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肺結核:富山大病院30代医師、昨年12月発病 院内感染警戒、順次健康診断 /富山

 ◇小児科、主に担当--新生児、職員ら131人接触

 富山大付属病院(小林正院長)は22日、主に小児科を担当していた30代の男性医師が昨年12月に肺結核を発病していたと発表した。同日現在、院内感染は確認されていない。同病院は今後、医師が感染した恐れのある昨年11月1日から最後に出勤した同12月7日に接触した新生児患者や職員計131人に、健康診断を実施する。

 同病院によると、昨年10月下旬に実施した病院職員向け定期健康診断では、この男性医師に異常はみられなかった。同12月9日、自主的に通院している病院の健康診断で異常が見つかり、精密検査で同19日に肺結核と分かった。男性医師は入院中。

 同病院は、医師が接触した付属病院小児病棟に入院中の新生児患者ら72人▽医学部学生3人▽職員56人--の計131人をリストアップし事態を通知。順次、健康診断を実施し、検診を終えた二十数人は感染していないことが確認できたという。【蒔田備憲】

毎日新聞 2009年1月23日 地方版

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