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歌舞伎町浄化作戦の「愚」

●五輪のために文化を壊すのか

 英国の高級紙、ガーディアンが石原都知事に痛烈な皮肉だ。1月19日付で歌舞伎町の特集を組み、「五輪への立候補はホステスや性風俗を弾圧し、合法的な業者からも反発を食らっている」と報じたのだ。

 記事を書いたのはジャスティン・マッカリー記者。歌舞伎町の夜の描写から始まるリポートには、何人もの業者や証言者が出てくる。

「警察が客を半分にした」というトップレスバーのドアマンは「歌舞伎町に長いこといるが、この街が変わるのは見たくないね」と言う。

 歌舞伎町浄化を目指す「歌舞伎町ルネッサンス」という半官半民の団体も「必ずしも歌舞伎町のカラーを潰す必要はない」と語っている。

 それなのに、2016年の五輪開催を目指す石原都政は、セックス産業撲滅に力を入れる。

 記事の最後にはホステスのこんなコメントが載っている。

「ここには差別がないの。みんな誰でも受け入れる。過去は気にしない。だって、これからその人がどうなるか分からないでしょ。そこが歌舞伎町の良さなのよ」

 マッカリー氏はこう言った。

「風俗産業などを全部取り締まるのは難しいし、そんなことをしたら、歌舞伎町が面白くなくなってしまう。イロイロな店がバランスよく混在する。それを目指すべきですよ」

 石原は絶対、やりすぎだ。

(日刊ゲンダイ2009年1月21日掲載)


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歌舞伎町  歌舞伎  セックス  警察  性風俗  
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