【2009年01月27日06時09分 更新】


1.県立延岡病院医師不足問題・住民が陳情
 (01/27 06:05)

県立延岡病院の医師不足問題です。県北の地域医療の崩壊が叫ばれる中、26日、地元住民らが、宮崎大学と県に対し、医師の確保を訴えました。県立延岡病院では、4月に、内科医5人を含む6人の医師が、宮崎大学医学部への引き上げなどを理由に、退職することが決まっています。これにより、県立延岡病院は、内科医がわずか3人となり、当直体制も難しくなるなど、救急医療体制への影響が懸念されています。26日は、地元延岡市の区長や、患者の会などでつくる、「県北の地域医療を守る会」のメンバーが、宮崎大学医学部を訪れ、大学側に、医師の派遣を継続するよう求めた要望書を手渡しました。これに対して、大学側は、「緊急の対策は難しいが、今後は、県などと連携して、地域医療専門の医師を育てたい」と、説明したということです。この後、一行は、県の病院局にも、医師の確保を訴える要望書を提出しました。(県北の地域医療を守る会代表・芝弘光さん)「これは我々住民にとっては、命の危機だと感じていますので、声をださなきゃいけないということで、これからもさらにそれを呼びかけていきたい」県北の地域医療を守る会では、「今後、署名活動などを行い、地域住民が一体となって、医師の確保を訴えていきたい」と話しています。


2.宮崎市の不発弾発見で住民不安
 (01/27 06:05)

宮崎空港近くの建設現場で、不発弾が発見されてから、3日目を迎えました。不発弾の処理まで、1週間ほどかかるということで、付近住民の間には、不安が広がっています。(田島リポート)「こちらが不発弾の発見された建設現場です。3日経った今も、不発弾は残されたままとなっています」不発弾が見つかったのは、宮崎市本郷北方のガソリンスタンドに隣接する建設現場で、近くには、空港やJRの線路もあります。宮崎市の対策本部によりますと、不発弾が爆発する可能性は低いということですが、処理作業ができるまでには、安全をしっかり確認しなければならず、まだ1週間ほどかかる見込みです。このため、隣接するガソリンスタンドでは、万が一に備え、25日から、自主的に営業を控えています。(日米商会空港前給油所・長友則夫所長)「1週間も休むと(経営は)非常に厳しいです。今石油業が厳しいので。ですけどやっぱり安全には代えられない」また、付近には、住宅や商店なども多く、不安の声が聞かれました。(付近の人は)「もう少し早く(処理を)やった方がいいと思いますね。住民の人たちは大変」「まさかこんな近くであるなんてビックリしました」災害対策本部では、27日、関係機関と協議して、不発弾の処理に向けた具体的な作業内容などを、検討することにしています。


3.国公立大二次試験願書受付始まる
 (01/27 06:05)

国公立大学では、26日から、2次試験の願書受け付けが始まりました。県内で願書の受け付けが始まったのは、宮崎大学と宮崎公立大学、それに、県立看護大学の3つの国公立大学です。このうち、宮崎大学では、職員が、送られてきた願書に、記入漏れや間違いがないかなど、入念にチェックしていました。宮崎大学の一部の学部では、横浜市も受験会場になっていて、受験しやすくなったことで、関東方面などから、獣医学科を受験する学生も増えているということです。願書は、2月4日まで受け付けられ、前期試験が2月25日から、後期試験が、3月12日から行われます。


4.航空機産業への新規参入は?
 (01/27 06:06)

航空機産業について紹介する企業セミナーが、26日、宮崎市で開かれました。これは、ジェット機の部品などをつくる、航空機産業への新規参入を促そうと、県が開いたものです。セミナーでは、川崎重工業で航空機製造を手がけてきた、榊達朗さんが、ジェット機の部品については、長期的な供給が求められ、新規参入する場合には、明確な参入目的が必要だと述べました。(元川崎重工業・榊達朗さん)「やる気がある、信頼が置ける、これなら長くやってもらえそうだというところでないと、なかなか仕事は出してくれない」(参加した業者は)「企業は今、大変でしょ。こんな時に他の企業の仕事に参入したらいいんじゃないか。できる範囲でやっていったらいいんじゃないかと思いますけど、なかなか難しいですね」「航空産業、宮崎でも数社ありますけど、どんどん参入していって自動車産業から脱皮しないといけないところもあるかも分からない。ぜひ参入したいという気もある」セミナーには、中小企業の経営者など、約50人が参加し、新たな事業展開へのヒントを得ようと、熱心に耳を傾けていました。


5.巨人主力選手・合同自主トレで宮崎入り
 (01/27 06:06)

「スポーツランドみやざき」は、キャンプシーズンを迎えています。27日からの合同自主トレを前に、プロ野球、読売ジャイアンツの選手たちが、26日、宮崎入りしました。27日からの合同自主トレに向けて、宮崎入りしたジャイアンツの選手たち。宮崎空港では、多くのファンが見守る中、歓迎セレモニーが行われ、阿部慎之助選手会長と、木村拓也選手に、花束が贈られました。26日は、高橋由伸選手や谷佳知選手も宮崎入りし、合同自主トレには、外国人選手と新人選手の一部を除く、選手全員が参加します。(巨人・阿部慎之助選手会長)「みんな和気あいあいと自主トレできればいいなと思ってます」今シーズン、7年ぶりの日本一を目指すジャイアンツナイン。合同自主トレは、宮崎市の県総合運動公園で1月31日まで行われ、2月1日からは、宮崎市で春季キャンプが始まります。


6.川崎フロンターレ宮崎入り
 (01/27 06:05)

サッカーJ1の川崎フロンターレも、春季キャンプのため宮崎入りです。宮崎入りしたのは、日章学園高校出身のフォワード、久木野聡選手など、約40人です。昨シーズン2位と、好成績を収めた川崎フロンターレ。関塚隆監督は、「今年こそ初タイトルを」と誓っていました。(久木野聡選手)「まだ始まったばかりで何とも言えないですけど、ケガとかもないしいい感じ。これから調整していきます」川崎フロンターレは、26日から2月6日まで、綾町の錦原運動公園で一次キャンプを行い、2月16日からは、県総合運動公園で二次キャンプも予定しています。


7.完熟きんかん初せり
 (01/27 06:07)

みやざきブランドとして人気の高い、完熟きんかんの初せりが、全国一斉に始まりました。このうち、宮崎中央卸売市場では、午前7時から、初せりが行われました。皮ごと食べられる完熟きんかんは、糖度16度以上など、厳しい条件があり、なかでも、糖度18度以上で、サイズの大きいものは、「たまたま」と呼ばれ、全体の2パーセント程度しか流通していません。初日の26日、宮崎市場では、完熟きんかんが、3キロ・6000円、「たまたま」は、3キロ・2万円の最高値が付けられました。(きんかん部会・鬼塚紘一部会長)「特にビタミンCが豊富だし、昔から風邪の予防に効くと言われているので、ぜひおいしいきんかんを食べて、健康で楽しい生活をしてもらえれば」今年の完熟きんかんは、9月と10月に、晴れの日が少なかったため、例年より、10日ほど遅い出荷となりましたが、JA宮崎経済連では、去年より多い、約1040トンの出荷を見込んでいます。


8.文化財防火デー 博物館で消防訓練
 (01/27 06:07)

1月26日は、文化財防火デーです。宮崎市の県総合博物館では、消防訓練が行われました。訓練は、県総合博物館にある、民家園から火が出たとの想定で行われ、まず、博物館の職員が、初期消火に当たりました。続いて、駆けつけた消防が放水して、他の文化財への延焼を防ぎました。県では、訓練などを通して、職員の防災意識を高め、貴重な文化財を守っていきたいとしています。


9.運転免許試験 今年も2月から予約制に
 (01/27 06:07)

高校生の卒業シーズンに合わせ、今年も2月から、運転免許試験が予約制となります。対象は、宮崎運転免許試験場が、すべての技能試験と、原付バイク・小型特殊の学科試験。都城と延岡運転免許センターが、すべての学科試験です。予約制による試験は、宮崎が2月2日から、都城と延岡が2月16日から始まり、それぞれ、4月3日までとなっています。予約の受付は1月30日からで、試験会場に電話するか、窓口での申し込みが必要です。


9.自宅に放火の男に懲役3年を求刑
 (01/27 06:07)

自宅に放火した男に求刑です。起訴されているのは、串間市奈留の無職、黒木忠男被告57歳です。起訴状によりますと、黒木被告は、去年10月、串間市の木造2階建ての自宅に火をつけ、全焼させたものです。宮崎地裁で開かれた26日の公判で、検察側は、黒木被告が、「姉に資金援助を断られ、強い絶望感と怒りを抱いた」と指摘、その上で、「親族に対する一方的な恨みによる犯行」などとして、懲役3年を求刑しました。これに対し、弁護側は、執行猶予付きの判決を求め、結審しました。黒木被告に対する判決公判は、2月27日に開かれます。