岡山県の石井正弘知事は23日、緊急経済・雇用対策を盛り込んだ一般会計109億4056万円の1月補正予算案を発表した。同日午後開催の臨時議会で可決、成立する見込み。また09年度、更新対象の公用車100台をすべて三菱自動車製とする方針も明らかにした。 地域生活基盤整備に58億4841万円を計上し、道路整備などの単県公共事業、県立高校の耐震改修や施設改修などを実施。安全・安心確保のための公共施設整備には27億737万円を充て、道路や橋りょうの長寿命化や信号のLED化、警察署の耐震改修などを行う。 雇用創出には7556万円を用意。50人を募集中の県臨時職員採用に加え、農作業実習や森林間伐実習などの農林就業研修事業に100人、特別養護老人ホームでの職場適応事業に50人を受け入れる。