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火星の北極地域で確認された氷、純度95% 仏専門機関が発表

  • 2009年01月21日 11:53 発信地:パリ/フランス
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米国の火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤー(Mars Global Surveyor、MGS)に搭載されているカメラ(Mars Orbiter Camera、MOC)がとらえた、火星の北極地域の氷冠(2000年5月22日提供、資料写真)。(c)AFP/NASA/JPL/Malin Space Science Systems

【1月21日 AFP】火星の北極地域で確認された氷冠の純度が非常に高いことが、仏国立宇宙科学研究所(National Institute of Sciences of the UniverseINSU)が20日発表した、国際チームの研究で明らかとなった。

 INSUの発表によると、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance OrbiterMRO)」の観測データから、この氷冠の純度が95%に上ることが示されたという。

 火星の極地域には200-300立方キロの氷が存在すると考えられており、これは北米五大湖の合計2万2684立方キロのおよそ100倍に相当する。

 論文は、米地球物理学連合(American Geophysical Union)の「Geophysical Research Letters」誌で発表された。(c)AFP

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