他人の家に侵入、PCにウイルスなどしかけパスワード不正入手 900万円を詐取の男逮捕
他人の家に侵入し、パソコンにウイルスなどを仕掛けてパスワードを不正に入手し、ネット口座から金をだまし取っていた、37歳の男が逮捕された。
逮捕された無職・近藤隆昌容疑者(37)は、2008年、都内の会社員(36)の男性のネット口座に不正にアクセスし、預金およそ900万円をだまし取った疑いが持たれている。
近藤容疑者は、男性宅に侵入し、キーボードの入力情報を記録する「キーロガー」というソフトを組み込んだウイルスをパソコンに仕掛け、パスワードを不正に入手していたという。
近藤容疑者は、侵入して盗んだパスワードを使い、証拠が残らないよう、複数のネットカフェから不正アクセスを繰り返していたという。
調べに対して、近藤容疑者は、容疑を大筋で認めている。
近藤容疑者の手帳には、およそ20人分のカード番号などが記載されていて、警視庁は、余罪を追及している。
(01/26 12:49)