【2009年01月23日20時20分 更新】


1.清武住民投票を可決
 (01/23 19:05)

宮崎市と清武町の合併問題です。清武町議会は、23日、町内の住民が求めていた「合併に関する住民投票条例案」を、賛成多数で可決しました。これにより、清武町では、合併を巡る2回目の住民投票が、行なわれることになりました。この住民投票条例案は、合併に慎重な立場をとる町内の住民グループが、鐙町長に、3740人分の署名を添えて、1月9日に直接請求していたものです。これを受け、23日は、清武町議会の臨時議会が開かれました。合併推進の立場をとる鐙町長は、「議会制民主主義上、適切ではない」とするなど、制定に反対の意見書を添えて、条例案を提出しました。このあと、議員から、「有効投票率を、有権者数のおおむね50%とする」などとした修正案が出され、採決にうつりました。そして、町の提出議案と修正案のいずれも、7対4の賛成多数で可決され、合併の賛否を問う住民投票条例が成立しました。(合併推進派・黒木恒一郎町議員は)「ある意味残念ですけど、これは議会で採決しましたので、しんしに同意するしかない」(自立派の議員は)「私としては50%以上の投票で自立が多数を占めると、一票でも多数を占めることを願うだけ」清武町は、既に、宮崎市と、来年3月の合併を確認していましたが、23日の結果、清武町では、合併を巡って、平成16年に続き、2回目の住民投票が、早ければ2月中旬にも行なわれことになりました。(清武・鐙和俊町長)「(結果が)僅差の場合、いろんな考え方がある、それはその時点で判断したい」今回の条例案では、結果の判断は町長に委ねられており、有効とされる投票率や得票率について、鐙町長は明言を避けています。


2.経済対策、県の補正予算成立
 (01/23 19:05)

緊急の経済・雇用対策として、県が提案した総額64億円余りの補正予算案が、23日の臨時県議会で可決され、成立しました。23日の本会議では、各常任委員会の審査結果が報告された後、採決が行われ、補正予算案は、全会一致で可決されました。補正予算の総額は、64億2千万円余りで、約40億円の公共事業費を初め、農業や福祉分野での、新規雇用を支援する対策などが柱になっています。県では、今回の対策で、340人程度の雇用創出効果を見込んでいます。(東国原知事)「まずは一安心。緊急対策ですから、スピード感のある執行、実行というものをしていかなければいけないと思っている」また、東国原知事は、23日で、任期を折り返し、就任3年目に向けて次のように抱負を述べました。(東国原知事)「よくここまで支えていただいて、何とか、いろんな問題は山積していたが、2年乗り切ったかなという感じがしています。マラソンでいうと、私は後半の方が強いものですから、これからちょっとスピード上げていかないといけないのかなと」補正予算の成立を受けて、県は、来週から、公共工事の発注を始めるなど、対策を、速やかに実行したいとしています。


3.エコプラ最終報告書・市議会に説明
 (01/23 19:05)

エコクリーンプラザみやざきの破損問題で、外部調査委員会の最終報告内容が、宮崎市議会に説明され、議員からは、今後の費用負担を懸念する意見などが相次ぎました。23日開かれた市議会の市民経済委員会では、外部調査委員会がまとめた最終報告書の内容が、市から説明されました。最終報告では、施設破損の責任について、施設を管理する県環境整備公社や業者のほか、許可権者である宮崎市にも、一定の責任があったと指摘しています。これに対し、議員からは、「県の責任に触れられていない」、「費用負担の割合を決める際、市が不利になるのでは」といった質問や意見が、相次ぎました。施設の改修工事を巡っては、総額27億円余りの補修費を、県や周辺市町村で、どのように負担するのか調整が難航していて、結果の報告を受けて、議会内には、今後の費用負担への懸念も広がっていました。費用負担に関する協議は、県や関係の市町村長が集まって、1月27日に実施され、その中で、県側から、補修費用の負担割合についての案が、出されることになっています。


4.知事もPR!県産品商談会
 (01/23 19:05)

景気後退で消費が落ち込む中、県産品の売り込みを図る商談会が、宮崎市で開かれました。県産品の販路拡大をめざして毎年開かれている、この商談会。23日は、流通企業、地元企業ともに、過去最多となる合わせて106社が参加しました。商談会では、東国原知事も精力的に各ブースをまわり、県産品をアピールしていました。(東国原知事の挨拶)「その製品が本物であるということが一番重要。本物はずっと生き残りますから。そういった取り組みが今後、県に課せられた宿題、課題」また、地元企業の担当者も、流通企業に、味や品質の良さを熱心に説明していました。(地元企業は)「こういったのがないと県外に広めることができないので、絶好の機会だと思う」「都会の流れとか分かるので、大変参考になっている」(流通企業は)「新潟(の会社)なんですけど、新潟のお客様にもっと広げたいと思って参加した。地鶏ですとか、あとは、フルーツ関係。マンゴーとか、そういったものを使った2次加工商品が紹介できれば」「今でも売っているものもあるので、その辺をやりながら、新しいものを探す」去年のこの商談会では、33件の契約が成立していて、主催した県では、「去年を上回る契約が成立してくれれば」と話していました。


5.湯場・見事な復帰戦
 (01/23 19:05)

三股町出身のプロボクサー、湯場忠志選手が、9か月ぶりとなる22日の復帰戦で、見事、1ラウンドKO勝ちをおさめました。湯場選手は、日本人初の4階級制覇を目指します。


6.保育園でおせち料理
 (01/23 19:05)

宮崎市の保育園では、23日、園児たちが、季節の食材を使った「おせち料理」を味わいました。いつもと違った給食に大興奮の園児たち。宮崎市の下原保育園では、6年前から、食育の一環として、毎月1回、給食のメニューを季節の料理にしています。23日は、1月の料理ということで、「おせち料理」が用意され、部屋の飾り付けや配膳も、正月をイメージして、雰囲気たっぷりの給食となりました。この日のメニューは、ブリの照り焼き(出世する)黒豆(まめに働く)田作り(豊作)。園児たちは、毎月、この日を楽しみにしているということで、うれしそうにおせち料理を食べていました。(園児たちは)「魚がおいしかった」「黒豆(がおいしかった)」「すっぱい。まずは甘くて、真ん中に行くとすっぱい」(下原保育園・加治木卓成園長)「好き嫌いをなくして、子供たちにたくさん食べてもらって、元気に遊んでもらおうと思って始めました」下原保育園では、こうした取り組みで、園児たちの好き嫌いが減ったということで、今後も、食育に力を入れていきたいと話しています。


7.串間市の社会福祉法人流用が新たに判明
 (01/23 19:05)

串間市で養護老人ホームを運営する社会福祉法人が、施設の剰余金2300万円を、別の福祉施設に流用していることがわかりました。不正流用していたのは、社会福祉法人「幸寿会」で、市の内部調査委員会の調べで分かったものです。「幸寿会」では、去年9月にも、剰余金約7700万円の流用が発覚していて、市では、全額の返還を求めています。


8.生徒栽培の生産物即売会人気
 (01/23 19:05)

23日、南郷町の日南農林高校の生徒たちが、自分たちで栽培した野菜や花などを販売し、にぎわいをみせました。販売会では、野菜やシクラメンの花、それに、ポンカンなどがずらりと並び、地域住民が、好みの品を次々と買い求めていました。毎回好評の、この販売会、生徒たちの励みにもなっています。


9.ダリア賞贈呈式、ホテル浜荘・長友さん
 (01/23 19:05)

仕事を通じて、社会に貢献した人に贈られる「ダリア賞」の贈呈式が、23日、宮崎市で行われました。「ダリア賞」は、宮崎西ロータリークラブが昭和44年から、仕事を通じて社会に貢献した人などに毎年贈っているもので、今年は、宮崎市のホテル、「浜荘」の専務、長友笑子さん77歳が選ばれました。長友さんは、昭和38年から、浜荘の女将として、県外や海外の宿泊客に、おもてなしの「感謝」の気持ちで接し、宮崎のPRに努めたほか、郷土芸能、「木剣踊り」の発展に貢献したことが評価されました。受賞した長友さんは、これまでの、宿泊客とのさまざまな思い出話を披露したあと、今後も、「木剣踊り」を広く伝えていきたいと喜びを語っていました。


9.県内のタクシー4月から原則全面禁煙
 (01/23 19:05)

県タクシー協会は、県内のタクシー会社と、個人タクシーの車両を、今年4月から、全面禁煙にすると発表しました。これにより、一部の喫煙車を除く、県内のほとんどのタクシー、約2300台が禁煙となります。