岡山放送局

2009年1月23日 21時9分更新

ほかにも着服 元主幹を告訴


岡山市のシルバー人材センターの元主幹が、センターの銀行口座から現金2100万円余りを着服したとして逮捕・起訴された事件で、センターは元主幹がほかにも6200万円余りを着服していた疑いがあるとして23日、警察に告訴しました。

この事件は、岡山市シルバー人材センターの元主幹で経理を担当していた岡山市問屋町の山本美貴子被告が、センターの銀行口座から現金あわせて2165万円を着服したとして逮捕・起訴されたものです。

センターでは独自に行った調査で、山本被告が平成14年からおととし6月にかけて、ほかにも現金6250万円を着服していた疑いがあることがわかったとして、23日業務上横領の疑いで岡山西警察署に告訴しました。

岡山市シルバー人材センターの小林清文事務局長は「警察の真相解明を待つとともに、損害賠償などの訴えを起こすことについても今後、検討していきたい」と話しています。