瑠璃色の踊りたGirl-T3

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help リーダーに追加 RSS 地球へ…第十一話。

<<   作成日時 : 2007/06/18 03:43   >>

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おい、そこの非常識野郎ども。
お前らがどれだけ非常識なのかは、
「コンティニュー・スペシャルのだめカンタービレ」
このインタビュー読めば窺い知れたがな。
この責任は、監督かぁ?
コンセプトデザインかぁ?

アニメ化の許可は、
「地球へ…」だけだったんだろう。
まぁ、竹宮惠子SF作品のキャラクターとそのデザイン、
名前までは、遊びの範疇だ。
…確かにそこまでは、その範疇だ。

だがな。
「ジルベスターの星から」
この作品まで、お前らに陵辱される覚えはない。
ジルベスターのジルの思いと、
トニオ・アロウ・ディシャー博士と、
ヴェガ博士の思いを!
ジルベスターは、確かに初期の移民には失敗した星だ。
けれど、その星は、
トニオ・アロウ・ディシャー博士が人の住める星にする星だ。
その妻、ヴェガ博士が子供をたくさん育てる星だ。
ジルの願う緑豊かな星になるのだ。
希望に満ち溢れている星なのだ。

白いプラネット合金の墓碑。
そこに刻まれたリルケの詩。
“だれがわたしにいえるだろう
わたしのいのちが
どこへまで届くかを?”
確かにそれは、ジルのお墓だ。

その星をナスカにするんじゃない。

原画展で、「ジルベスターの星から」のカラー表紙の原画を見たことがある。
「やぁ…ジル やっぱりいたね…」
こう呟いてしまうFanの心を踏みにじらないで。

なんでもかんでも「平成版地球へ…」に利用しないで欲しい。
「地球へ…」については、
竹宮惠子教授の許可があるので、
どんな作品にされようと、
それは、仕方がないと思う。
竹宮惠子先生へお金が行くと思えば、
DVDも買う気になるよ。
…ああ、わたくしの支払う金額は、
竹宮先生へ全額と言うことでよろしく。
生活削って買うんだ。
アニメ制作者のために買う気はさらさらないぞ。

でも。
他の作品はダメだ。
絶対にダメだ。
許可が下りているのは「地球へ…」であって、
「竹宮惠子作品全般」ではないだろう。
あんたらが弄んで良いのは、
許可の下りている「地球へ…」だけなのだ。

さて、本編。
地球へ…は、受け継がれるものの話なのだが。
ソルジャー・ブルーが存命で何も受け継がれていないので、
虚無感ばかり広がる。
あんたら、別に地球へ行かなくてもいいんじゃん。
地球に恋焦がれていないじゃん。
どうして、地球へ向かわなければならないか、
わかっていないじゃん。

わたくしがわからないのは、
どうして、ジョミーがあそこまで、
カリナ達の世代に支持されているかってことだ。
カリナたちの世代って、
ソルジャー・ブルーどうでも良いのかなぁ…
→結局はソルジャー・ブルーかい(笑)
なにがきっかけなんだよ、その人気はさ。
「ママ」のあのエピソードだけかよ。

原作のソルジャー・ブルーは、
地球と戦うことを覚悟していたけれど、
平成地球へ…のソルジャー・ブルーはどうなんでしょうね。
人間との共存は、人間との戦いの果てにあるものだから。
だから、ソルジャー・ブルーは、
“戦えるジョミー”を求めたのでしょう。
自分ができる限界と、ジョミーができることは違うから。

ジョミーが悩んでいるのも、
ナスカに定住しても良いかという事で、
原作のように、仮の住処にしたのにと言うところが無い。
ソルジャー・ブルーが存命だからいつまでも頼る気になっている。
…独り立ちしていない。
まさに今時の子供だね。
困ったことがあれば、誰かが助けてくれると言う図そのまま。

わたしは、トオニィが生まれて、歓喜の渦の中、
そっと、その輪を抜け出し、悩んでいるジョミーが愛しいよ。

キャプテン・ハーレイ。
彼の独白に一番腹が立った。
ソルジャー・ブルーの時に、そうは思わなかったのか。
“ソルジャー”にだけ責任を押し付ける。
お前ら文句を言うだけなら子供にだってできるんだよ。

マザー・コンピューター。
…ジャムか?人工知性体か?
戦闘妖精・雪風か?
コンピューターが人間を支配する世界と、
SD体制は違うと思う。
SD体制は、人間がコンピューターに依存しているのだ。
なんか違うと思った。
上手く言葉にできないけれど…。
考えが纏まったらなんか語るよ。

平成地球へ…
ジョミーに甘く作っているつもりが空回りしている。
可哀想になぁ。
で、その側近のリオは存在抹殺ですか?
リオはジョミーの最初からの味方なんだけれどね。
…味方もいないのか、ジョミー。
わたしは別にかまわないが、
マリリンの暴れ狂う姿を想像できるよ。

ナキネズミ…
第四部で、ジョミーが
ソルジャー・ブルーを思い出す時まで出演する獣なんですが…
そこまで知性高くて良いのか?
レインだろうがなんだろうがかまいませんがね。
癒し系の獣はあんまり聡くなくて良いと思うよ。
聡くないからこその癒しもあるのだから。
ナキネズミ見ていると、お嬢ちゃま思い出すよ。
→お嬢ちゃまは、つばさの愛犬。故・Cocoa。
2.5キロのマルチーズでした。

フィシス…
確かにソルジャー・ブルーがShangri-laで、
寝たきり老げふげふ。眠り姫しているんなら、
フィシスはナスカに行かないさ。
ただ、原作では、フィシスが、
“地球のシステム”についてジョミーに語っているんだよね。
フィシスはなにが敵かちゃんと理解している。
平成地球へ…のフィシスは行き当たりばったりのようで。
どうもこうも無いなぁ…。

平成地球へ…では、
わたしが愛しいと感じていた、
主人公のジョミーは期待できないようだなぁと、
そう思った回でした。
…きっと見せ場は全部、
眠り姫が浚っていってShootingStarになるんだ。
それは嫌。絶対に嫌。
でも、きっとこの予想は裏切られない。

「ジルベスターの星から」はここに収録されています。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
栗原さん、はじめまして。はやおきと申します。

人類側の、ナスカへの攻撃方法が、原作とは別の形にならない限り、ジルの墓碑の上に、雨ではなく、ミサイルが降り注ぐことになりそうで、
考えると、気が滅入りますね。
その有様を思うと、今から余りに恐ろしいので、私は自分のブログの方で、こっそり妄想を繰り広げて、来る日のダメージの軽減を計りました。
またそれとは別に、ジルの想いを受け取るアロウは、ナスカの惨劇のあとに、あの地を踏み、
ジルベスターを緑の星に甦らせる・・・という、エピソードを加えてくださらないものかと、アニメのスタッフさんの温情に期待しているのですが、
こればかりは、先様のご意向次第・・・。

それぞれの作品に、切ないまでに純粋な愛慕の情を注ぐFANの方もいらっしゃるであろう竹宮さん作品です。その方々の大切な宝物に、土足で踏み入り、更に踏みにじって立ち去るような、心ない扱いだけはなさらぬよう、
最大限の留意を払って、別作品のキャラクターを用いてくださることを、願ってやみません。
はやおき
2007/06/18 10:02
>はやおき様。
こんばんは。はじめまして。
コメントありがとうございます。
名前とキャラの姿だけの使い方ならわたしもいいのですが。
まぁ、これが、今時のアニメ化なんでしょうね。
色々怒りながら。
二十四話走り抜ける所存でございます。
今後もよろしくお願い致します。
つばさ
2007/06/19 00:46

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