます。
履歴を遡ってチェックアウトということもできますので便利ですよ (●´∀`●)
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Comments(2)
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#2: Posted by
からsinnchanへの返信 @ January 25, 2009 [REPLY]
>>1 sinnchan さん
こんにちわ^^
> 単純なデータ置き場としては使えそうな感じでしたね。
そうですね
それぞれ一長一短あるようなので迷います
本格的に使おうとしたら基本的にはどれも有料なので、そこら辺も合わせて検討中・・・。
どうも、こんにちは。
こちらの記事を拝見してから早速ZumoDriveを登録してみましたけど、単純なデータ置き場としては使えそうな感じでしたね。
ただ異なるPCとの同期となると、その通りに行くのかどうかは微妙な印象を受けました。
今度はDropboxを入れて試してみたいと思います。