大ジャンプで場内を沸かせた葛西だが「踏み切りのタイミングがずれた。失敗しなければもっといったのに」と顔をしかめた。それでも笑顔は絶えず、「予選トップ通過はうれしい」と声を弾ませた。
W杯総合首位を走るアマン(スイス)ら上位陣とは「差は10メートルぐらいある。こんなのでは駄目」と冷静な思いも。「もう少しスムーズに飛べれば3メートルから5メートルぐらいには縮められる」と、必死に食らいつく気持ちを表現した。(共同)