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大みそか恒例の「第59回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。フジテレビ発の「羞恥心 with Pabo」はフジでも番組出演者がメンバーの出番を見る様子を生中継し、異例の2局完全ジャック。また、森進一(61)は「おふくろさん」を2年ぶりに解禁。右手を負傷した浜崎あゆみ(30)は無事に出場した。4年連続で白組が勝利し、通算成績は白組の31勝28敗。
今年の「変」な日本を和ませ続けたヘキサゴンファミリーが、大みそかにNHK、フジテレビと異例の2局“完全ジャック”を果たした。
紅白初出場の「羞恥心 with Pabo」は「羞恥心~陽は、また昇る 紅白スペシャル」の熱唱を、フジ系「FNS2008年クイズ!」の生放送内でも出演者がテレビ観賞。チャンネルの垣根を越えた奇跡の大合唱がお茶の間に響いた。
フジ系「クイズ!ヘキサゴン2」の司会を務め、10月のNHK「お台場から生放送! 秋の夜長もさだまさし」に出演したフジ・中村仁美アナ(29)は民放アナ初の紅白参戦。自局マーク入りの「フジ代表」Tシャツを着て、ステージ上で応援旗を揺らし「感動しました」と声を弾ませた。
「FNS―」に出演中だった小島よしお(28)、品川庄司、アンガールズら「ヘキサゴンオールスターズ」も駆けつけ、フジとNHKの旗を振り回す大騒ぎ。おバカな絆(きずな)で結ばれた総勢20人が「歌の力 ひとの絆」をテーマに掲げた紅白を盛り上げた。
「FNS―」ではNHKホールの駐車場からテレビ電話中継も敢行し「羞恥心―」が紅白と時間差で掛け持ち出演。夢舞台でフジとの“大連立”を遂げたNHK関係者は「話し合いで、互いに盛り上げていこうという方針です」。共闘に誇らしげな笑みを浮かべた。
2日に歌手活動を休止する「羞恥心」の上地雄輔(29)は「一曲入魂。最高でした」と最後も“珍回答”で締めた(実際はメドレー2曲)。ヘキサゴン一家は歌合戦の出番を終え、バスでフジテレビに急行。氷川きよしが大トリを務める真裏で紅白の熱唱を再現する荒業で一年を締めくくった。
(2009年1月1日06時04分 スポーツ報知)