2009年 1月 23日 |
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香川大学の人工衛星 打ち上げ成功
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多くの夢を乗せた人工衛星が宇宙に飛び立ちました。香川大学工学部が開発した小型の人工衛星、「KUKAI」をのせたロケットが23日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。H2Aロケット15号機によって打ち上げられたのは温室効果ガスを監視する衛星「いぶき」です。23日午後0時54分に種子島宇宙センターから宇宙に向け飛び立ちました。「いぶき」には香川大学工学部が開発した小型の人工衛星「KUKAI」が搭載されていてロケットが無事に飛び立つ姿が中継映像に映し出されると、学生や招待された地元の小学生などから大きな歓声と拍手が沸き起こりました。「KUKAI」は香川大学工学部の能見公博准教授の研究グループが2005年1月から開発してきたものです。一辺約20センチの立方体の親機と子機が釣り糸で作ったテザーと呼ばれるひもでつながっています。親機と子機には地上から無線を使って指令を出すことができ、それぞれに搭載された小型カメラからの映像を受信します。午後2時34分、チームは「KUKAI」からの電波を受信し無事に実験の第一歩を踏み出しました。チームでは3カ月間に渡り親機と子機の伸縮実験や、送られてくるデータの解析などを進める予定です。
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倉敷工業高校 センバツ出場決定
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高校球児に一足早い春の知らせです。春のセンバツ高校野球に倉敷市の倉敷工業高校が出場を決めました。34年ぶりのセンバツ出場です。倉敷市の倉敷工業には23日午後3時40分、センバツ出場を知らせる連絡が入りました。34年ぶりのセンバツ出場の吉報を聞いた選手たちは円陣を組み、甲子園に行くぞと気合いを入れ、帽子を空高く投げて喜びを爆発させました。倉工は持ち前の強力打線を武器に去年秋の中国大会で、37年ぶりの優勝を果たしました。春夏合わせて18回の甲子園出場経験を持つ倉工。34年ぶりの出場で古豪復活なるか。春のセンバツ高校野球は3月21日に阪神甲子園球場で開幕します。
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岡山県が全国最大規模の補正予算
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景気の悪化に対応するため岡山県は一般会計で109億4000万円余りの補正予算案をまとめ、23日の臨時県議会で可決されました。景気対策の補正予算としては全国でも最大規模です。この補正予算は岡山県の緊急経済雇用対策本部の会議で明らかにされたもので、総額は109億4000万円余りです。景気対策として打ち出す補正予算としては、全国で最大規模ということです。主なものでは県立高校の耐震化など、生活基盤の整備に約58億4800万円、解雇された人を県の非常勤職員として採用するなど、200人分の雇用創出に約7500万円などとなっています。また、岡山県は、販売不振で操業日数の短縮などに追い込まれている倉敷市の三菱自動車水島製作所を支援するため来年度、更新予定の公用車約100台を全て、三菱自動車製にすることを明らかにしました。
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私立高校出願状況 平均倍率は3.76倍
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岡山県内の私立高校の選抜1期入試の出願状況がまとまりました。平均倍率は3.76倍で、過去5年間で最高となりました。岡山県内の私立高校21校の出願者数は、去年より606人増え、2万1174人となりました。募集定員5630人に対する平均倍率は3.76倍と去年を0.27ポイント上回り、2005年度、出願状況の集計方法が改正されてから最高となりました。このうち倍率が最も高かったのは、明誠学院高校の特別進学コースV類の37.7倍で、3つの高校で進学に特化した5つのコースが10倍を超えています。一方、美作高校のヘアファッションコースや学芸館高校の英語科など4つの校の2科2コースが定員割れとなっています。私立高校の入試は今月29日と30日に行われ、今月31日から順次合格が発表されます。
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チボリ公園をTI社の社長が視察
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先月末で閉園した倉敷チボリ公園に23日、デンマークのチボリ・インターナショナル社の社長が訪れ、提携契約終了に伴う協議を行いました。チボリ・インターナショナル社のラース・リーブスト社長は、提携契約終了に伴い昨年末で使用中止になった「チボリ」の名称や彫刻の撤去状況について、チボリジャパン社の坂口正行代表清算人から説明を受けました。このあと約1時間半かけて園内を回り、遊具や建物などの撤去作業を視察しました。倉敷チボリ公園では早ければ来月上旬から観覧車やジェットコースターなどの大型遊具の撤去が始まる見通しです。
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