昨年大みそかに生放送された第59回NHK紅白歌合戦の視聴率が2日、ビデオリサーチから発表され、関東地区は第1部(午後7時20分〜9時25分)が35.7%、第2部(同9時半〜11時45分)が42.1%だった。第2部は、05年の42.9%以来、3年ぶりに40%を超えた。
NHKによると、視聴者から「かつて家族そろって楽しんだ紅白を久しぶりに感じた」などという反響が寄せられたとしている。不景気で在宅率が高かったことも少なからず影響しているようだ。
ほかの地区では、第1部、第2部の順に、関西が35.4%、41.6%、名古屋が42.2%、46.6%、北部九州が33.2%、41.3%、札幌が25.9%、31.3%。
民放の同時間帯の関東地区の主な視聴率は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP!!・第3部」(日本テレビ、午後8時20分〜1日午前0時20分)が15.4%、「格闘技史上最大の祭典Dynamite!! 勇気のチカラ2008」(TBS、午後9時〜11時)が12.9%だった。