文部科学省&教育の問題&いじめ

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北海道滝川市教委の特集

滝川市教育委員会指導室長の千葉潤
いじめ苦に自殺、市教委が隠蔽 批判相次ぐ
滝川市教育委員会の自殺隠蔽工作
自殺 小6女児が遺書…遺族はいじめ原因と訴え
教育者の解雇処分・・困難だ
いじめを知らない幸福−北海道滝川市
厠中御免下さい
追う 北海道 滝川小6自殺 2006年10月17日(読売新聞)

女児自殺、教育委「いじめの認識ない」 10/03/06(TBS)

ラジオで道教委は担当者の意識改革が必要と言っていたが、 意識改革では無理。重い処分が必要。本当に道教委が問題であると 考えているのであれば、重い処分も選択出来る。

道教委が、「みざる きかざる いわざる」のような体質でなければ 勝手な判断をした担当課長は、「道教委は、道内の市町村教委に対して、 これまで繰り返し『いじめの判断は、いじめられた児童生徒の立場になって行う』 『早期に適切な対応を取る』などと通知してきた。」状況を 無視し続けたことになる。これでは道教委に問題があるのか、担当課長に 道教委の姿勢を理解できない重大な問題があったと思われる。

多くの教育委員会が問題を抱えていると思われる。大なたを振るって 大量処分やリストラそして人材の入れ替えが必要。こんな状態では 税金の無駄使い。効率よく税金を使い、世界に誇れる教育システムを作るべき。

滝川いじめ自殺 道教委も遺書放置 6月に市教委が報告 10/14/06(北海道新聞)

 滝川市内の小学六年生の女子がいじめを苦に自殺した問題で、道教委が今年六月の段階で滝川市教委から遺書七通のうち四通を入手し、いじめがあった可能性を強く認識していたことが十九日、分かった。道教委はその後も滝川市教委に対して積極的な指示を行わず、いじめの有無に関する判断を含めて対応を任せきりにしていた。道教委は同日、「滝川市教委に適切な指導をしなかったことは申し訳ない」と、対応に問題があったことを認めた。

 関係者によると、滝川市教委は六月二十一日、遺族から遺書七通のうち六通を入手。同月二十七日、そのうち四通のコピーを空知教育局(岩見沢)に届けた。

 空知教育局の幹部は北海道新聞の取材に対し、遺書を読んで「(いじめの)疑いを持った」と述べ、その段階でいじめの可能性があるとの認識を持っていたことを明らかにした。

 しかし、「(市の)教育委員の中で当然、議論される」などと考え、滝川市教委の調査結果を待つだけで、具体的な対応を指示しなかったという。

 また、遺書のコピーは空知教育局が入手した二日後、道教委の学校安全・健康課に届けたが、担当課長には報告されていなかったことも分かった。

 担当課長は、「遺書の内容は、いじめと判断すべきものだった」として、早期に報告が上がっていれば、道教委として滝川市教委を指導していたはず、との認識を示した。

 道教委は、道内の市町村教委に対して、これまで繰り返し「いじめの判断は、いじめられた児童生徒の立場になって行う」「早期に適切な対応を取る」などと通知してきた。滝川の事件発覚後、今月十七日にも同様の通知を出し、滝川市教委の対応を暗に批判していた。

教育委員長も辞意表明 北海道の小6女児自殺問題で 10/14/06(産経新聞)

 北海道滝川市の小学校教室で昨年9月、6年生の女児=当時(12)=が自殺した問題で、市教育委員会の了輪隆委員長は14日の市教委の会議で「市民に混乱と疑念を与えた責任をとる」として、辞任する意向を明らかにした。

 既に辞意を表明した安西輝恭教育長は13日に辞表を提出、14日の会議で承認され、田村弘市長が同意した。

 市教委は16日付の人事で、記者会見で女児の遺書の内容を隠し「いじめの事実が確認できない」としていた辰巳信男教育部長と千葉潤指導室長を更迭した。

 去年、北海道滝川市で小学6年生の女子児童がいじめを訴える遺書を残して自殺した問題で、市の教育委員会は会見を開き、「いじめは認識していない」と、いじめが自殺の原因であることを否定しました。

 この女子児童は去年9月、滝川市の小学校の教室で首をつっているのが見つかり、今年1月に死亡しました。

 女子児童は「『キモい』と言われて、とてもつらくなりました」など、学校や母親にいじめを訴えた7通の遺書を残していました。

 しかし、学校や市の教育委員会は、「自殺の原因はいじめと特定できない」として、遺書にいじめの訴えがあったことを公表していませんでした。

 市の教育委員会は2日になって会見を開き、遺族に対し陳謝しましたが、遺書の内容については、「聞き取り調査を行ったが、確認できなかった」と、いじめが自殺の原因であることを否定しました。

 「私どもとしては、今のところ、いじめの事実は把握できていない」(滝川市教育委員会 千葉 潤 指導部長)

 「調査するって、どれだけ時間たってるんですか。あきれているというのが正直なところです」(遺族)

 市の教育委員会は、自殺の原因について調査中としていて、調査結果を発表する時期についても「わからない」と述べています。(

小6女児自殺:前市教委部長ら停職処分 北海道滝川市 10/16/06(毎日新聞)

 北海道滝川市立江部乙(えべおつ)小学校の6年生の女児(当時12歳)がいじめを苦に自殺した問題で、同市は16日、辰巳信男・前市教委教育部長(16日付で市総務部参事)と千葉潤・同指導室長(同総務課主幹)を停職2カ月の懲戒処分にした。

 辰巳前部長について「教育委員に適正な報告を行わず、一連の事務処理に不手際があった」とし、千葉前室長については「問題の調査や遺族への対応を怠り、問題解決を先送りした」などとしている。

 この問題では安西輝恭教育長が14日に辞職、了輪隆教育委員長も16日の教育委員会議で辞任が認められる予定。【西端栄一郎】

自殺:小6女児が遺書…遺族はいじめ原因と訴え 10/01/06(毎日新聞)

 北海道滝川市の小学校の教室で昨年9月、6年生の女児(当時12歳)が遺書を残し首をつり、今年1月死亡した。遺書には同級生から女児へのいじめを受けていたとみられる表現があり、遺族は「自殺はいじめによることが明らか」と訴えている。一方、同市教育委員会は「原因は特定できない」と反論している。

 女児は昨年9月9日朝、同市立江部乙小の教室で、天井に設置されたスライド映写用スクリーンのはりにひもをかけ、首をつった。計7通の遺書が教壇の上に置いてあるのが見つかった。女児は意識不明のまま今年1月6日、同市内の入院先病院で亡くなった。遺書は学校とクラス、母親(37)と同居の親族(58)、友人3人にそれぞれあてられていた。

 クラスあてへの手紙では「みんなに冷たくされているような気がしました。それは、とても悲しくて苦しくて、たえられませんでした。なので私は自殺を考えました。」と記述。学校にあてた手紙では、3年生で周囲に避けられるようになり、6年生で自殺を考えたと告白した。家族への手紙では、自殺を決めたことへの謝罪がつづられていた。

 学校側が調査したところ、女児は首をつる直前に行われた修学旅行(8月31日〜9月1日)のグループ分けで、級友から仲間外れにされた。また、遺族によると、首をつる4日前、自殺をほのめかす手紙を友人の1人に渡した。「秘密にしてね」と書かれており、友人は担任ら学校側に相談しなかった。さらに、遺族にいじめの存在を証言する同級生もいたという。

 母親は「学校側は事実をうやむやにしている。いじめを認めてほしい」と訴える。市教委の千葉潤指導室長は「(遺書にある)無視が即、陰湿ないじめに結びつくとは思わない。遺書の中身自体は学級でよくあること。原因は今も調査中だ」と話している。

▽いじめ防止に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(川崎市)の理事でいじめに関する著書がある武田さち子さん(48)の話 態度や言葉によるいじめは目に見えない傷を被害者に残す。遺書の中身からいじめがあったのは明らかだ。クラス全体に抗議する意味があったのだと思う。

■遺書の内容

学校のみんなへ

 この手紙を読んでいるということは私が死んだと言うことでしょう

 私は、この学校や生とのことがとてもいやになりました。それは、3年生のころからです。なぜか私の周りにだけ人がいないんです。5年生になって人から「キモイ」と言われてとてもつらくなりました。

 6年生になって私がチクリだったのか差べつされるようになりました。それがだんだんエスカレートしました。一時はおさまったのですが、周りの人が私をさけているような冷たいような気がしました。何度か自殺も考えました。

 でもこわくてできませんでした。

 でも今私はけっしんしました。(後略

6年生のみんなへ

 みんなは私のことがきらいでしたか? きもちわるかったですか? 私は、みんなに冷たくされているような気がしました。それは、とても悲しくて苦しくて、たえられませんでした。なので私は自殺を考えました。(後略)

※一部抜粋、仮名遣いなどは原文のまま

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テレビで下関の女子中学生自殺の特集を見た。検索すると下記のようなHPが見つかった。 生徒の学力向上も良いが、教員や教育委員会の対応を改善しなければ問題は解決しないと思う。

日本政府や政治家の対応を見ると、どうしても手本になるような対応でない。国民は もっと怒るべきだと思う。

【記事】 下関の女子中学生自殺についての噂

下関の中学生自殺。いじめとメガネ。

神戸・高3自殺:教頭を降格 校長は退職 04/01/08(毎日新聞)

 高校3年の男子生徒のいじめ自殺事件が昨年7月にあった神戸市須磨区の私立高校が31日、教頭を系列校の一般教諭に降格させるなど計5人の処分(4月1日付)を発表した。校長は責任をとって31日付で退職した。校長と教頭は辞職を申し出ていたという。他に処分を受けたのは、3年生の学年主任と、自殺した男子生徒の2、3年時の各担任、生徒指導部長で、いずれも訓戒(3月19日付)。

神戸・高3自殺:元生徒を保護観察処分に 03/11/08(毎日新聞)

 神戸市須磨区の私立高3年生(当時18:P!K$N$$$8$a<+;&;v7o$G!"?@8M2H:[$O#1#0F|!"623eL$?k$NHs9T;v/G/!J#1#8!K!a#1#27n#6F|IU$GB`3X=hJ,!a$NJ]8n4Q;!=hJ,$r7hDj$7$?!#AwCW$5$l$?#4?M$N?3H=$O$9$Y$F=*$o$j!"#1?M$,CfEy>/G/1!AwCW!"#3?M$,J]8n4Q;!=hJ,$H$J$C$?!#

 決定によると、少年は同級生2人と共謀。昨年6月に携帯電話のメールで、金を払うよう被害生徒を脅した。被害生徒は7月3日、飛び降り自殺した。三宅知三郎裁判官は「自己の課題に気づくなど少年なりに本件を振り返る努力をした」と判断した。

3年の男子生徒が飛び降り自殺した神戸市須磨区の私立高校の情報のようです。 (情報の内容については個人の判断でお願いします。情報については一切責任を負いかねます。)

メールに「リンチされるぞ」逮捕少年ら追及へ…いじめ自殺 09/26/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で7月に自殺した3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、逮捕された少年らから生徒に送られたメールの全容が25日、わかった。「金を払わなかったら退学させる」「リンチされるぞ」などという脅し文句も含まれていた。

 県警は、恐喝未遂容疑でこの日逮捕した同校3年の少年2人(17歳と18歳)と、最初に逮捕した少年(17)のうち、だれが文面を考えたかなどについて追及する。

 調べなどでは、生徒への恐喝メールは6月下旬に集中していた。「夏休みまでに(生徒や少年らが入っていたフットサルチームの)メンバーに3万円ずつ払え」と送信した後に、「(払わなかったら、自分たちの)選択肢は、2倍の金額を2学期に払わせるか、退学にさせるか」などと脅迫していた。

 さらに、生徒が怖がっていた同学年のグループの名を挙げ、「あいつらからリンチされるぞ」と送信したほか、「もう40万円たまっている」「ほかのメンバーに10万円ずつ払うのなら、おれには5万円でいい」などと繰り返したという。

 生徒は7月2日、携帯電話のメールアドレスを変更し、翌3日、「金が払えない。死ぬしかない」などと書いた遺書を残し、飛び降り自殺した。

 同校の校長は記者会見し、「さらに2人逮捕されたことに衝撃を受けている。(生徒や保護者に)申し訳なく思っている」と謝罪。うち1人が学校の調査に関与を否定していたことから、「調査が甘かった」とし、25日から再調査を始めたことを明らかにした。

 一方、先に逮捕された少年の弁護人は同日、「少年に恐喝の意思はなく、慎重な捜査を求める」とした上申書を神戸地検に提出した。

教師がいじめ目撃 「大丈夫」言われ調査せず 高3自殺 09/23/07(朝日新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で飛び降り自殺した3年の男子生徒(当時18)が同級生らから現金を要求されていた事件で、昨年秋ごろ、生徒の机の上に紙粘土が置かれる嫌がらせを担任の教諭が目撃していたことが22日、わかった。「大丈夫」と言う生徒の言葉に、それ以上の調査をしなかったという。しかしこの時期に、同級生らは「うそ1回につき罰金1万円」という罰ゲームを生徒と取り決め、嫌がらせを加速させていたとされる。

 同校の調査などによると、自殺した生徒は2年生の時の2学期、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)を含む同級生計3人から、教室の机やかばんの中などに紙粘土を数回入れられた。生徒が紙粘土を「気持ちが悪い」と避けていたことから、嫌がらせをしたらしい。

 担任教諭が、机の上に紙粘土の塊が置かれているのを発見。生徒に声をかけたが、「大丈夫です」と言われたため、ほかの生徒らに注意しなかったという。教諭は少年の逮捕後、学校長らにこの事実を初めて報告した。学校長は「信頼関係があれば、(生徒からのいじめの)サインを見落とさずにすんだのかもしれない」と釈明した。

 また、同校は生徒が自殺した7月3日以降、同級生約70人を対象に最初の聞き取り調査をした。この時点では、教諭から紙粘土の嫌がらせの報告を受けておらず、いじめの有無について質問していなかったという。学校側は生徒が成績に悩んでいたと判断。「いじめの調査よりも、残った生徒の心のケアを優先させた」という。

 今月17日、少年が逮捕されて改めて同級生らにアンケートや聞き取り調査を実施。21日の記者会見で、初めていじめの事実を明らかにした。

 この2回目の調査で、自殺した生徒が服を脱がされる様子などの写真や動画が掲載されたホームページ(HP)を、紙粘土の嫌がらせや現金の要求をしていた同級生の1人が作っていたことがわかった。この同級生は「生徒に頼まれた」と釈明。学校側は事実上、同級生がHPを管理・運営していたとみているが、だれが写真などを投稿したかは不明としている。

 事件とは関係のない同級生の保護者によると、HPには当時、生徒が交際していた少女への中傷も書き込まれており、HPが閉鎖された時、「2人で泣いて喜んでいた」という。

     ◇

 自殺した生徒の母親が22日、朝日新聞の取材に初めて応じ、「何があったのか、きちんと学校に聞きたい」と話した。同校は21日、いじめがあったと認める学内の調査結果を公表したが、遺族に対して事前に連絡や説明をしていなかった。遺族は学校に抗議したという。

 生徒の母親は22日夕、神戸市内の自宅でインターホン越しに、「調査結果の内容はまだ聞いていない。今日(22日)の午前中に学校から『説明させてもらいたい』という電話があっただけだ。何があったのかをきちんと知りたい」と淡々と話した。

 同校はこれまで、月命日などに数回、校長や担任教諭が遺族宅を訪れたが、いじめについての言及はなかったという。少年が逮捕されてから、訪問は途絶えている。学校長は「電話で伝えることではない。いま自宅を訪ねると、(マスコミの目に触れ)混乱すると思った。配慮が欠けて申し訳ない。今後、場所や時期を打ち合わせ、丁寧に説明させて頂きたい」と話している。

学校や校長の対応に対して抗議や批判があったのだろう! 謝罪しても許されることと、許されないことがある。 故意なのか、事故なのか。今回は故意であると思える。

担当者を含め、責任がある学校関係者に対して処分が必要。 兵庫県は厳しい処分を行なうべき!対応次第では、補助金やその他の助成金を出しているのか しらないが、あればカットすべき。最近は少子化で学校は余っている。廃校になっても 良い。

問題は、北海道の滝川小6自殺から何も教訓が学ばれていないし、学校側の対応に 問題があることがわかる。教師や学校関係者も含め、そして、他の学校に対しても 問題のある対応は自分達にも不利益であることを自覚させる必要がある。

神戸の高3自殺、校長がいじめの存在認め謝罪 09/21/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で、7月に自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、同高は21日、記者会見を開き、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)以外に、フットサル仲間の同級生2人が、生徒に金銭を要求するメールを送っていたとする再調査結果を公表した。

 校長らは、いじめを否定していたこれまでの説明から一転、生徒に対するいじめがあったことを認め、「亡くなった生徒の冥福(めいふく)を祈り、遺族におわび申し上げたい」と謝罪した。

 同高は少年が逮捕された翌日の18日から3日間、同級生ら約40人に改めて聞き取り調査やアンケートを実施。クラスメート34人中11人が「(生徒は)フットサル仲間の同級生にいじめられていた」と回答した。

 同高によると、同級生2人は、逮捕された少年に「(メールに)自分の名前と金額を入れておいて」などと言い、生徒に金を要求するメールを送らせていたという。また、この3人が数回にわたり、生徒の机やかばんの中に紙粘土を入れるいたずらをしていたことを明らかにした。

「学校側はこれまでの調査で少年らの行為を把握しながら『いじめはなかった』 と兵庫県に報告していた。」

担当者を含め、責任がある学校関係者に対して処分が必要。酷すぎる! 兵庫県は厳しい処分を行なうべき!対応次第では、補助金やその他の助成金を出しているのか しらないが、あればカットすべき。最近は少子化で学校は余っている。廃校になっても 良い。

問題は、北海道の滝川小6自殺から何も教訓が学ばれていないし、学校側の対応に 問題があることがわかる。教師や学校関係者も含め、そして、他の学校に対しても 問題のある対応は自分達にも不利益であることを自覚させる必要がある。

高3自殺、同級生ら「いじめ加担」…学校の再調査に認める 09/21/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で、7月に自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らから金を要求されていた事件で、同級生ら数人が、学校の再調査に対し、生徒に対するいじめを認めていたことがわかった。

 同級生らは、恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)とともに、生徒に携帯電話のメールで金を要求するなどしていたという。学校側はこれまでの調査で少年らの行為を把握しながら「いじめはなかった」と兵庫県に報告していた。県警は同級生らの立件に向けて捜査を進めている。

 関係者によると、学校側は少年が逮捕された翌日の18日以降、同級生らから改めて調査。数人が「(逮捕された)少年が、生徒へ金を要求するメールを送るのに加担していた」などと、認めたという。

神戸新聞(2007年9月19日)より

神戸・高3自殺 教師がいじめ認識?

複数の生徒ら周囲に漏らす 学校が再調査へ

「警察にうそバレぬ」逮捕少年、口裏合わせか 高3自殺 09/18/07(朝日新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で今年7月に飛び降り自殺した同校3年の男子生徒(当時18)に現金を要求したとして、恐喝未遂容疑で逮捕された同級生の少年(17)が、別の同級生らと逮捕前、「警察の調べにうそをついてもばれない。なまっちょろいもんや」との内容のメールを携帯電話で回覧していたことが、兵庫県警の調べでわかった。事件には、少年を含む同級生5人が関与していた疑いのあることも判明、県警は口裏合わせをしていた可能性もあるとみている。

 少年は逮捕後、県警少年捜査課などの調べに対して容疑を認め、「お金がほしかった」などと話しているという。

 調べでは、現金を要求していたとみられるのは、自殺した生徒とともに学校のフットサル同好会に所属していた少年ら4人と、別の同級生1人。生徒は現金を要求されたことを示唆する遺書を残しており、うち数人の名前を記していた。

 県警は、男子生徒の自殺後、少年らから任意で事情聴取。全員が「遊びのつもりで、現金を取る意図はなかった」と容疑を否認していた。県警は、少年や自殺した生徒の携帯電話メールの送受信記録を携帯電話会社に照会。少年が別の同級生に、事情聴取について報告していたことを確認したという。

 また、自殺した生徒は、うそを言ったら1人当たり1万円を払うとした「罰ゲーム」を少年らと約束したが、少年らがささいな言葉尻をとらえて「いまのはうそや」「もう数万円たまったぞ」などと、繰り返し現金を要求していたことも判明した。要求金額は40万〜50万円に達していたとみられる。

    ◇

 少年らが通っていた私立高校は18日、全校生徒1154人を対象にした緊急の学年別集会を開催。学校長が事件の経緯を説明し「不安にさせて申し訳ない」と謝罪したという。

 同校はフットサル仲間の友人らから再度、聞き取り調査をして、調査結果を兵庫県に報告する。同日夕には、亡くなった生徒宅を訪れ、遺族に謝罪するという。

 一方、兵庫県教育課は学校長らを近く呼び出し、事情を聴くことを決めた。7月3日の生徒の自殺後、同校から「(学校は)いじめとして認識していない」との報告を受けていたという。

「金要求された」、自殺高3の遺書に同級生数人の名…神戸 09/17/07(読売新聞)

 神戸市須磨区の私立高校で今年7月、校舎から飛び降り自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が、同級生から、繰り返し金を要求されていたことが、兵庫県警の調べでわかった。

 生徒の遺書に、数人の同級生の名前と、「金を払えと要求された」などと書かれていた。

 県警は、こうした同級生の行為が、自殺につながった可能性が高いとみて、恐喝未遂容疑などで捜査している。

 調べによると、生徒は7月3日午後1時50分ごろ、授業中に「トイレに行く」と教室を出た。約10分後、校舎脇のコンクリート地面で、頭から血を流し倒れているのを教諭に発見され、病院に運ばれたが、死亡。ズボンのポケットにA4判3枚の遺書が残されていた。

 関係者らによると、遺書に名前のあった同級生らは、生徒の自殺後、「遊びのつもりでやっただけで、実際に、金を払わせたことはなかった」などと周囲に漏らしていたという。

 生徒は、同級生らから「うそをついたから1万円払え」などと、再三、いいがかりをつけられていた。そのほか「罰ゲーム」と称して、同級生らに、かばんを持たされたり、買い物に行かされたりしているのを、ほかの生徒が目撃していたという。県警は今後、学校関係者らから事情を聞くなどして、捜査する方針。

 生徒の自殺後、学校側は「生徒に変わった様子はなく、いじめは把握していない」と説明していた。

記事が正しければ、残念だが仕方がない。全てに対して100%完璧はない。 自殺したからいじめた者への注意を控えることはおかしい。

「最低のことだ」、自殺の前日に指導 中2飛び降り 02/07/07(朝日新聞)

 千葉県松戸市の市立中学2年の男子生徒(14)がマンションから飛び降り自殺した問題で、松戸市教委は6日、この生徒が自殺前日に加わった同級生へのいじめの様子や、その後に教師からいじめについて「最低のことだ」などと指導を受けていたことなどを明らかにした。市教委は「指導は通常の範囲内だった」としている。

 市教委などによると、いじめは拳で被害生徒の肩付近を殴るもので、生徒らがゲーム感覚でやったらしい。1月31日の給食後、8人が順に約10分間行い、自殺生徒も後の方で加わったという。

 このいじめで、被害生徒は肩の骨が折れた。事情を知った教師らが、午後4時半に生徒5人を、さらに自殺した生徒らも5時半ごろ会議室に呼んだという。

 教師側は4人で、自殺した生徒が加わった後の指導は約40分。教師は「相手の身になって真剣に考えてみて。私だったら耐えられない。最低のことをしたんだ」などと叱責(しっせき)したという。

 学校側によると、生徒は生徒会役員もしており、暴力を加えたのも、いじめる側として指導を受けたのも、この時が初めてだった。

 生徒たちは被害生徒に謝罪。自殺した生徒が謝った際、脇にいた教師は「君がこんなことをしたのは初めて。びっくりした。重大なことなんだ」などと諭したといい、生徒は反省した様子でうなだれていたという。

 この生徒は翌2月1日、被害生徒らが住むマンションの8階廊下から飛び降りた。

教育再生会議もタウンミーティングのやらせと同じで、パフォーマンス。 安部首相も文部科学省と対決するつもりもないと思う。だから、このような結果に なった。

やらせが行われた時の大臣の処分や謝罪はない。結局、全てが茶番であった。 文部科学省も真剣に考えていないから、いじめや教育問題を放置した。 改革よりも、波を立てず退職後の事や視察の時のごますりを優先して考えているから 対決ができない。まあ、日本なんてどの省も同じだと思うが!

「まるでヒトラー」 迷走続く教育再生に有識者委員反発 12/22/06(朝日新聞)

 安倍首相直属の教育再生会議(野依良治座長)が21日の総会で提示した第1次報告の原案には、教育委員会の見直しや不適格教員の排除などの具体策がほとんど盛り込まれなかった。原案の作成は「実現可能性」を重視する事務局が主導したものだが、「独自色」にこだわる有識者委員は「我々の意見が反映されていない」と猛反発。来年1月のとりまとめに向け、首相の指導力がここでも問われている。

 「まるでヒトラーのようだ。事務局の案と私たちの言っていることが全然違う」

 劇団四季の代表である浅利慶太氏は総会後、吐き捨てるように言い、首相官邸を後にした。原案作成が、官僚中心の事務局の「独裁」で決められたとの受け止めで、不満が収まらない。

 浅利氏ら17人いる有識者委員の一部と事務局が参加し、素案や原案を練り上げる運営委員会では「あきれるくらいのスピードで教委を全面的に見直す」「文部科学省が用意する教員免許更新の法案にストップをかける」との意見が相次いでいた。

 しかし、教委については、11月30日に示された素案にあった「教育委員に保護者代表を任命」「教育長は教職経験者に偏らせない」などの具体策は、原案では姿を消し、「今後の検討課題」に。「学校再生」をテーマとする分科会に出席した有識者委員の間では文科省の準備する免許更新制だけでは不十分との意見が大半だったのに、不適格教員排除の具体策は盛り込まれなかった。

 当初の素案に盛り込まれた「ゆとり教育の見直し」の文言も消えた。歴代文相・文科相の決j$rH]Dj$7$+$M$J$$$@$1$K;vL36I$,G[N8$7$?!#BgH>$N0Q0w$,;?F1$7$?!V650w$NNL$N3NJ]!W$b!VM=;;$NN"IU$1$,$J$$!W$H;vL36I$,Fq?'$r<($7$?!#

 第1次報告の素案や原案は、総会や分科会での各委員の発言をもとに事務局がたたき台をつくり、運営委員会で意見を言い、事務局が書き直す――を繰り返し、最終的には事務局がまとめた。

 21日の総会は「百家争鳴」状態で、ワタミ社長の渡辺美樹氏は「我々が話し合ったことが(原案で)触れられていない。会議を報道陣に公開し、そこで総理が判断するなら納得できる」と首相に「直訴」。首相は「みなさまの意見をまとめるのは大変な作業だが、だんだん収束していくと思う」と、理解を求めざるを得なかった。

 その首相は今月6日、再生会議座長代理の池田守男・資生堂相談役らとの会合で、「教育改革の意見は出尽くしている。実行できるかどうかだ」と強調したという。有識者委員には「もっと再生会議の独自色を」との思いが強いが、事務局はこうした首相の姿勢を盾に「立派な作文をしても、実現しなくては意味がない」とかたくなだった。

 事務局は政策決定過程を熟知する官僚出身者が仕切る。教育改革には、与党の文教族議員や文科相の諮問機関の中央教育審議会、規制改革・民間開放推進会議などが絡むため、慎重になりがちだ。伊吹文科相も21日、「皆さんがおっしゃったことを国会に出すか、まず行政が判断する。その上で立法の判断がある」とクギを刺している。

 一方、再生会議担当の山谷えり子首相補佐官は21日の原案について「おおむね方向性は了承された」と述べたが、担当室長に抜擢(ばってき)されたヤンキー先生の義家弘介氏は「ペーパーは提出されただけ。たたき台のたたき台」と食い違いも見せる。

 首相が掲げる官邸主導が機能しているとは言えない状況だ。

教育再生会議、素案に批判続出…運営委に差し戻し 12/21/06(読売新聞)

 政府の「教育再生会議」(野依良治座長)は21日午前、安倍首相が出席して首相官邸で総会を開き、1月にまとめる第1次報告の素案を審議した。

 素案は、<1>学力向上<2>いじめ対策<3>教員の質の向上<4>学校、教育委員会改革――などが柱だ。委員からは「具体性に欠ける」「メッセージ性がない」などの批判が続出したため、主要メンバーで構成する運営委員会で素案を練り直すことを決めた。

 素案は、いじめ対策で、反社会的行動を繰り返す子供への出席停止制度について、「サポート体制を取る」などとした。しかし、教員免許更新制については、導入の必要性を強調するにとどまるなど、踏み込んだ内容にならなかった。

 このため、複数の委員から「具体策に踏み込んでいない」「事務的な文章になってしまった」という批判が出た。首相も総会でのあいさつで、「ある程度具体的な目標や検討課題を入れて頂きたい」と指示した。

埼玉中2自殺:いじめ修正報告非公開 根拠は「個人メモ」 12/18/06(毎日新聞)

 文部科学省のいじめ自殺再調査に絡み、埼玉県蕨市が04年の中2女子自殺に関し「いじめも一因」と修正報告した問題で、根拠にした資料を同市が「担当者の個人メモ」扱いしていることが分かった。この事件では両親が県と市に公文書公開請求したが、一部が黒塗りされた「事故報告書」1枚しか公開されていなかった。市は担当者間で「メモ」を引き継ぎしているが、公開対象の「公文書」には該当しないとしている。専門家は「親の知る権利を軽視している」「何が起きたか隠す姿勢で本当の対策が出来るのか」などと指摘している。

 女子生徒は、ゴキブリ扱いされたなどと記す遺書を残し、04年6月3日朝自殺した。市は当時、「主たる原因は不明」と報告。両親からの公開請求には、氏名などが黒塗りされたA4判1枚の事故報告書を公開した。一方、先月から行われている再調査では「いじめも理由の一つと考えられる」と修正報告した。

 蕨市教委の説明によると、修正報告の根拠にしたのは「当時の担当者の記録や元校長からの聞き取り」。この「記録」は事務処理に必要なため、当時の職員が事実に関することを整理して記した個人的メモで、後任が受け取って保管しているという。

 蕨市は条例で公文書について「職員が職務上作成し、または取得した文書等」「組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有しているもの」と規定している。

 一方、条例の手引で「個人的な検討段階にとどまるメモや資料は公文書に当たらない」と定めており、市教委は今回の記録はこの例外規定に該当すると説明。「個人的に保管している。前任者から『見たら廃棄してくれ』と言われており、そういう性質のもの」と釈明している。

 今回の記録についてNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子室長は「職員間で引き継ぎするなど組織で共用し、文科省の再調査で利用している実態を見る限り、公文書と言える」と話す。

 また、いじめ防止に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」は「いじめの調査記録は開示されても黒塗りだったり、調査すらない場合もある。親の知る権利が保障されていない。何が起きたか検証し、再発防止につなげるためにも記録の公開は必要」と指摘している。【吉永磨美】

「尾石教育長は、一連の監督責任などを認めて、高島芳男市長に辞任の意向を伝えた。 辞任の時期については、『市長に判断をゆだねているが、瑞浪中学の教育活動が元に戻った後、 遅くとも来年3月までには辞任したいと思っている』と話している。」

瑞浪市長も適切な判断をすべき!だいたい、岐阜・瑞浪市の教育長は引責辞任へ展開するとは 思ってもいなかったのだろう。認識の甘さが良くわかる。市長に判断をゆだねているところで 瑞浪市長の判断によっては、良いほうに対応してくれると願っているのだろうか?運が悪かったと??

中2いじめ自殺、岐阜・瑞浪市の教育長が引責辞任へ 11/24/06(読売新聞)

 岐阜県瑞浪(みずなみ)市の市立瑞浪中学校2年の女子生徒(14)がいじめを苦にして自殺した問題で、同市教育委員会の尾石和正教育長(64)が24日、引責辞任の意向を明らかにした。

 女子生徒は先月23日に自宅で自殺。しかし、学校側は当初、いじめの存在を認めず、その後も、説明が二転三転するなど混乱をした。

 尾石教育長は、一連の監督責任などを認めて、高島芳男市長に辞任の意向を伝えた。辞任の時期については、「市長に判断をゆだねているが、瑞浪中学の教育活動が元に戻った後、遅くとも来年3月までには辞任したいと思っている」と話している。

教育委員会なんてこんなもの。だから現状がこうなのだ。 自殺してもこんなもの。自殺しなければ、ほったらかし。 つらや、かなしさ、惨めさ、恨みなどの感情は蓄積されもの。 それがたまって一気に爆発するのだ。 それがわからない山形県教育長らが上にいるから、問題解決に 向かわない。他の人間がなっても現状よりも良い方に変わらないかもしれないが、 全員辞めさしても言いと思う。

「判断甘かった」高2自殺の夜に山形県教育長ら食事会 11/24/06(読売新聞)

 山形県高畠町の県立高畠高校で、2年生の女子生徒(16)がいじめによると見られる原因で自殺した問題で、佐藤敏彦県教育長は24日会見し、自殺のあった当日22日の夜、佐藤教育長ら県教育庁幹部と県教育委員会委員計21人が山形市で「食事会」を開いていたことを明らかにした。

 佐藤教育長は「判断が甘かった。深く反省している」と陳謝した。

 生徒は22日午後0時半ごろ、教諭の目の前で校舎渡り廊下の屋根から飛び降り自殺した。佐藤教育長によると、この日午後3時から定例委員会が開かれており、教育庁側から委員に「高畠高で生徒が転落し、死亡した」と報告。自殺したことについては明らかにしなかった。

 委員会終了後、市内の洋食店で午後6時半ごろから約2時間、食事会が行われ、酒も出た。委員は新旧委員計6人が出席した。

 委員会では、教育庁側が「この後に食事会が予定されているが、どうするか」と諮ったが、委員らから中止を求める声は出なかった。高校教育課長ら高校担当の幹部職員は、自殺の対応のため出席しなかった。食事会は、10月に委員の交代があったことに伴うものだった。

 佐藤教育長は「自殺の可能性もあると思い、実施しない方がよいのではとの考えも頭をよぎったが、委員会の中で『やめよう』という強い声もなかった」と釈明している。

学校、教師、そして教育委員会が問題を放置し、生徒が成長し大人になったら 今度は生徒と大人になり力を持った親を相手にすることになる。

結局、責任の約50%は学校、教師、そして教育委員会にあるはずだ! まあ、日本は先Aw$j!"$&$d$`$d$K$9$k$N$,0lHL>o<1$K$J$C$F$$$k9q$@$+$i!" 愛国心、「お国の命令に従え」と言って、間違ったことでも服従させるのが 楽かもしれない。

いじめ:実態認めぬ教師たち 「ママメール」恐れ遠慮も 11/23/06(毎日新聞)

 いじめを苦にした子どもたちの自殺が続く中、いじめを認めない学校のあり方が問題となっている。「いじめはどこの学校にもある」との指摘の一方、なぜ教師は認めないのか。保護者への遠慮、指導力不足……。一線の教師たちが口を開いた。【吉永磨美】

 「『いじめ』という言葉を使うのは最終手段」。東京都内の小学校に勤務する30代の女性教師はそう言い切る。いじめを確認しても保護者に「加害者」とはなかなか言えない。なぜか。「対応の仕方を間違えたら(自分が)たたかれる」と漏らす。「先生はうちの子を悪く見ている」。そんな保護者の反発は容易に想像できる。さらに恐ろしいのは母親たちのメール。教師は「ママメール」と呼ぶ。「『あの先生がうちの子をいじめた、うちの子が良くないと言った』などの悪いうわさをママメールで回される」と心配する。

 そのため、いじめと疑われる行為があっても、「相手の気持ちを考えて」と穏便な言葉遣いにとどめ、「いじめをやめて」と強い指導はなかなかできない。

 神奈川県の公立高校の男性教頭も「いじめは裁判ざたになることがある。だから学校はピリピリしている。対応には慎重にならざるを得ない」と語る。まずいじめを確認した時、保護者へ連絡する前に、教師たちが調べたことを逐一記録する。それを加害側の保護者に見せ「この事実で間違いありませんね」と念を押す。保護者が「間違いありません」と答えて初めて本格的な指導に入る。

 いじめた生徒とは対話を重ね、本人がいじめを認めたところで「事実」を文章に書かせる。いずれも「(加害者側の)保護者がどんな反論をするか分からない」ためだ。

 また、教師には「1人で(問題事案を)抱え込まないで」と指導している。しかし「自分のクラスは任せてください」と公言し、報告や連携を怠る教師もいる。「対応は教師間の連携が大切だが、他の教師に迷惑をかけたくないのか」といぶかる。いじめを見つける前に、そうした教師への指導が必要になることもあるという。

 教頭の高校では、年に数回調査し、いじめや暴力防止に努めているという。「子どもたちのために何ができるのか、議論することが大切。だが現実はそうなっていない」とため息をつく。

市教委、いじめ遺書を当日把握も対応とらず 小6自殺 11/17/06(産経新聞)

 北海道滝川市の小学6年の女児=当時(12)=が昨年9月、いじめを苦に自殺した問題で、北海道教育委員会が女児が自殺した当日に、いじめをうかがわせる遺書の内容を把握していたことが16日、分かった。道教委は当初、把握した時期を今年6月と説明し、その後、昨年10月には知っていたと訂正。さらに自殺当日に報告を受けていたことを担当者が16日認めた。発生当初から把握しながら適切な対応をとらず、市教委がいじめを認めるまで1年以上かかる結果を招いた。

 道空知教育局などによると、女児が自殺を図った昨年9月9日に、通学していた小学校の校長から空知教育局の職員が遺書の内容を聞き、道教委に伝えた。母親、学校、6年生あての遺書に「いやなことを言われてつらかった」と書いてあったことが報告された。学級でトラブルがあったことや、修学旅行の班割りでもめたことも報告したという。

 道教育庁生涯学習部学校安全・健康課の菅原行彦主幹は「当時から滝川市教委には早急に調査結果をまとめるよう指示した」としながら、「初日にこれだけのものがあったのだから、もっと強い指導をしていれば、こんなに長引かずに済んだと反省している」としている。

公に公表されて自殺しないといけないような対応をなぜ、校長達が選ぶのか?? 校長は教育委員会の方角を向いているのか、それとも文部科学省のほうか? どちらにしても、いじめにしても必修逃れにしても、校長が自殺するような隠蔽を 選ぶ圧力、力、人事、出世等のどのような原因か調べる必要がある。 今回、教育委員会と文部科学省は、虚偽報告、隠蔽とやらせは無しにしろよ!!

集団いじめ:児童の行為発覚の校長が自殺 北九州市 11/13/06(毎日新聞)

 児童が金銭を要求する集団いじめが発覚した北九州市八幡東区の市立皿倉小の永田賢治校長(56)が12日、同区の林の中で首をつって死亡しているのが見つかった。福岡県警八幡東署は自殺とみている。遺書は見つかっていない。

 同署によると、永田校長は12日午前7時ごろ、「会議がある」と家族に告げて同市戸畑区の自宅を出たが、学校に姿を見せなかった。親族が捜索願を出し、同署などが捜したところ、午後3時ごろ、八幡東区山路松尾町の林の中でロープで首をつって死んでいるのが見つかった。

 皿倉小では5年生の女児2人が、5、6年生の複数の男女から現金を要求され、少なくとも計十数万円を渡していたことが判明。学校や市教委は事実を把握しながら、いじめとして対応しておらず、11日の会見で永田校長が陳謝した。

 市教委によると、永田校長は11日夜に加害児童の自宅6カ所を担任と一緒に訪問し、午後10時過ぎに帰宅した。12日午前10時から、校内で保護者会に向けた打ち合わせをする予定だった。いじめ発覚以降、自宅や学校に多くの苦情や抗議の電話があったという。【宮本尚慶】

文部科学省の職員を処分しろ。責任を取らせないからでたらめをする。タウンミーティングの やらせも非常識である。厳しい処分をしないと国民は納得しないぞ!!だめ公務員を減らせ! 国民の負担を増やす前に、公務員を処分しろ!

校長が自殺、児童のたかり行為を正確報告せず…北九州 11/06/06(読売新聞)

 12日午後3時ごろ、北九州市八幡東区山路松尾町の雑木林で、同市立小学校の男性校長(56)が、ビニール製のひもで首をつって死んでいるのを県警八幡東署員が発見した。同署は自殺とみている。

 校長が勤務していた学校では、5年生の女児(10)に対する同級生らのたかり行為をいじめと認識しながら、同市教委に「児童間の金銭トラブル」と報告し、いじめの実態を隠していたことが11日に報道された。校長は同日、記者会見し、「いじめと認識しながら、市教委に正確に報告しなかったのは事実。私の怠慢であり誠に申し訳ない」と話していた。

 調べによると、現場近くの路上に校長のワゴン車がとまっており、遺体は北東に約70メートル離れた林の中で見つかった。ワイシャツにジャンパーを羽織り、背広のズボンをはいていた。遺書は見つかっていないという。

 校長は12日午前7時ごろ、「小学校に行く」と家族に言い残して、ワゴン車で1人で外出。家族が同日午前10時ごろ学校に電話したが、出勤していないことがわかった。携帯電話に電話しても連絡が取れなかったため、同日午前11時半ごろ、県警戸畑署に家出人捜索願を出していた。

いじめ:文科省統計で二重基準 都道府県ごとの集計にも差 11/11/06(毎日新聞)

 文部科学省のいじめ発生件数の統計で、いじめを認定する基準が2種類(定義と通知)あり、都道府県教委ごとに異なる基準で集計している。05年度の都道府県別いじめ発生率(1000人当たりの発生件数)では、最低の福島県の0.1件と、最高の愛知県3.4件と大きな差が出たのも、二つの基準が影響しているとみられる。「統計として意味をなさない」との批判が高まり、福島県教委など各地で見直しが進んでいる。【井上英介】

 文科省のいじめの認定基準は、「厳しすぎる」という声が学校現場から上がっている。一方、94年の大河内清輝君事件以降、同省は「いじめかどうかの判断では、いじめられた児童生徒の立場に立って行うこと」と繰り返し通知してきた。このため、基準に厳密に照らした集計と、通知に基づく集計の二重基準が生じ、現場は混乱した。

 福島県では、05年度の1年間に県内の中学校240校から報告されたいじめ件数は2件。同県教委学習生活指導グループの菅家敏之参事は「各学校は定義に従って厳密に判断しており、正確な実態が把握できているか不安だ」と語る。このため県内全学校に今年4月からのいじめ件数を「子どもの立場に立って判断」した上で「隠さずに」報告するよう、先月末通知した。

 長野県松本市も文科省通知とほぼ同様の独自基準で調査した結果、文科省基準で調査した場合より20倍以上も多い47件のいじめ該当事案があったと発表。東京都府中市も10日、文科省基準を厳格に適用すると今年度の小中学校のいじめの件数は1件だが、「基準で示した条件の一部でも当てはまる例」をまH$a$?$H$3$m#2#97o$K$J$C$?$H$7$?!#

 一方、発生率ワースト1の愛知県教委は「文科省の基準ではいじめを見逃してしまう」として、子どもの訴えがあれば、通知をふまえて1件とカウントする。

 事実上、二重基準となっていることについて、文科省児童生徒課は「実態を正確に反映するよう、調査のあり方を検討し、改めていきたい」としている。

文部科学省、教育委員会及び学校が怠慢、放置、無視する状態では 厳しい。たぶん、これは学校だけでなく、日本そして行政の体質となっていると思う。

いじめ自殺:傍観も罪…長男失った長野県教委職員が訴え 11/10/06(毎日新聞)

 いじめを苦にした自殺予告の手紙が9日、新たに文部科学省に届いた。問題が広がりを見せる中、いじめが原因とみられる自殺で長男を亡くした長野県教育委員会の職員、前島章良さん(52)=同県須坂市=は「いじめを傍観することも罪。いじめを見た人は正義の声をあげて」と訴えている。

 同県教委のこども支援課長を務める前島さんは97年、自殺で長男の優作君(当時13歳)を亡くした。

 「ぼうりょくではないけど、ぼうりょくよりもひさんだった。あの4人にいじめられていた。ぼくは死ぬ」

 97年1月7日夜、優作君が遺書を残して自宅の庭で命を絶った。「お母さんの作る鍋はおいしいね」。夕飯時の何気ない会話が最後の言葉になった。

 いじめられていたことは知らなかった。校長らに問いただすと、「分かりません」と繰り返すばかり。4人からの謝罪はいまだにない。「せめてお父さんに助けを求めていてくれたら」。通夜の前日、ひつぎに一晩中語りかけた。

 「我が子の悲しみを理解してあげられなかった」。そんな思いが募った。00年4月、同じ境遇の親たちと「いじめ・校内暴力で子どもを亡くした親の会」を設立。会社を辞め、全国で講演活動などを続けた。

 04年4月、県教委の任期付き職員として採用された。肩書はこどもの権利保護推進幹。「人の痛みを背負った方に」との田中康夫前知事の働き掛けに応じた。

 学校現場の改革に取り組む傍ら、月5、6回のペースで講演をこなす。9日行われた佐久市の望月中学校での講演では、「『いじめられる方にも原因がある』という子もいるが、それは間違っている。人をいじめてもいいという理由は絶対に存在しない」と語気を強めた。

   ◇

 講演後、文科相あてに新たな手紙が届いたことを聞いた前島さんは、「手紙を出した子の周りには、筆跡を見て誰か分かる子がいるのではないか。彼らが声をあげてほしい」と話した。「いじめは加害者の周りに多くの傍観者・無関心層ができあがる。見て見ぬふりをすることで、いじめが潜在化してしまい、自殺にまでつながる。いじめを傍観することも一つの罪だ。どうか声をあげてほしい。それは『チクリ』ではなく、正義の告発なのだから」【川崎桂吾】

いじめ自殺:堺市教委、文科省への報告怠る 11/10/06(毎日新聞)

 99年に堺市立商業高校の女子生徒(当時16歳)がいじめをほのめかす遺書を残し飛び降り自殺したことについて、堺市教委が文部科学省に「いじめが原因」との報告を怠っていたことが分かった。いじめが主な原因で自殺した公立小中高校の児童生徒を同省がゼロと発表した99年度からの7年間に、いじめが原因と疑われる自殺が全国で少なくとも16件あった−−とする毎日新聞報道などを受け同省が堺市など該当教委に問い合わせ判明した。【岩崎日出雄】

自殺する者が復讐や恨みの感情を抱いているのであれば、やはり、いじめた生徒の名前を 書いて自殺するべきだろう。学校、校長、そして教育委員会の対応を見れば、逃げれるの であれば逃げようとする姿勢がよくわかる。これでは、何も変わらないし、裁判でも勝てない。 無駄死にである。復讐や恨みの感情がないのであれば必要以上に周りに迷惑をかけるべきでないが、 そのような感情があれば、名前や何をされたか書き物を残すべきだ。

いじめ自殺:「悪ふざけ」…遺族、反論のすべなく6年 11/06/06(読売新聞)

 文部科学省調査で、いじめ自殺がゼロとされた99年度以降、毎日新聞のまとめで16件の「いじめが原因と疑われる自殺」があった。「真実」を求めて学校と折衝し、司法の場に救いを求めた遺族も多い。だが、学校側の協力が無ければ、事実を見いだすのは難しい。裁判で敗訴してもなお、「では、何が真実だったのか。情報を隠したままで本当の対策があり得るのか」と叫ぶ遺族がいる。【吉永磨美】

 00年7月26日、埼玉県川口市立中1年の大野悟君(当時13歳)は自宅納戸で首をつり死亡した。自宅の電話わきのメモ帳には「HELP 大野」の書き置きがあった。

 「いじめでは」との家族の指摘に、学校は翌8月上旬まで2回にわたりA4判数枚の報告を手渡した。AからIまでアルファベットで生徒9人が記され、いやがらせ(悪口)▽暴力行為(太ももをひざでつく、腹を殴る)など7項目が個条書きで記されていた。記者会見で校長はいじめを認め、県警は同級生9人が暴力を繰り返していたとして児童相談所へ通告した。

 しかし現在、いじめ自殺統計に悟君はカウントされていない。

 祖父隆さん(76)ら遺族は納得のいく説明を求め、同級生9人の保護者と川口市を相手取り賠償を求め01年に提訴。だが、昨年のさいたま地裁判決は敗訴に終わった。

 判決は「(いじめたとされる)生徒らの各行為について日時、場所などが具体的にされていない」と証拠不足を指摘。「悪ふざけに類するもの」などとする市側の主張を認めた。

 確実に反論するすべはなかった。自殺動機を記す遺書はない。当初、遺族が「いじめを認めた」と感じた生徒らとのやり取りも録音していなかった。自殺当時の校内調査の経緯は「職務上知りえた生徒の秘密にあたる」として、川口市は回答を拒否した。

 市教委は悟君の自殺直後に臨時校長会を開き、総点検や教職員の研修などを指示し、県議会も02年、「いじめ、暴力の根絶」決議を可決。県を挙げての取り組みにもかかわらず、04年6月には隣接する蕨市で中2女子生徒が、害虫呼ばわりされたなどと書き残し自殺した。

 悟君は父親から教えてもらったウクレレでハワイアンを演奏するのが好きだった。月命日には好物だったエビフライや混ぜご飯を作る。そんな隆さんらは、続発するいじめ自殺事件を「耐えられない思い」で見つめる。

 「机にのりが塗られたこともあり、学校側は知っていたのに伝えてくれなかった。少しの兆候でも伝えてくれれば、家でも何か(対策が)できたはず。裁判に訴えても何も分からなかった。いじめを認めず、情報を出さない姿勢ではいじめ自殺は減らないし、私たちのような遺族の苦しみもなくならない」。隆さんの心はあの日から晴れることはない。

中2女子の裸写メールで交際強要、中学教師逮捕…山形 11/05/06(読売新聞)

 山形県警捜査1課と米沢署は5日、同県南陽市立宮内中学校教諭竹田智哉容疑者(38)(南陽市若狭郷屋)を脅迫容疑で逮捕した。

 調べによると、竹田容疑者は10月下旬、携帯電話の情報交換サイトで知り合った同県米沢市内の中学2年の女子生徒(14)に自分の裸の写真をメール送信させ、「一度会ってほしい。あの写真をばらまいてもいい。学校にばれたらやばいでしょう」とのメールを返信して脅迫した疑い。

 竹田容疑者は10月中旬から女子生徒とメールのやり取りを始め、まず自分の裸を撮影して女子生徒に送りつけたうえで、同様の写真を送るよう要求していた。竹田容疑者は同中で数学を担当、2年生の担任を務めている。

中国新聞(2006年11月4日)より

甘く見られている国民

「やらせ」質問 

教育委員会を廃止して、一から始めろ! 機能していない!機能していない以上、古いものは捨て、 一から始めるのが良い!

いじめの学校対応に不満増 生徒側から法務省へ申告 10/31/06(産経新聞)

 「いじめに対する学校や教師の対応が不十分で人権侵害を受けた」とする生徒側から全国の法務局への申告件数が、平成17年までの4年間で235件増加していたことが31日、分かった。長勢甚遠法相が同日の閣議後記者会見で明らかにした。

 いじめが減少傾向にあるとする文部科学省の調査と比較して、長勢法相は「統計の取り方が違うのかもしれないが、悲惨な事件につながることもあり、各省と連携して対応していかなければなら$J$$!W$H=R$Y$?!#

 法務省によると、申告件数は▽13年481件▽14年524件▽15年542件▽16年584件▽17年716件。

 「学校に訴えたが『事実はない』と言って取り合わない」「担任教師がその場限りの対応しかしない」などと学校側の対応の悪さを指摘する内容のほか、「先生が自分の嫌いなあだ名で呼び続ける」といった教師がいじめに加担しているケースもあった。

 また法務省は同日、緊急に実施した「いじめ問題強化週間」(10月23日〜29日)に、「子どもの人権110番」に寄せられた相談件数をまとめた。全国の法務局に寄せられた相談は1369件で、うち「いじめ」に関する相談は647件だった。

 具体的には、中学2年の男子が同級生から「死ね」と言われ、担任教諭に相談。教諭は「死ね」と発言した同級生に事実を確認した上で反省文も書かせたが、その親から事実を否定する抗議を受け、学校側が「いじめ」の認定を躊躇(ちゅうちょ)しているケースなどがあった。

岐阜中2自殺の件で校長のコメントをテレビで見たが、ほんと日本の教育関係者は だめな人間が多いことを実感した。これじゃ、平気で虚偽報告や成績書改ざんをするわけだ。 こいつらは偽善者の代表と言っても良い。偉そうな事を言っているが、尊敬に値しない 人間。常識から外れている。これで一般よりも良い給料を貰い、偉そうにしているのか?

文科省もひどいな!怠慢だ!!校長や教育委員会の処分について何も言わない! こんな奴らでは何を期待できるのか?結果や実績で評価されると、偽造する、隠蔽する。 これは人間として最低のレベルである。その最低のレベルの人間が教育関係者。 このようなことしかできない人間が子供を教育すること自体、間違っていないか! 圧力があれば、虚偽報告、改ざん、そして隠蔽する教育関係者が多く存在すること自体、 既に日本の教育は間違っていたことを示している。

今回、適切な対応が取れないのであれば、2〜3割の教育委員会の人間及び校長の給料を 3年間、2〜3割カットしろ。税金泥棒だ!!だめな人間は切る!そうでないと、全てが 腐る!!今回、よくわかっただろ、文科省!文科省だけで改革できるか?出来ないと思う!

岐阜中2自殺:クラブ内で日常的にいじめ 友人が証言 10/31/06(毎日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立中学2年の少女(14)が今月23日に自殺した問題で、少女の友人たちが30日、少女がバスケットボールクラブ内でチームメートから日常的に受けていたいじめの実態を明らかにした。近距離からボールをパスして受け取れないと笑ったり、仲間外れにしていたという。30日も2度に及んだ会見でいじめの事実をあいまいにした学校側の対応についても、友人たちは「同じクラスの人たちはいじめがあったと考えている。(少女が)可哀そう」と口をそろえた。

 友人たちによると、遺書で名前を挙げられた4人は、練習で少女からのパスをわざととらなかったり、練習後に最後まで後片付けをさせるなど、少女を下級生と同様の扱いにしていた。ある友人は少女について「人一倍まじめで責任感も強いクラスのリーダー的存在だった。良く練習もしていたのに」と唇をかんだ。

 また、学校は少女の自殺後、「少女への手紙」という題で生徒らに作文を書かせていた。学校は少女の家族に、生徒らへのアンケートでいじめの事実が確認できなかったと説明していたが、友人の一人は「死んだ人に悪口言う人なんていない。学校は自分を守るようなことばかり言っている。学校が(いじめを)認めないと学校は良くならない」などと批判した。

 少女のロッカーの中には図書館で借りたらしい「生きる」というタイトルの詩集があった。ある友人は「自分を慰め、勇気づける内容の詩だった。自殺するほどの苦しみに、私が気づいてあげられればよかった」と声を震わせた。【稲垣衆史】

 ◇1年生部員が退部…学校側は対策取らず

 自殺した少女が在籍していたバスケットボールクラブで、1年生部員が他の部員との人間関係の悩みを訴えて退部していた問題で、学校側が「いじめは見られない」などとして対策を取っていなかったことが30日、分かった。生徒側から“シグナル”が送られていたにもかかわらず、クラブ内にまん延していたいじめを学校側が見過ごしたことが今回の悲劇を招いた格好だ。

 学校の説明などによると、1年生は今月19日、「部活動でつらい思いをしている」などと自分の担任に訴えて退部を希望、2日後に退部した。17日には自殺した少女の家族も担任や部活顧問の教諭に「練習後に迎えに行った際、泣き出した」と相談していた。しかし顧問は相次ぐ訴えにも「練習で生徒に接した限り、明確ないじめは見られない」として、他の部員に具体的な指導をしなかった。顧問は30日午後に学校で開いた会見で「いじめを発見できていれば、こういう結果にならなかったかもしれないが、練習の中では兆候が見られなかった」と弁明した。

 この1年生の問題については、校長が会見で「6月ごろに担任から聞いた。いじめと考えている」と述べたのに対し、担任は「10月19日に家庭訪問して初めて知った」と食い違いを見せ、校内のいじめに対する情報の共有や共通認識の欠如をさらけ出した。【浜名晋一、安達一正】

会見迷走、いじめの有無で二転三転…岐阜・中2自殺 10/30/06(読売新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校2年の女子生徒(14)が自殺した問題で、学校側は30日、午前と午後の2回にわたって佐々木喜三夫校長(58)らが記者会見したが、いじめがあったかどうかについての見解が、二転三転した。

 佐々木校長は、午前の会見で、「言葉によるいじめはあった」としたが、午後には「自殺につながるようないじめはなかった」と話し、迷走を繰り返した。

 学校側は女子生徒の自殺後、佐々木校長や学年主任らが再三、女子生徒の自宅を訪問。27日夜に訪れた際には、学年主任がいじめがあったことを認める発言をした。ところが、29日午前の会見で佐々木校長は「いじめは確認できていない」とし、30日午前には「(学年主任は)長時間にわたるやりとりで、意識がもうろうとして事実を確認せずにいじめがあるように表現した」と述べた。

 さらに30日午前の会見で佐々木校長は、「『うざい』、『きもい』と、からかういじめはあった」と認める一方、「それが自殺に結びついたかは確認できていない」とした。午後の会見では一転して「自殺につながるようないじめはなかった。(自殺につながらないいじめも)見当たらない」と話すなど混乱した。同席した同市の尾石和正・教育長(64)は「情報が整理されていない。もう少し時間をかけて、事実関係の把握に努める必要がある」と述べた

学校か、教育委員会の人間に責任を取らせろ!! 「伊吹文科相は未履修問題について『管理権、人事権が(文科相に)ないとはいえ、 結果責任の一端はわたしが負う』と述べた。」

文科省に責任が無いのなら、誰の責任なのか、誰が責任を持って管理及び監督する ようになっていたのか??どのように誰(組織)が責任者を処分するのか?

こんな状態でよく日本の教育はすばらしいと言ってきた人間達がいるものだ? 結果は良くても、モラルなど無い教育関係者がたくさん存在し、学校や教育委員会の チェックは誰がするのか明確になっていないことになる。

ホリエモン、万歳!!君は学校教育の先を走っていたんだ!結果なんだよ。この国は! 建前と本音は全く違う。人を蹴落とし、人を欺き、人を傷つけても勝者になれば、 誰も文句を言えない。これが学校が教えてきたこと!そして見つかれば俺だけじゃない!! 他にもいる。これが鏡に映った日本の姿!!

公立高、未履修は4万7000人 衆院特別委 10/30/06(産経新聞)

 衆院教育基本法特別委員会は30日午前、安倍晋三首相が出席し、政府提出の教育基本法改正案と、民主党の日本国教育基本法案に対する質疑を再開した。質疑では、高校の必修科目の未履修問題や、岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学校(佐々木喜三夫校長)に通う中学2年の女子生徒の自殺などいじめ問題が取り上げられた。

 伊吹文明文部科学相は、高校の必修科目の未履修問題について、文科省の実態調査では、33都道府県289校の公立高校で4万7000人の生徒に未履修があったことを明らかにした。国立高校15校には未履修はなかった。全国の公立高校のうち7%で未履修があったことになり、70時間以内の不足が最も多く3万7254人、70−140時間が8722人、140時間超が1118人だった。私立高校分は明日発表の予定で、伊吹文科相は「かなりの数が加わってくると思う」と述べた。

 また、伊吹文科相は未履修問題について「管理権、人事権が(文科相に)ないとはいえ、結果責任の一端はわたしが負う」と述べた。さらに、未履修のまま卒業した生徒の高校卒業資格の扱いについて「法制局と詰めている」と=R$Y!"BP1~$N8!F$$KCe
 また、伊吹文科相は未履修やいじめ問題への各教育委員会の対応について「率直にいって、誠に責任感がない」と批判し、関連制度を見直して文科省の権限を強める意向を示した。

 特にいじめ問題については「校長や学校関係者、教育委員会が(問題を)隠す傾向がある。大変由々しいことだ」と述べた。そのうえで「できるだけ(実態を)隠すことなく、早く子供を救っていくようにという基本方針を伝達している」と、実態を公開し、迅速な対応を取るよう指示していることを説明した。

 また、「時代が大きく変わり、家庭の中で訴える相手が少なくなり、学校に重みがかかっている。命をしっかり守る原点を持ちたい」と述べたが、これは、いじめ問題の解決にはまず教育現場での対応改善が先決との考えを示したものだ。

 安倍晋三首相は教育基本法改正の目的について「志のある国民を育て、品格ある国家をつくっていくのが改正の目的だ」と述べ、今国会での改正を期す考えを改めて強調した。政府与党は今国会成立を確実にするため11月上旬の衆院通過を目指している。教育基本法の改正が実現すれば昭和22年の制定以来初めてとなる。

「広い意味でいじめ」「原因かは難しい」岐阜・中2自殺 10/30/06(朝日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学2年生の女子生徒(14)が自殺した問題で、同校の佐々木喜三夫校長らが30日午前、同市役所で会見し、「『ウザイ』や『キモイ』といった言葉によるいじめはあった」と明らかにした。一方で、「今の時点では自殺に結びつけるかどうかの判断は難しい」と述べて、学校側は今後も調査を続ける考えを示した。

 会見で、佐々木校長は、「27日に遺族宅を訪問した際に撮影されたビデオを見た。その中で『いじめがあった』と表現した」とし、「広い部分でのいじめがあったということ。言葉足らずだったが、悪口も含めると、いじめがあったと思う」と説明した。 「言葉によるいじめやからかいはあったのか」という質問には、「言葉によるいじめやからかいはあった。ただ、自殺に結びつけるかどうかの判断は難しい。推測の域を出ないため確認が難しく、最終的には結びつけられないだろう。ただ、いじめと自殺の関係をうやむやにしようとは思っていない」と述べた。

中2女子生徒が自殺、いじめの可能性 岐阜県瑞浪市 10/30/06(朝日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立中学校に通う2年生の女子生徒(14)が23日に自宅で首をつって自殺し、両親が遺書とみられるメモなどから「部活動でいじめを受けていた」と訴えていることが29日、分かった。学校や市教育委員会は、生徒への聞き取りなどから「現時点ではいじめの事実は確認できない」としながらも、いじめが原因の可能性があるとしてさらに調査する。

 同日会見した校長らによると、女子生徒は23日午後1時ごろ、学校から帰宅直後に自室で首をつって死んでいるのを母親に発見された。部屋には、所属するバスケットボール部の4人の同級生の名前を挙げ、「本当に迷惑ばかりかけてしまったね。これでお荷物が減るからね」という内容の便箋(びんせん)に書かれたメモを残していた。

 女子生徒はまじめな性格で成績も良く、1年では学級委員を務めていた。バスケットで他の部員との技量の差を気にしていたという。

 両親によると、17日、母親が学校で担任と顧問に会い、4人の名前を挙げて、練習中に「うざい」などと言われたと訴え、「娘に気を配ってほしい」と頼んだという。パスをする時にわざと遠くに出されることもあったという。こうしたいじめは今夏ごろ、女子生徒がレギュラーになってから始まったとみられるという。

 自殺した23日、女子生徒は朝7時半過ぎから部活の練習に普段通り出かけていた。学校によると、練習後、教室で涙ぐむ女子生徒の姿を担任が確認していたという。

 学校は24日に生徒らにアンケートを配り、今回の自殺について自由に書かせたところ、「いじめの存在を思わせるような記述はなかった」としている。

 25日の葬儀後、両親と校長らは連日、話し合いを持った。いじめの可能性を問いつめる両親に対し、学校側は28日夜、「(名前を挙げられた)4人の親も、子どもが言葉や態度で傷つけ、いじめたと認めている」と発言した。だが、29日の会見では「いじめとは断言できない」と撤回した。

 自殺をした日は女子生徒の誕生日だった。両親は「学校側の説明は信用できない。同じように自殺する子が出ないように、事実をはっきりさせてほしい」と話す。

 学校側も女子生徒が「うざい」などと言われたことは認めたものの、校長は同日夜、「死に至らしめるいじめだったのかはっきりしない。今後調べる」と説明した。

岐阜中2自殺:学校側の説明二転三転 原因には触れず 10/30/06(毎日新聞)

 岐阜県瑞浪市の市立中学2年の少女(14)が今月23日、いじめをほのめかす遺書を残して自殺した問題で、いじめの有無を巡る学校側の説明が二転三転している。同校は少女の家族に対していじめを認めていたが、その後、会見などで「原因は分からない」「広い意味でのいじめはあった」と言い直しを繰り返し、30日には再び「自殺に結びつくいじめの事実はない」と話した。中学校では同日朝、緊急の全校集会が開かれたが、校長は自殺の原因を特定しなかった。

 少女の家族によると、校長、学年主任らが28日、自宅を訪ねた際、少女が遺書で名前を挙げたバスケットボールクラブのチームメート4人について、家族が「(4人の)親はいじめがあったと認めているのか」とただすと、学年主任は「無視や強いパスなどで苦しめていたと認めている」と答えていた。家族はこの様子をビデオに収めており、報道陣に公開した。

 しかし、校長は29日の会見で「自殺の原因は分からない」と説明。さらに同日夜には「広い意味でのいじめはあったが、自殺の原因となったかは分からない」とやや表現を変え、いじめの存在を一部認める発言をした。

 ところが30日朝、全校集会後に、同校の教頭は報道陣に対し「現段階でいじめの事実は確認できていない」。その後、校長も市役所で開いた会見で「『ウザイ』などのからかう発言はいじめに当たると思うが、自殺につながるかは推測の域を出ず、最終的な原因に結びつけられない」と話した。「原因をうやむうやにするつもりか」との質問には「そのつもりはない。原因は知りたい」と答えた。

 同校は、いじめの確認について「犯人捜しが先行すると生徒の間に動揺が広がる」として、今後、全校生徒に無記名のアンケートを行い、日ごろの校内でのいじめの有無などを問うという。校長は「学校は警察と違う。踏み込んだ調査はできない」と話した。【浜名晋一、安達一正、稲垣衆史】

 ◇2回目の緊急全校集会

 緊急の全校集会は午前8時半から開かれた。学校の説明によると、集会は自殺翌日の24日に続いて2回目。最初の集会では校長が死因を明かさずに少女の死に触れ、命の大切さを訴えたが、この日の校長は「自殺に結びつくいじめの事実はないが、今後の調査で出てくるかもしれない」と話し、「不安を抱いている子も多いだろうが、より良い学校を目指していこう」とあいさつした。生徒たちは静かに聴き入っていたという。

 生徒たちは30日朝、一様に硬い表情で登校。教職員が通学路に立ち、「おはよう」と声をかけた。学校前には多くの報道陣が詰め掛けたが、ほとんどの生徒が記者の問いかけに無言で、足早に校内に入った。1年生の男子生徒は事件について「ショックです」と漏らした。

教育委員会だけの問題でない。 公務員の事なかれ主義の問題。 責任を明確にし、厳しい処分が必要。 責任を重くするだけでなく、責任の明確化、 重い責任を負う職員の給料を上げるなど、 平等でなく、権限や責任による待遇も考えるべきだ。 同じ給料であれば、誰も責任を取りたがらない、 誰も役職などほしがらない。よく考えて改革が必要。

朝日新聞(2006年10月21日)より

教育委員会を強化へ 担当相指示 権限委譲見直し

朝日新聞(2006年10月21日)より

道教委も遺書放置 北海道・滝川 小6女児自殺 上司に報告せず、紛失

「父親が『最近7年間、全国でいじめによる自殺者ゼロということのようだが、 おかしいのではないか。今回も(筑前)町教委がいろいろと隠すのではないかと懸念している』 と述べると、宮崎視学官は『現在の調査システムに問題があれば、きちんとした事実が 報告されるよう見直すべきところは見直す』と答えた。」

テレビでニュースを見?$,!"J8It2J3X>J$N5\:j3h;V!&=iEyCfEy650i6I;k3X41$i$NH/8@$O 形式的に思えた。改善すると発言していたが、「きちんとした事実が報告されるよう 見直すべきところは見直す」とは、厳しい処分を含めているのだろうか。

学校(校長)や教育委員会の幹部の体質に問題があることはわかっているだろう。 もし文部科学省が気付いてもいないのであれば、文部科学省自体にも問題がある。 改善と言っても誰(機関)に指摘してもらい改善するのかも問題になる。 厚生労働省の問題 を見ても組織の問題があることが良くわかる。

福岡いじめ自殺:自殺生徒の父と文科省職員が面談 10/19/06(読売新聞)

 福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、福岡県教委に原因調査に訪れた文部科学省の宮崎活志・初等中等教育局視学官らが18日、生徒の父親ら遺族2人と面談し、調査内容を遺族に伝えることを約束した。文科省が遺族との面談に応じ、調査結果の公開を明言することは極めて異例で、専門家は「連鎖的に発生が続く子供たちの自殺問題に対する危機感の表れではないか」と指摘している。

 面談は、父親がこの日、県庁に出向いて、文科省幹部に直接要請し、実現した。県庁内で報道陣に公開する形で行われた。

 文科省は、今回の調査内容について(1)不適切とされる教員(学年主任)の言動(2)自殺した男子生徒への他生徒のいじめ(3)県、町の教委の対応−−と説明。父親が「学校や町教委から報告された内容を遺族にも公開するのか」と尋ねると、宮崎視学官は「はい」と回答した。

 父親が「最近7年間、全国でいじめによる自殺者ゼロということのようだが、おかしいのではないか。今回も(筑前)町教委がいろいろと隠すのではないかと懸念している」と述べると、宮崎視学官は「現在の調査システムに問題があれば、きちんとした事実が報告されるよう見直すべきところは見直す」と答えた。【笠井光俊】

みざる きかざる いわざるになりたがる教育委員会や学校が多く存在するから 北海道、福岡県の児童・生徒がいじめを苦に自殺したんだろ!

文部科学省の職員も日本人なんだからわかるだろう。 プールの給水口に吸い込まれて死亡した児童の事故の時、全国で排水口対策の調査が行われたが、 急いでいたから確認せずに報告した学校や地方自治体があった。 同じ事を繰り返すなよ、文部科学省!

確認せずに文部科学省へ報告した教育委員会や学校関係者は免職を覚悟する ように指導し、忠告すべき。同じ言い訳を受け入れることがあれば、文部科学省の 監督及び指導にも問題がある。

教育委員会の人事評価や抜き打ちチェックも今後、必要。上ばかり見る役人は必要なし!

いじめ自殺緊急調査、文科省が全国の小中高で洗い出し 10/17/06(読売新聞)

 北海道、福岡県の児童・生徒がいじめを苦に自殺した問題を受け、文部科学省は16日、全国のすべての小中高校を対象に、自殺の原因となっている「いじめ」について、緊急調査に乗り出す方針を決めた。

 今週中にも各都道府県教委や私立、国立の学校に要請する。また、来年度には警察などと連携し、自殺の実態を探る全国調査を実施するほか、教員向けのマニュアルを整備するなど、子供の自殺を食い止めるための体制づくりを早急に進める。

 文科省では、これまでも年1回、全国の公立小中高校を対象に、いじめや自殺、不登校の数などを調べてきた。9月に公表した調査結果によると、昨年度の自殺の件数は105件で、ピークだった1979年(380件)と比較すると激減していた。ただ、原因別で見ると、いじめによる自殺の件数は99年度以降ゼロで、調査が実態を反映していないという指摘が出ていた。

 例えば、北海道滝川市内の小学校の教室で昨年9月、首をつって自殺した小学6年の女児(当時12歳)は、遺書でいじめを訴えていたが、市教委はいじめに関する記述を隠して発表。当初、遺族にもいじめを認めなかった。

 このため、文科省は「教育委員会がすべてを把握していないか、文科省へ報告していないケースもありうる」と判断。今回の全国調査では、現時点で校内で起きているいじめについて、各教委に徹底した洗い出しを要請する。調査対象を国立や私立の学校にも広げ、全体状況の把握を目指す。

どうなっているんだろうね、文部科学省。 公務員の汚い・曖昧の逃げ方で幕引きか?? これで国民にありのように税金を運んでこいと言うのは 虫が良すぎるだろう!! 責任を取らないのが公務員と思える結果が多いが、 これで批判を受けないと思っているのか??

福岡いじめ自殺:教諭発言、一転因果関係認めず 校長会見 10/16/06(毎日新聞)

 福岡県筑前町の町立三輪中2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、合谷(ごうや)智校長が16日未明、記者会見し、男子生徒の1年時の担任教諭で、現在2年の学年主任(47)が、男子生徒に対するいじめ発言を繰り返し、それが発端になって生徒たちによるいじめが広がったことを認める一方、教諭の発言と自殺との直接の因果関係については「認められないと思う」と述べた。

 合谷校長は15日朝、自殺した男子生徒の家に赴き、遺族に対して「教諭のいじめ発言は自殺に結びついている」と説明していた。だが、16日未明の記者会見で、合谷校長は「遺族への説明時には冷静さを欠いてしまい、『因果関係がある』と説明してしまった。もう一度考え直すと情報が少なく、より多くの情報を集めて分析してみないと因果関係については分からない」と述べた。学年主任は15日、体調を崩したという。【倉岡一樹】

 ◇全生徒対象にアンケで「調べ直す」…生徒宅訪問の校長

 合谷校長は16日午前1時半すぎに教頭とともに自殺した男子生徒宅を訪問、両親と2時間近くにわたって面会した。父親によると、校長は全生徒を対象に教諭らによるいじめについてのアンケートを16日に無記名で実施することを伝え、「もう一度最初から調べ直します」と答えたという。

 校長らは面会後、報道陣の質問に一切答えず、無言で車に乗り込んだ。

 自宅玄関で取材に応じた父親は「(1年時の)担任が引き金となってその後の(生徒たちによる)いじめが続いたという説明を受けた。でも、私たちが思っているのはそうじゃない。(担任のいじめは生徒が)2年になってからも日常的に続いていた。納得できない」と語気を強めた。

テレビで北海道滝川市教委の対応を見ると、問題がある。

暴力が確認できないといじめじゃないのか。もしほんとうに思っているのなら こいつらに指導能力はない。いじめを理解できていない。言い訳だとしても 市教委の職員。これじゃ、誰に助けを求めれば良いのか子供もわかるまい。

こんな連中が権力を持っているのであれば、良い教育を指導出来るわけが無い。 立派な大人とはこんな逃げ腰の市教委の職員になることだと子供には言えない。 ただこんな連中のような大人になるなと言っても間違ってはいない。 出来るだけ子供の目線で理解し、指導する人間になるように努力する人間になってほしい と言いたい。偉そうな事を言うような人間じゃないが、少なくとも北海道滝川市教委の職員 のように給料貰っていながら、あんな言葉は言えない。

滝川市の小6自殺、1か月半前に担任に友人関係相談 10/02/06(読売新聞)

 北海道滝川市内の小学校で昨年9月、6年生の女児が首をつり、後に死亡した問題で、担任教諭がその1か月半前の7月、友人関係のことで女児から相談を受けていたことが1日、わかった。

 自殺を図った後に学校が同級生に行った聞き取り調査でも、「死にたいと漏らしていた」などの証言が多数得られており、学校は昨年10月、女児の家族に「本人のサインを学校、担任として受け止められなかった」との内容の文書を渡していた。

 文書は、学校側が事前に把握していた女児の様子について、「席替えのことや友人関係について担任に相談があった」「修学旅行の部屋割りで(女児一人がどのグループにも入れないという)問題が生じた」ことに触れていた。しかし、ともに「担任の指導で解決された」と説明し、いじめは否定していた。

 また、文書には6年生への聞き取り調査結果も記載され、「カッターの刃を手首に当てていた」「死にたい、と言っていた」など、自殺の兆候があったことを、多くの児童が証言していた。

 同市教委は、「苦しい心の奥をつかめなかったことは残念で、女児や遺族におわびしたい」としながらも、「遺書の文言と、同級生から聞き取った内容を一つずつH$i$79g$o$;$FJ,@O$7$?$,!"<+;&$N860x$K7k$S$D$/$b$N$O3NG'$G$-$J$+$C$?!W$H$7$F$$$k!#

自殺の女児、「いじめ」遺書判明 市教委は公表せず 10/01/06(産経新聞)

 北海道滝川市の市立小学校の教室で平成17年9月、首つり自殺した6年生の女児=当時(12)=が、学校内でのいじめを示唆する内容の遺書を残していたことが1日、分かった。同市教育委員会は遺書の内容を把握していたが、公表していなかった。

 女児は同年9月9日朝、教室で首をつってぐったりしているのを登校した児童に発見された。病院に搬送され意識不明の重体だったが、今年1月6日に死亡した。

 市教委によると、教卓上には学校や母親、友人あてに別々の封筒に入れられた7通の遺書があった。このうち学校などにあてた遺書には「キモイと言われてつらかった」などと自殺の理由をほのめかす記述があったという。

 校長が家族に遺書を渡す前に急いで目を通したが、いじめを示唆する記述を見落とした。しかし、市教委は17年10月に家族が学校を訪れて遺書を読み上げた際に内容を把握した。

 市教委は公表を控えた理由について「遺書の内容に基づき調査したが、女児へのいじめは確認できなかった。原因が特定できないので慎重になって発表しなかった。隠したわけではない」と話している。

千葉市教育委員会の体質はどうなっているのか。このような対応をとった担当者や 幹部は、はずかしくないのか。自己や自分の所属している組織のためにはウソを ついても良いと言っているようなものだ。

千葉市教育委員会は、どのように教育や教諭達について考えているのか。 古い体質が残っているのか、澱んだ人事があるのか、マスコミは調べて公表してほしい。 上がダメでは、下に問題がなくても悪くなる。

なぜウソにウソを重ねたのか、はっきり回答しろ!!

ウソ認め実名公表 千葉市教委 07/25/06(読売新聞)

 女性用下着を盗んだとして懲戒免職処分となった千葉市立小教諭について、被害者の女性が処分された教諭を実名で発表するよう求めたにもかかわらず、同市教育委員会が「被害者が匿名発表を強く要望」と虚偽発表した問題で、市教委は24日、この問題での3度目の会見を開き、虚偽発表を認めて元教諭の実名を公表した。飯森幸弘教育長は、自身や担当者らの処分を検討する考えを示した。

 懲戒免職処分(19日付)を受けたのは同市若葉区内の佐藤正一容疑者。市教委は当初43歳と発表していたが、24日になって42歳に訂正した。19日に住居侵入容疑、20日に同容疑と窃盗容疑で千葉地検に書類送検された。犯行当時、市立都賀の台小に勤務していた。

 24日の会見で、飯森教育長らは当初、「全体の話し合いの中で匿名発表に被害者が同意してくれたと理解していた。(実名発表を強く主張していた)被害者にきちんと意思を確認すべきだった」などとして虚偽発表を認めなかった。報道陣から再三にわたって問いただされると、「結果としてウソをついたと言われても仕方がない。これまでの発言を撤回する」と虚偽発表を認めた。

 飯森教育長らは、被害女性と都賀の台小の校長らが話し合った具体的な内容を把握しておらず、「穏便にしたいと言ったのは被害者側」「被害者の心境も揺れ動いていた」と言い逃れに終始。同席した宮田浩・教職員課主幹は被害女性とのやり取りについて、「覚えていない」と答えた。

 また、志村修・学校教育部長は、佐藤容疑者の懲戒免職処分を19日に発表した際、被害女性の主張を把握しており、20日には抗議を受けていた。しかし、市教委は匿名発表について、19日の会見で「被害者の要望」、21日は「被害者側が市教委の判断で結構と言った」とした。24日の会見でも、「あくまでも被害者に配慮して判断した」と述べ、組織的な隠ぺいや佐藤容疑者をかばう考えはなかったことを強調した。

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