スキーUHB杯ジャンプ大会 山田 いずみ選手、2位を大きく離し5連覇達成
今回の世界選手権から正式競技となるスキーの女子ジャンプ。日本のパイオニア、山田 いずみ選手(30)が中学1年で初めて飛んだ日から17年。待ちに待った世界との戦いへ踏み出す。
北海道・札幌市で24日、ジャンプのUHB杯が行われた。
2月にチェコで初めて開催される女子の世界選手権に、悲願の出場を決めた山田選手が参加した。
山田選手は17年前、当時13歳でまだあどけなさの残る中学生だったが、女性で初めてノーマルヒルを飛んだ女子ジャンプのパイオニアだった。
当時、山田選手は「やっぱり空中に浮いた時に風が来たりして、もっと浮いた時が一番気持ちいい」と話していた。
UHB杯で5連覇を目指す山田選手は1本目、混戦の中、高い飛型点でトップに立った。
山田選手は2本目も安定したジャンプを飛び、2位を大きく離し、5連覇を達成した。
念願の世界選手権へ向け、山田選手は大きなはずみをつけた。
山田選手は「待ちに待った世界選手権がやっと迫っているので、自分の力を100%発揮できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と話した。
(01/24 18:55)