麻生太郎首相は24日、ロシアのメドベージェフ大統領と約15分間電話で協議した。大統領は2月中旬にロシアのサハリンで開かれる液化天然ガスの生産開始を記念する式典に首相を招待。その際に首脳会談を開いて「2国間のすべての問題について話し合いたい」と提案した。
首相は「検討の上、回答したい」と応じるとともに、日ロの課題について「話し合いを積み重ねて良い結果を得られるようにしたい」と述べた。式典への出欠は、国会審議などを見極めた上で判断する見通しだ。
電話協議はロシア側の申し入れで行われた。両首脳の会談が実現すれば、昨年11月のペルー以来。
(24日 21:39)