倉敷チボリ公園の閉園から20日あまり、リーブスト社長がチボリ・ジャパン社を訪問した目的は、平成19年7月の提携契約打ち切り後に交わした「チボリ」の名称の使用は平成20年末まで、などの移行契約の確認と、閉園後の跡地利用に関する倉敷市の意向などの状況把握のためです。リーブスト社長は、契約確認のあと、現在、看板が撤去され、遊具を移転するための作業が行われている公園内を見て回りました。なお、閉園後のチボリ・ジャパン社で再就職が決まった従業員は、6割ー7割ということです。
カメラのライカをこよなく愛する作家の赤瀬川原平さんと写真家の高梨豊さん、美術家の秋山祐徳太子さんで作る「ライカ同盟」の3人が、あす倉敷でのシンポジウムを前に揃って会見しました。
ライカ同盟の3人はあす倉敷アイビースクエアで開催される倉敷商工会議所の創立80周年を記念したシンポジウムに出席し、「ファインダーから見る倉敷、見られる倉敷」をテーマに話します。3人は倉敷市内の風景を撮影して10月に写真展を開催することにしており、10月までに3回程度「倉敷らしさ」を探して自慢のライカのシャッターを切ることにしています。また、ライカ同盟の写真展にあわせ市民を対象にした写真コンテスト「クラフォト」も開催され、倉敷商工会議所では新しい倉敷の魅力発見につなげたいとしています。
この還付申告センターは自分で確定申告書を記入してもらうため、倉敷税務署が毎年、イオンモール倉敷に設置しています。できるだけ多くの納税者に利用してもらおうと税務署からこの会場に移して相談体制を整えており、納税者の住所に関係なく利用できます。還付申告は、年金収入だけの人や給与所得者のうち医療費の控除を受ける人などが対象となります。会場では訪れた人が、スタッフに相談するなどして申告書に記入していました。税務署では近年、IT化を進めており、イオンモール倉敷の会場でも今年はパソコンの台数を51台に増やしています。イオンモール倉敷の申告会場は1月30日(金)まで設置され、期間中、土・日を除く午前9時から夕方4時まで利用することができます。イオンモール倉敷の会場は2月2日(月)からは倉敷税務署管内の納税者だけを対象とした確定申告会場となります。3月16日まではイオンモール倉敷だけでの対応となり、倉敷税務署には申告会場は開設されませんのでお間違えのないように。
セミナーには総社市内の事業所の代表者ら23人が参加しました。講師には総社商工会議所の顧問弁護士を務める近藤 弦之介さんが招かれ、中小企業を取り巻く事業承継問題の現状と対策の必要性について説明しました。現在、中小企業経営者の高齢化が進む中で、後継者の確保などの円滑な事業承継が、極めて重要な課題となってきています。一般に事業承継に必要な期間は10年といわれていますが、中小企業においては、事業承継対策の事前準備が遅れているといわれています。近藤さんは事業承継を円滑に行うことがその後の会社の業績につながるとし、「十分な準備期間をとり、綿密な計画を立てて、その後継者へいかに教育していくかが重要」と話しました。また、中小企業で60%以上を占める親族への事業承継では、自社株の相続や譲渡による経営権を巡るトラブルが多くあることから、株の分散には十分な注意が必要だと説明しました。
その企画とは「対話型鑑賞」。まず、よく絵を見て、その後、思ったこと、感じたことを子ども同士で自由に話し合います。例えばこの作品。古い土壁と大きな木。そして壁の端から顔を覗かせているネコが描かれています。倉敷市玉島に生まれた遥邨は自然や動物を愛し、全国を旅して周り心和む絵を描き続けました。この作品は1952年に伊豆沖で海底火山が噴火したというニュースを聞いた遥邨が想像で描いた作品です。子どもたちはどう感じたのでしょうか今度は描かれた風景から季節を想像してみました。ところでこの対話型鑑賞には想像力を養うこと以外に別の狙いもあります。この対話型鑑賞会は2月22日までの毎週日曜日に開催されています。2月8日以降の日曜日は午前11時からと午後2時からの2回開催されます。倉敷市内の小中学生はいきいきパスポートと生徒手帳があれば無料で参加できます。
午後3時40分頃、待ちわびた吉報が倉敷工業に届きました。中国大会で優勝し、倉敷工業の選抜出場は確実視されていたとはいえ、福田憲治校長からの報告を受けた選手たちは喜びに沸きました。倉敷工業の甲子園出場は平成15年の夏以来ですが、選抜への出場は昭和50年1975年以来、実に34年ぶりとなります。岡山県勢としては9大会連続の選抜出場で、倉敷市内の高校からは平成2年の倉敷商業以来の快挙となりました。
木目込み人形は、木の人形の型に細い溝を彫り、その溝に衣装となる布を埋め込むのが特徴で、結婚や出産などの祝い事で喜びの品として贈られています。会場には、京都の職人が制作した木目込みの雛人形などおよそ50点が展示されています。展示されている作品は、江戸末期の着物や明治時代の絹布など100年以上前の古布が再利用されています。全て手作業で埋め込む木目込み人形は、布柄の出方でひとつとして同じものがなく、錦や友禅などの素材そのものの持ち味が活かされます。あどけなく、ほのぼのとした表情と、木目込みの上品な柄合わせがかわいらしさの中にも歴史の重みを感じさせてくれます。この木目込みの雛人形展は、今月30日(金)まで倉敷市中央の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。