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コーエーとテクモが株主総会、経営統合を承認

 ゲームソフト開発中堅のコーエーとテクモは26日、それぞれ臨時株主総会を開き、株主の賛成多数で経営統合が承認された。4月1日付で共同持ち株会社、コーエーテクモホールディングスを設立する。2007年度(コーエーは08年3月期、テクモは07年12月期)の両社の連結売上高は単純合計で411億円。ゲームソフト国内販売本数シェアでは国内8位になる。

 両社は午前10時から総会を開催。テクモ株1株に対して持ち株会社株0.9株を、コーエー株1株に対して持ち株会社1株を割り当てる。持ち株会社会長には柿原康晴テクモ会長が、社長には松原健二コーエー社長が就く。

 テクモの臨時総会では第2位株主のエフィッシモキャピタルマネージメントなどが経営統合に反対した。統合が承認されたのに伴い、保有株式の買い取り請求に転じる可能性がある。エフィッシモは旧村上ファンド関係者がシンガポールに設立したファンドでテクモ株の18%を保有する。(12:13)

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