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白馬ジャンプ競技場:来年末までに改修 国際ルール改正に対応 /長野

 県の来年度当初予算の要求概要に、白馬村の白馬ジャンプ競技場のラージヒルジャンプ台改修費約2億6600万円が盛り込まれている。ジャンプ台は98年の長野五輪ジャンプ団体で原田雅彦らが金メダルを獲得した舞台。国際スキー連盟(FIS)から国際ルール改正への対応を求められていた。現状では公認が延長されず、ワールドカップなど国際大会を開催できないため、期限が切れる10年末までに改修する方針だ。

 ジャンプ台は92年完成、93年10月に現在の形となった。ラージヒルを県が、ノーマルヒルを白馬村がそれぞれ所有。開設から15年以上が経過し、老朽化が進む。台の形状も現行ルールや技術に合わなくなり、将来的に大規模な改修が必要とされていた。

 県教委スポーツ課によると、ランディングバーンのマットの張り替え、助走路の転倒防護板の移設、防風ネットの張り替えなどを計画している。工事はシーズンなど避けて2年がかりで実施する予定。

 スポーツ課は「(木島平村出身の)湯本史寿選手がワールドカップ(ノルディック・ジャンプ個人)で優勝するなど県内でも五輪を狙える有望な若手が出てきている。今後もジャンプ振興できるよう、公認を取って大会を開けるようにしたい」と話す。【福田智沙】

毎日新聞 2009年1月23日 地方版

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