積み出し式に大統領出席へ 「サハリン2」からの対日輸出【モスクワ23日共同】日本の商社も出資してロシア極東サハリン州沖で進められている石油・天然ガス開発事業「サハリン2」から、日本へ液化天然ガス(LNG)の輸出を開始する来月中旬の積み出し式に、メドベージェフ大統領が出席する見通しであることが23日、分かった。複数の日ロ関係筋が明らかにした。 世界最大の天然ガス埋蔵量を誇るロシアからのLNG輸出は初めてとなる。大統領の立ち会いは、資源大国としてエネルギー供給手段の多様化を目指すロシアの同事業に対する期待の大きさとともに、日本との関係強化を重視するロシア政府の姿勢を示している。今年初めの実現に向け日程調整中のプーチン首相の訪日に弾みをつけるものともなりそうだ。 事業主体のサハリンエナジーは、積み出し式の日付はまだ正式に決まっていないとしているが、関係筋によると2月18日を中心に最終調整されている。
【共同通信】
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