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9月23日、東アジアの平和と朝鮮半島の自主的平和統一をめざす京都ヒューマンネット(にっこりネット)主催による「日朝国交正常化へ!いま新しい扉を開こう9・23京都集会」が行なわれました。 AASJA京都からも毎月一回の例会に参加し、在日韓国青年同盟京都府本部(韓青京都)、在日本朝鮮青年同盟京都府本部(朝青京都)の在日のなかまたち、そしてAWC京都およびその他の日本人有志たちと一緒につくってきた集会です。 この日は朝青のなかまと一緒に私も司会を担当させてもらいました。 集会のメイン企画は、在日韓国民主統一連合(韓統連)大阪本部事務局長の金昌吾(キム・チャンオ)さんによる講演「東アジアの平和と日朝国交正常化へ!いま扉を開こう」です。 希望に満ちた人は/その人自身が希望だ/道を探す人は/その人自身が新しい道だ/素晴らしい人は/その人自身がすでに素晴らしい世界だ/人間の中に在る/人間から始まる/いま再び/人間だけが希望だ この詩を受けて金昌吾さんは言いました。「日朝国交正常化し、人々が往来を始めたら、日本人の北に対する偏見は一瞬で吹っ飛んでしまう。その前に政治家とメディアの妨害も無力である」と。 集会では他に、朝鮮総連京都府本部国際部部長の李東一(リ・ドンイル)さんから朝鮮への制裁解除の訴えや、署名実行委員会の江原護さんから制裁解除を求める署名運動の報告がされました。また、自由法曹団の岩佐英夫さんから独島(日本名:竹島)問題についてのアピールがなされ、独島問題は領土問題ではなく歴史問題であり、1905年に朝鮮植民地支配の過程で日本が朝鮮から奪った(それまでは明治政府も独島は朝鮮領だと認識していた)という事実から、独島は朝鮮領だと明確に訴えました。そしてAASJAも発言に立ち、ムゴン里訪問の報告をしました。ムゴン里訓練場は軍事境界線のわずか10数キロ南に位置し、同じく軍事境界線のすぐ近くにあり、イムジン河をはさんで位置するストリー射撃場(平壌の市街を模したゲリラ掃討訓練場が建設され、イラクでゲリラ掃討戦を展開した米特殊部隊が訓練を行なうと言われる)、タグマノス戦車訓練場(ストリー射撃場と協同して戦車渡河訓練を行なう)とともに対北侵略的な訓練が行なわれており、ここがいま長距離精密砲射撃訓練、戦車機動訓練という対北侵略的な訓練のために1000万坪まで拡張されようとしている、これは南北和解時代、統一の時代に逆行するもので、朝鮮半島の自主的平和統一を実現するためには、韓国からそして日本、アジアから米軍を撤収させなければならないと訴えました。 ムゴン里訓練場拡張に関してはまた、この日の集会で、今MLで流している拡張反対の署名集めを会場で行ないました。日本での小さな声が、現地でたたかっている人たちの力になります。みなさんご協力お願いします。 集会は集会宣言を読み上げて終了しました。 集会のあとは日朝国交正常化を求めるデモを行ないました。 なんとデモの終了地点では、私たちの訴えに共感して車椅子に乗ったの方が私たちの輪の中に入ってきてくれました。その人は性同一性障害の同性愛者の方で、ドラッグストアでファンデーションを買って出てきたところだったそうです。話を聞いてみると、その人はクリスチャンで弁護士(なんと光市事件の弁護を担当した安田好弘弁護士事務所で働いてる)、永らく精神障害に苦しんできたけども、病院で性同一性障害の同性愛者という自分のアイデンティティを知らされた瞬間、気持ちが楽になり、精神障害も治ってしまったということです。性同一性障害の同性愛者は決して少なくないというお話でした。 デモのあとはこの方も含めて参加者で交流会をしました。韓青、朝青のなかまたちも大勢参加し、とても有意義なものとなりました。日韓・日朝連帯、反差別運動が一段と前進した日でした。
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