フィクションのような、ノンフィクションのような、そんな抽象的なお話。
テスト勉強に飽きてついやってしまった。 気にしないでくれたまえ。
続きが出るかどうかは僕の気分しだい。 むしろ気になっちゃったら負け!
フィクションを織り交ぜた、ノンフィクションのような僕のちょっと昔話。
どうとらえるかは自由
これは、引きこもりである高校生の、精一杯青春した切ないお話。
とある県立高校の情報科にその子はいた。 家に帰ればパソコン、学校では興味のある授業以外は寝てる。 そしてまた家に帰ればパソコンという暮らしのその子は、自分からしても客観的に見ても青春とは無縁だった。
その子は高校2年の終わりまでその生活を続けて、引きこもりのレッテルを貼られ続けてそのまま高校最後の一年を迎える。
専門家の高校はほぼ課題研究という項目が3年生で出てくる。 その子は普段の高校生活は最悪だったものの、成績はまぁまぁな数字を出していて、大学を指定校推薦で受けるつもりだった。 そのためには課題研究が一番ネックとなる項目だったのだ。
その子はもともと、パソコンが好きなのは言うまでもなく、その好きが講じて自作パソコンを年に4回作るような、とにかくものづくりが好きな子だった。回路から組み立てていろんなICを使って形に残るものはもちろん、プログラムなどの形にはのこらないがデータで残るものなど、なにか自分で作り上げるのが好きだったのだ。
そしてその子はマスタースレーブロボットというのに興味を持った。 腕や足に可変抵抗をつけた機械をつけて、その抵抗値を赤外線で離れたところにあるロボットに送って、ロボットにも同じ動きをさせるという主人と下僕のような関係のロボット。 簡単に言えばラジコンのようなものだが、コントローラーが自分の体で、動かす本体が離れたロボットという感じだ。
それを作ろうと思いついたその子は担当の先生に相談、予算と日数、そして僕の技術的なスキルが足りるかどうかを相談してるときに、僕と同じ物を作りたいという子がほかに3人いた。 そこからその子の切なく苦い青春が始まる。
その子はありきたりなパソコンをいじる部活に入っていた。 物を作る部活もあったのだが、その子はその部活には入らずに、それでいてもその物を作る部活に部員よろしくなほど顔を出していた。
そして3人のうち1人は部活で一緒だけどあんまりしゃべらない男の子、そして1人は物を作る部活に入っていた女の子。 その女の子とはなぜかよくしゃべっていた。 そして最後の1人もその部員の女の子の1人だった。 クラスは一緒でもほぼ接する機会の無い子だった。
研究費用1人5万の課題研究。これで4人揃って20万使えるようになった。 費用の面はこれで解消された。
次に時間。4人で正確に仕事を振り分けてスムーズにやれば余裕で間に合うようになった。1人では無理だったこともこれで解消。
最後にスキル。 その子と同じ部活だった男を除けば、みんなそれぞれ物を作るスキルはバツグンだったので、綺麗にものづくり精鋭部隊が集まったことによりこれもなんとかなりそうだった。 これからこの4人で1年かけてロボットを作っていくこととなる。
ここらで登場人物の名前を決めておこう。 主人公のことをショウ、もう1人の男をタツ、ショウとよくしゃべってた女をアユミ、そしてもう1人の女をトミーとしよう。
作り始めたころは週4時間ある課題研究の時間と、放課後の2時間くらいを使って4人で試行錯誤を繰り返しながら大まかな設計図を作っていく。 その途中でショウとアユミ、タツとトミーのペアで体につける側の装置とロボット側を作るグループに分けた。
ショウは人間側につけるほうの装置を作り始めた。 回路を考えてICを用意して、基盤に半田付け。オシロスコープでちゃんと波形が出ているかを確認。 この時点ですでにショウたちはだいぶ苦戦していた。 なんど回路を確認しても、回路を作り直しても正しくきれいな波形が表示されなかったのだ。 そんな苦戦を強いられている中、トミーは進学する大学が超有名どころで倍率が非常に高く、スパルタな勉強を強いられて課題研究にあんまり参加できなくなり、同時にタツも来なくなった。
これからは必然的にショウとアユミの二人で課題研究を進めていくこととなる。
それからというもの普段の日程に組み込まれた課題研究の時間は各々の割り当てられたことをしっかりこなしていた。
タツはなぜか読書、トミーは大学に向けての猛勉強、ショウとアユミはロボットの作成。 そう、これが自然と定着していた。
2ヶ月くらいたったころからショウとアユミは、限られた時間に危機感を感じてタツとトミーに講義するものの、結局変わらずにだんだんと壁ができていくように感じた。
しかたなく二人は休日も学校へ来てロボットの作成に取り掛かった。 ショウはPICに入れるプログラムと人間側につけるほうの回路を考え、アユミはロボットの回路と体を作る担当に分かれた。
そもそも二人とも真剣になると熱中しすぎで時間を忘れて夜中遅くまでやってしまう悪い癖があり、時間を午後7時までと決めて先生たちに迷惑をかけないようにとしていた。 でもそれは休日だけの話、平日は日付が変わるか変わらないかのところまで作業を続けていた。 必然的に二人きりの時間が増えていくようになった。
放課後夜遅くになるとほかの生徒たちの声は一切聞こえなくなり、二人に聞こえるのは作業中のこまごまとした音だけ。 そんな状況の中で二人は手を動かしながら作業が終わるまで会話をするようになる。
毎日毎日夜遅くまで日ごろの他愛も無い会話やテストの点数、タツへの愚痴やウザい先生の悪口、いろいろ会話は尽きないものの、二人の気はよく合った。
つづく・・・?
2009/01/26 02:30|ネタ・その他| Comment:(0)|Trackback:(0) |▲Top
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