2008/12/18 09:44
文明の水準の高い国家ほど、個人は間違いなく「元金円天」と交換して、「リピート円天」を使うようになります。
所得税とか、保険料とか、年金とかを給料から差し引かれていますが、「元金円天」購入者にはこれ等が全て免除されるというのであれば尚更のことです。
国家が発行する円天ですから、貨幣と同じ価値があるわけです。ただ、貨幣と較べると円天は四分の一の値打となります。
従って供給サイドは、貨幣の値札の4倍の値札を円天につけるのが自然であります。
需要と供給の関係は、いつも需要関係者が主導権を握っていますから、貨幣よりも円天の方が使用量を上廻るのは時間の問題です。
供給サイドも、貨幣でなくてはならない理由は無いのです。4倍円天で何の不自由もないのです。ただあるとすれば、円天口座の取り扱いだけですが、馴れてしまえば問題はありません。
より便利な装置を民間が開発して、それを国家に売込みに来ます。それを国家が採用して、支払いに貨幣の4倍の円天を支払えばいいのです。
(質問)
円天で支払いを受けた側は、人件費に1,000万円が必要となれば、いくらの円天を国家に支払うことになりますか?
考えてみて下さい!
すぐに解答を見ないで答を出して下さい。
「????」
「????」
(解答)
正解は8,000万円天です。
25%の換金率で2,000万円となります。
消費税が50%とすると、1,000万円を国家に納めて、
人件費1,000万円を手に入れます。
ところが、
その頃には個人が円天口座を持っていますから、国家が8,000万円天を受け取り、その企業が支払う1,000万円の個人に対して、それぞれ「元金円天」を購入した手続きを取り、その4年分を先貸しした「リピート円天」を各自の円天口座に振り込みます。
これはすべて、コンピューターのソフトで行われるのです。
従って、日本円の給料に対しては、計算だけが動いて、国家の日本円は動かないのです。
国家は8,000万円天の回収を果たし、1,000万円分の元金円天を4年分先貸しするのに「リピート円天」を4,000万円天出します。
回収した円天で4年分の先貸しが出来るのです。
それでも、4,000万円天が残っていることになります。
人を使う側は、人件費を支払わない事にはビジネスは成り立ちません。
人件費を日本円(貨幣)で支払うのですから、円天売上だけでは、いつか手持ちの日本円が不足して、手持ちの円天売上を交換しないわけには行かなくなるのです。
一方、
現在の金融システムに関係のある企業はどうでしょうか。「投資家」「借入希望者」があって初めて成立するビジネスです。
国家が供給サイドに対して、必要なだけの円天を無利子で貸し付けするのですから、借入企業の支払うべき人件費は、その借りた円天を換金することで支給できます。
商取引は、日本円の4倍の円天で済みます。
国家が必要なだけ、円天を金利無しで貸してくれるのですから、金利を取り、担保を取る民間の金融機関から日本円(貨幣)を借りる必要は全くなくなるのです。
個人の投資家であっても「元金円天」の事を知れば、金融システムに投資する者は段々と居なくなります。
この情景が浮かびますか。
今の世界が行っている貨幣をベースとしたすべてのビジネスは、今迄通りの金融システムで行けるところまで行けばいいのです。
結果は、実際となって現われてきます。
今の段階で、未来に起こる現在の金融システムと神仏の教える@ABとの比較対照の議論は必要ないのです。
無駄なことです。
まして今は、失礼ながら有権者は円天無知ばかりです。
@ABについての応用問題とそれに対する解答は、これから先も延々と続いていくのです。
10年も、20年も、50年も、100年先も、人間に欲望逓昇の法則が適用される限り、需要と供給の関係が果てしなく上昇を続けていくのです。
その関係を円滑にするために生れてきたのが貨幣制度なのです。
貨幣は発行国家が管理して、民間が民間から金利を稼いだり、金融商品を販売して世界の貨幣を賭博で儲けたり損をさせたりする制度を蔓延させてはいけなかったのです。
いまそれを整理、清算して、金融システムを全部国家が完全管理して、国民に、人類に、需要と供給の関係のみで暮らせる世の中を作る絶好のチャンスが訪れているのです。
この事は、今後1年位のブログの文章の中で、誰にでも判るようになって来る筈です。
大恐慌が国民、人類の前に明らかにされてより、まだ1ヶ月ほどより経っていないのです。
2008年11月23日 午前10時44分
もう一人の自分と 波 和二
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