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竹内、日本初の入賞にも「悔しい」 スノーボード

2009年1月21日11時38分

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(20日、スノーボード世界選手権・第3日目)

 スノーボードのアルペン種目で日本勢初の入賞にもかかわらず、竹内は「悔しいだけです」。年明けのW杯で2戦続けて2位と絶好調で今大会を迎え、「開会式で大きな金メダルを見て、私がもらうんだという気持ちだった」。掲げる目標が高いから、喜びのかけらも表情に浮かばない。

 準決勝で強敵のギュンター(オーストリア)に敗れ、3位決定戦はふだん一緒に練習するクマーに0秒33及ばなかった。ただ、2年前の夏からスイスチームに同行するようになって「楽しんで滑る」というプラス思考を学んだことが、今季開花した。この日も予選から3位決定戦までの計10レースを転倒もなく滑りきった。「10本滑って、何(メダル)もないのが4位ですけどね」。本人は自嘲(じちょう)気味に話したが、その安定感はバンクーバー五輪のメダル候補と呼んで差し支えない。(稲垣康介)

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