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羞恥心涙の熱唱「普通のおバカに戻ります」

 08年に一大おバカブームを巻き起こした3人組ユニット・羞恥心が2日、ユニットとしては最後の仕事となるフジテレビ・関西系で放送された「クイズヘキサゴン2新春3時間スペシャル」に出演した。3人は島田紳助(51)らヘキサゴンファミリーに見守られ、最後に涙ながらに「羞恥心」を熱唱。約9カ月間の活動にピリオドを打った。それに先立ち1日には神戸、東京でイベントを開催。ファンにも最後の別れを告げた。

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 おバカで明るいイメージの羞恥心。だが、最後は3人とも涙、涙だった。2日夜に放送された「ヘキサゴン2」の新春スペシャル。番組のラストでデビュー曲「羞恥心」を歌った際には、ヘキサゴンファミリーも涙し、感動的な雰囲気に。上地雄輔(29)はストールで何度も涙をぬぐった。

 同番組は昨年末に収録済みだったため、事実上の最後の仕事は元日に神戸と東京で行ったイベントだった。ユニットとしてファンと触れ合うのは、これが最後。メンバーは大みそかの紅白出演後、翌朝5時半に起床し空路神戸入り。午前中に神戸でのイベントを終え、今度は新幹線で東京へ戻り、2回のステージをこなした。

 超強行スケジュールにもかかわらず疲れもみせず「弱虫サンタ」など5曲を熱唱。最後はキャンディーズばりに「僕たち3人は普通のおバカに戻ります」と言い残し、ステージにマイクを置いて去っていった。3人の目には涙があふれていた。

 昨年4月にシングル「羞恥心」でデビュー以降、おバカブームの担い手として大活躍してきた。年末にはレコード大賞の特別賞を獲得し、紅白にも出演。太く短い活動だった。リーダー・つるの剛士(33)は「いろんな人に応援していただきありがとうございます」と感謝。上地も「本当にありがとうがいっぱいです。みなさんのおかげで小ちゃい子からおじいちゃんまで手を振ってくれるような3人組になりました」と号泣。最後はおバカ抜きであいさつしていた。

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