2009年1月25日 20時8分更新
津山市など県北東部の7つの市町村が共同でごみ処理を行うための一部事務組合を設立する計画をめぐり、美作市と西粟倉村が計画から脱退したことを受けて津山市などは残った5つの市と町で計画を進めていくことになりました。
津山市など県北東部の7つの市町村では、ことし4月に共同でごみ処理を行うための一部事務組合を設立し、津山市の領家地区に新たなごみ処理施設をつくって7つの市町村で出るごみを処理する計画を進めてきました。
しかし1月に入って美作市が「施設を建設する費用の分担の割合が適正でない」として計画から脱退したのに続いて西粟倉村も「美作市と歩調を合わせる」として脱退しました。
このため、津山市が中心となって残った5つの市と町で今後の計画の進め方を話し合った結果、5つの市と町だけで予定通りことし4月に一部事務組合をつくることで合意しました。
津山市の桑山博之市長は「参加する自治体が減れば、出るごみの量も減るので、ごみ処理施設の規模を小さくすることができ、維持管理費も抑えることができる。
5つの市と町だけで計画を進めてもコストが高くなるとは考えられず、問題はない」と話しています。