最終更新: 2009/01/24 01:37

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大洪水による荒川の堤防決壊で97駅が浸水 中央防災会議が被害状況のシミュレーション

大洪水で荒川の堤防が決壊し、はんらんした水が地下鉄に流れ込んだ場合を想定したシミュレーション結果が公表された。
これは、中央防災会議が、首都圏の水害対策を検討するために行ったもので、主に、荒川流域に3日間で550mmの雨が降った場合を想定して、被害状況のシミュレーションを行っている。
それによると、北区志茂で荒川の堤防が決壊した場合、地下鉄南北線などから水が流れ込み、最終的には97駅が浸水し、そのうち81駅が水没状態になるという。
また、足立区千住で決壊した場合は、北千住駅から水が流れ込み、3時間で大手町駅まで浸水し、最終的には89駅が浸水し、そのうち74駅が水没するという。
駅の出入り口やトンネル口などに水を止める対策を施せば、浸水区域は大幅に減らせるということで、中央防災会議は今後、自治体や鉄道会社などを交えて協議を進めることにしている。

(01/23 21:52)


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