プラスチック製窓サッシメーカー最大手「エクセルシャノン」など5社が、防火サッシの性能を偽装して住宅などおよそ5500棟に使用していた問題で、改修費用はおよそ200億円にのぼることがわかりました。
この問題は、東京・港区に本社がある「エクセルシャノン」など防火用プラスチック製サッシを製造する5社が、不正に国の認定を取得し、性能を偽っていたものです。
性能の劣るサッシが13年前から住宅などおよそ5500棟に使われ、エクセルシャノンの親会社、トクヤマの見積もりによると、改修費用は200億円に上ることが分かりました。
改修ではサッシのはめ込まれた壁の一部を壊して、新たに他社の認定品をはめ込む考えで、顧客と相談の上、順次、改修を行うということです。(23日18:25)