コーヒーを飲みすぎると「霊感」が強くなる!?　英大学研究結果に物議

photo by Scribblings of Light
　ちょっと疲れた時や昼食の後などに何気なく飲んでいるコーヒー。カフェインのおかげで眠くならずに済んでいる人も多いですよね。しかし、何事も摂りすぎはよくないようで、「カフェインを摂取しすぎると幻覚を起こしやすくなる」と発表した研究が話題になっているようです。

この研究内容はSKY NEWSが流したニュースで、ダーハム大学（イギリス）で行われたリサーチだそうです。研究対象は学生200名で、一日何杯コーヒーを飲んでいるかを聞いたとのこと。7杯以上と答えた人たちは、一日1杯以下と答えた人たちより3倍の確率で「存在しない人の声を聞いた」と答えたそうで、それ以外にも「実在しないものを見た」や「死んだ人がいるような気がする」などが共通の回答としてあったようです。

そもそもなぜカフェインが霊感とリンクしているのか？一つは「コルチゾール」というホルモンの分泌にあると指摘しています。人はストレスを感じていると、このコルチゾーンの分泌が活性化されるようで、カフェインにはコルチゾーンを更に作り出す効果があるとのこと。この大量に発生した「コルチゾーン」が幻覚を起こす原因の一つなのかもしれない、と指摘しています。

研究対象の「学生200名」というところが偏り過ぎではないかと思えなくもないですが、この記事についているコメントには…

・コーヒーを飲み始める前の方がいろんなものを見ていたような…。
・「マクドナルドを食べると野球帽を被りたくなる」と言われて信じる人がいるか？酷い研究だ。
・毎朝、エスプレッソを1杯、日中は何杯も飲んでいるけど、何も見たことはない。でも「感性」が鋭くなるような気がするのは確か…。もしかしたら本当に何かあるのかもしれないですね。
・この研究は、学生が週末飲みすぎた後にでもやったんだろ。変なものが見えるモノも吸っていただけじゃないの？

と様々な意見が寄せられているようです。

幻覚を起こすこと自体は精神的な病ではないらしく、カフェインの摂取に関わらず約3％の人は何かしらの「声が聞こえる」そうなので、この研究結果自体、誤差の範囲内ではないかという見解も。確かに、コーヒーを飲みすぎると寝られなくなったり、少し「ハイ」な気分にはなりますが、それにしても霊が見えてしまうまでは…。こればかりは個人差なのではないでしょうか。


written by トレンドGyaO編集部

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