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スキー授業が「花盛り」〜大山のゲレンデは賑わいピークへ
(1月23日付け)
 相次ぐ降雪で、市営大山スキー場が賑わいを見せている。何といっても冬季のメインスポーツはスキーとスノーボード。昨年12月29日のオープン当初は雪不足だったが、その不安もしっかり解消し、スキー体育授業で利用する学校も増えてきた。同スキー場を管理しているNPO法人紋別市体育協会(榊晃一会長)のまとめによると22日までのスキーリフト輸送人員は約8万人と順調。短い冬を謳歌するスキーシーズンは一気にピークを迎えた。
 昼間のスキー場は、2学期の体育授業が花盛りとなる。15日に渚滑中がスキー授業を始めたのに続き、19日には紋別高、紋中、20日には潮中など3校が授業を開始した。22日には潮小6年生と紋中が実施したが、同小は総勢76人の大世帯で授業を始めた。この日は久しぶりの快晴。同小の児童、教諭らも「滑りやすく、最高のコンディションですね」と笑顔を見せていた。
 スキー授業は27日から市内全学校が参加し、昼間のゲレンデも賑わいがピーク。同授業が終わる2月25日までが、スキー場の最盛期となる。スキー授業の生徒らは、かつて「1回の授業で10回程度のリフト利用にとどめて欲しい」と制限されてきたが、体協管理になってこの「制限」が解除となっている。同体協の松村幹夫専務理事は「スキー授業でリフトの利用制限があったのでは、満足に滑ることができません。上達も遅れます。大いにリフトに乗って下さいと宣伝しています」と話していた。
 今のところはリフト輸送人員は平日が2200人前後、土日などが4700人。1日平均で2600〜2900人の利用率となっており、今後は更に上向き、雪不足に泣かされた昨年実績を上回るのは確実だ。
(潮小6年生のスキー授業、大勢がリフトに乗って練習に励む=写真=)

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