総務省は23日、地上デジタルへの移行を進めるための「地上デジタル放送国民運動推進本部」の会合を都内で開き、視聴者の相談に応じる支援センターを2月2日に新たに全国40カ所で開設する、と発表した。 昨年10月にオープンした11カ所と合わせて、全都道府県で地デジ移行を支える態勢が整った。地域の状況に応じて、受信方法の説明や受信調査を進める。 公募で選ばれたセンターの愛称は、デジタル放送移行をサポートするという意味の「デジサポ」に決まった。 また、地デジ移行への総合対策として、視聴に必要なチューナーなどの購入支援対象を拡大。生活保護受給世帯以外にNHKの受信料を全額免除されている世帯にも広げる。 推進本部は家電メーカーの業界団体などでつくる。 |