任天堂関連ニュース
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8/21 共同通信経済ニュース速報
任天堂は21日、京セラと共同で計画していたデジタル衛星によ
るテレビ放送ビジネスへの参入を断念したと発表した。参入の中心
となるはずだった「衛星デジタル音楽放送」(通称、セント・ギガ)の減増資計画が33・4%を保有する53の株主に反対され、事業推進が難しくなったためとしている。
同社はセント・ギガに派遣している代表取締役の山口公生氏ら5
人を引き上げ、スポンサーとなっているゲーム・プログラムのデー
タ放送も来年の3月末で打ち切る。
共同で参入を予定していた京セラには、7月31日に任天堂が事
情を説明、8月6日に京セラの稲盛和夫名誉会長と任天堂の山内溥
社長が会って参入断念で合意した。
任天堂は今年1月、セント・ギガの資本金を60億円から8割減
資した上で新たに増資を行って財務基盤を強化、BS4後発機を使
った事業を展開すると発表した。2000年に次期放送衛星BS4
後発機が打ち上げられるのをにらみ、セント・ギガを通じて広告収
入で運営するテレビ放送を始める計画だった。
減増資が株主の反対に遭ったことについて任天堂の辻昭男常務は
「反対の声があるとは聞いていたが、ここまでされるとは思ってい
なかった。反対の詳しい理由は分からないが、それなりの考えがあ
るのだろう」とぶ然と話した。
セント・ギガの1998年3月期の経常損益は3億円の黒字だっ
たが、88億円の累積損失を抱えている。任天堂と山内社長の2者
で株式の約24%を保有している。
セント・ギガは、音楽放送の免許申請を21日付けで行っていて、BS4を使った事業自体は行う方針。
8/21 任天堂のほむぺ
1/27に京セラと一緒にBS4後発機による衛星放送ビジネス参入すると発表していましたが、セント・ギガの大幅減資が出来そうもないために計画を白紙に戻すことになりました。
6/3 時事通信ニュース速報
全日本空輸は三日、子供に人気の漫画ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターの絵を、ジャンボ機など二機の外装に大きく描き、七月二日から国内線に就航させると発表した。愛称は「ANAポケモンジェット」。夏休みに合わせ、ポケモン塗装の機体を投入することで、幼いうちから全日空のファンになってもらう作戦だ。また、七月十八日から八月三十一日までの期間限定サービスとして、国内線のほぼ全線(A320型機を除く)で、今夏劇場上映予定の映画「ピカチュウのなつやすみ」(約二十分間)の機内上映も実施。特別塗装の二機では、ポケモンをデザインした紙コップなども使用する。
※塗装費用は5000万円。
5/27 共同通信ニュース速報
会社更生法の適用を申請したアサヒコーポレーション(福岡県久留米市)の保全管理人の西山陽雄弁護士と、人気アニメ「ポケットモンスター」(ポケモン)の版権を管理する小学館プロダクション(東京)の高石哲夫社長は二十七日、久留米市役所で会見し、版権使用料未払いで中止していたポケモン子供靴の生産を六月に再開することで正式合意した、と発表した。
アサヒが新たに生産するポケモン靴の版権使用料を生産段階で現金で支払うことが条件。契約は八月末までで、問題がなければ更新する。アサヒは新しくデザインした三種類を中心に、三カ月間で約三十万足生産する計画。未払いの使用料は当面、凍結する。
高石社長は「早くポケモン靴を子供たちに届けたかったのと、地元や労組の熱心な要請も勘案した。再建の足掛かりになれば幸いだ」と述べ、西山保全管理人は「ポケモン靴は大ヒット商品。更生法適用への大きな要因になる」と話した。
アサヒは昨年十月からポケモン靴の生産を始め、同プロからの要請で四月上旬に生産を中止するまでの間に約百七十万足を生産。全生産量の約一割を占めていた。
05/26 共同通信経済ニュース速報
【ニューヨーク26日共同】米国任天堂は26日、米がん具メーカー大手のハスブロと提携し、同社にアジア地域以外の世界市場で、日本の小中学生の間で人気の「ポケモン」ゲームやキャラクター商品を生産・販売する権利(ライセンス)を供与した、と発表した。ハスブロは、米国市場で10−12月期にポケモン関連製品を発売する。
ポケモンゲームシリーズは任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」向けに最初に商品化され、日本では関連製品の当初18カ月間の売上高が約40億ドル(約5500億円)と巨額に上っている。150種類のモンスターを集めて調教し、世界最高のポケモン調教師になるのがゲームの目的。
昨年はポケモンのアニメ番組をみていた多数の児童らが、吐き気を訴えるなどして病院に運ばれる騒ぎがあるなど、ポケモンブームは日本で大きな社会現象にもなった。
ハスブロは、9月7日から全米の主要40市場とカナダ向けに週5日間のアニメ番組の放映も開始する。
03/06 朝日新聞ニュース速報
小学生らに人気のゲームソフト「ポケットモンスター(ポケモン)」がカラー画面で遊べるようになる。任天堂は六日、携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」で、カラー液晶表示を搭載した新機種「カラーゲームボーイ(仮称)」を発売する方針を固めた。新機種は、シャープの「スーパーモバイル液晶」を採用する。八月ごろに、日本と海外で同時発売する予定で、国内の価格は九千円前後になる見通し。
本体の大きさは、発売中の「ゲームボーイポケット」とほぼ同じ。電源は単三乾電池二本を使う。新型液晶は電力消費が少なくてすみ、電池寿命はモノクロの従来機種を上回るという。開発中のカラー対応ゲームソフトは、ポケモンシリーズを含む数種類で、価格は従来の三千円前後とほぼ同じという。
任天堂は、ゲームボーイの画面表示のカラー化を検討してきたが、従来型の液晶表示装置では、電池の寿命が極端に短くなる上、本体がかさばり、価格も高くなるなどの理由で難しかった。
従来のモノクロ用のゲームソフトは色数の少ない疑似的なカラー表示で遊べるほか、フルカラー対応ソフトの開発もする。
※電池寿命は10時間くらい。すごいね(^o^)
01/14 時事通信ニュース速報
任天堂は、万歩計タイプの携帯ゲーム機「ポケットピカチュウ」を三月二十七日に
発売する。ゲーム機のモノクロ液晶画面に、同社の人気キャラクター「ピカチュウ」
が登場。歩いた歩数に応じてピカチュウが成長し、いろいろなしぐさを覚えるという
。バンダイの「たまごっち」の売れ行きが頭打ちとなる中で、育成型携帯ゲーム機市
場の新たな人気商品を目指す。
ゲーム機には時計が内蔵されており、朝方はピカチュウが歯磨きし、夜にはふろに
入るなど、時間の経過とともに画面が変わるほか、ゲーム機を身に付けて歩くと画面
内のピカチュウも歩く。サイズは縦約六センチ、幅約五センチ、厚さ約二センチ。価
格は二千五百円。初年度百万個以上の販売を見込んでいる。
ピカチュウは、同社の人気ゲームソフト「ポケットモンスター」に登場するキャラ
クターの一つ。昨年末に起きたアニメ番組の騒動で一躍、大人にまでその名を知られ
るようになった。
11/13 毎日新聞ニュース速報
任天堂が13日発表した1997年9月中間決算は、国内でのゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター」や海外でのニンテンドウ64の売れ行き拡大などで、前年同期の減収減益から増収増益に転じた。売上高は2029億円で前年同期比55・9%増。経常利益は同63・5%増の490億円となった。
爆発的ヒットとなったポケモンソフトの中間期の販売本数は380万本で、昨年2月の発売以来、累計694万本となった。 【田畑 悦郎】
11/13 時事通信ニュース速報
任天堂は十三日、家庭用64ビットゲーム機「ニンテンドウ64」の一九九七年九月末
時点の累計出荷台数が千百五十万台になったと発表した。内訳は国内二百四十七万台
、米国六百七十七万台、その他の地域が二百二十六万台。
ソフトの種類が少ないため、九七年三月末時点から四十三万台しか上積みできなか
った国内実績に対し、年間で三百三十五万台増加した米国を中心に、海外は好調だっ
た。
今後、九八年三月末までに累計で千八百十二万台出荷する計画。内訳は国内四百五
十四万台、海外が千三百五十八万台となっている。
09/16 時事通信ニュース速報
任天堂は十六日、同社の携帯用ゲーム機「ゲームボーイ」向けソフト「ポケットモ
ンスター」(通称ポケモン)の国内出荷本数が、八月末時点で六百二十二万本に達し
、国内市場で、出荷本数ナンバーワンのテレビゲーム用ソフトとなったことを明らか
にした。
国内出荷本数でこれまで首位だったのは、同社の家庭用8ビット機「ファミリーコ
ンピュータ」向けソフト「スーパーマリオブラザーズ」。三月末時点の出荷本数は六
百十八万本だが、一九八五年九月の発売から既に十二年たち、売れ行きは頭打ちとな
っている。
「ポケモン」は九六年二月末に発売。ソフトには約百四十種類のモンスターのデー
タが入っており、友達同士でデータを交換したり対戦を楽しめることから、小学生ら
の人気を集め、市場に登場して一年半で「スーパーマリオ」を抜いた。
08/21 読売新聞ニュース速報
バンダイは二十一日、人気がん具「たまごっち」のキャラクターを使ったすごろくゲームのソフトを任天堂のゲーム機「NINTENDO64」用に開発し、十二月初旬に売り出すと発表した。バンダイは今年五月、セガ・エンタープライゼスとの間で、合併を解消する代わりに業務提携することで合意しているが、目玉事業でセガのライバル社との共同開発が先行する形になった。
発売が決まったのは、「64で発見!たまごっち みんなでたまごっちワールド」。二個のサイコロを使って盤上のコマを進め、ポイントを集めることでオリジナルの「熟たまごっち」に育成する。価格は六千八百円で、来年三月までに百万本の販売を計画している。
人気キャラクター「たまごっち」のゲーム機版が、任天堂向けとなったことについてバンダイは、「テレビゲームは開発期間が長い。セガとの商品化も進めているが、任天堂向け発売時期の方が早くなった」と説明しており、来春に予定する別の人気キャラクター「デジタルモンスター」のTVゲーム化では、セガ向けを先行発売するという。
07/14 毎日新聞ニュース速報
◇日本のカルタ発祥地・福岡県大牟田市の三池カルタ記念館は、明治時代に任天堂が作った国産第1号トランプを米国で発見。その複製を15日から初公開する。ところが、このカード、「クローバーの3」の左右の端のマークがスペードになっている。
◇カード研究者の話では明治初期、国内のトランプは輸入品頼り。そこで任天堂が1902(明治35)年、米国から中古機械を購入し作ったのがこのトランプだという。
◇ミスプリントの原因などは不明だが、印刷も裁断も驚くほど精巧で、それまでの手作りとは比較にならないほど見事な出来ばえ。ひょっとしたら国産第1号はマジック用?。【友田 道郎】
07/14 時事通信ニュース速報
▽…「『たまごっち』は面白い」とバンダイのヒット商品を高く評価するのは、山
内溥任天堂社長。そのヒットの秘密を「キャラクターを育成できることにある」と分
析。六月下旬に、任天堂の携帯用ゲーム機「ゲームボーイポケット」向けソフトとし
て発売した「たまごっち」も、初回五十五万本出荷してもう品切れ。家庭用六十四ビ
ット機「NINTENDO64」のソフトとしても売られる予定で、たまごっち人気は
同機の販売増につながるとの期待も同社長にはある。
▽…任天堂が来年三月に発売する六十四ビット機の周辺機器「64DD」にもキャラ
クターの育成、交換といった従来のテレビゲームにはない要素が加わる。社長就任後
五十年近くになる山内社長は、この事業で「一つの区切り」にしたいという。「64D
D」の成否が同氏の“花道”とも絡み注目を集めそうだ。
07/07 時事通信ニュース速報
任天堂は七日、家庭用64ビットゲーム機「NINTENDO64」用周辺機器「64デ
ィスクドライブ」(64DD)を一万円前後で一九九八年三月に発売することを明らか
にした。64DDはゲーム機に接続して利用するシステム拡張ユニットで、磁気ディス
クにデータを書き込めるのが特徴。同社の戦略商品として注目されている。
また、64DD向けのソフトとして「ポケットモンスター」など四種類を順次発売。
ディスクにデータを書込む方法は、 1電話回線とサーバーを接続するか 2書き込むた
めの機器をゲーム専門店などの店頭に設置する−などを検討している。価格は一本当
たり三千−五千円程度になる見通し。
07/09 毎日新聞ニュース速報
爆発的なブームが続いているバンダイの「たまごっち」が、任天堂の64ビットテレビゲーム機「ニンテンドウ64」に登場する。任天堂の山内溥社長が8日までに明らかにしたもので、従来のモノクロの超ミニ画面がカラーのテレビ大画面になるうえ、複数のたまごを育てられるため、家族や友達同士で“子育て”を分担しながら遊べるのがミソとなりそうだ。
任天堂は“子育て感覚”を継承しながらソフトを開発し、バンダイが販売を担当。今年のクリスマス商戦に投入する。
バンダイは6月27日、任天堂の携帯用ゲーム機「ゲームボーイ」向けのたまごっちソフトを発売。1週間で45万本を完売するなど好調だが、「ニンテンドウ64」(昨年6月発売)の方は人気ソフトに恵まれず、今年3月末までの国内販売台数は204万台と、当初見込みを下回っている。
「たまごっち」の「64」進出は、販売にテコ入れしたい任天堂と、市場拡大を狙うバンダイとの思惑が一致したため。一人でひっそり育て上げるパーソナルな感覚が受けた「たまごっち」が、「64」のアットホームな環境ですくすく育っていくかどうか−−。【田畑 悦郎】
Copyright (C) Yukie Sato.