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2009-01-23 13:00:16 stanford2008の投稿

桜井淳所長のニューヨーク近くの四つの空港の記憶-全エンジン停止でハドソン川不時着の必然性-

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マンハッタンに近いところには、四つの空港があり、そのうちの三つは、ごく普通の空港であり、そのうちのひとつは、国際空港(John F. Kennedy International Airport, マンハッタンから南東に約20km)、他のふたつは国内空港(La Guardia Airport, マンハッタンから北東に約8km, Newark Airport, マンハッタンから南西に約20km)、普通でないもうひとつは、小型機専用空港(Teterboro Airport, マンハッタンから北西に約10km)であり、1月15日午前中、La Guardia Airportを離陸したUS Airways 1549便(定員約150名の中型機)は、離陸3分後、エンジンの回転羽根に鳥が巻き込まれる"バードストライク"によって全(ふたつ)エンジンが停止し、高度500mからハドソン川に不時着しましたが、1549便は、離陸後、マンハッタンの北上空を西に旋回し、目的地に向かおうとしており、その状態で緊急着陸するには、高度の10倍の距離しか飛行できず、目の前に見える一番近いTeterboro Airportまで10kmもあるため、その空港には着陸できず(当然、他の三つもダメ)、ふたつの可能性しかなく、ひとつは、車輪を出して、ハドソン川と平行に走る高速道路に不時着することであり、もうひとつは、ハドソン川に不時着することで、どちらも致命的な機体破壊による多くの死傷者を出す危険性があるものの、相対的には、後者が有利であり、と言うのは、前者では、多くの車を巻き込み、飛行機とその乗客の安全を維持できたとしても、多くの車の運転者が死傷する可能性が高く、後者では、行き交う船への衝突や着水時にバランスよくしないと機体破壊に結び付き、具体的には、徐々に高度を下げて、機首を上げ、主翼フラップを下げて、揚力を最大に確保し、その状態で、機体後半部を着水させ、つぎに、主翼を徐々に同時に着水しなければならず、もし、同時に着水できなければ、主翼は破壊し、それどころか、機体も破壊するため、多くの死傷者が出ることになり、ハドソン川不時着の選択肢は、機長なら誰でも選択する最後の苦渋の究極の選択肢でしかありませんでした(桜井淳所長は、四つのうち、John F. Kennedy International AirportとLa Guardia Airportしか利用しておらず、"ニューヨーク"近くの国内線のAlbaney Airportを利用することもあります)。
2009-01-22 18:54:40 stanford2008の投稿

桜井淳所長が推進してきたモンテカルロ研究のパラダイム転換(5)-歴史的快挙の影に歴史的失態-

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桜井淳所長が推進してきたモンテカルロ研究のパラダイム転換(5)-モンテカルロセミナー初級コースの歴史的快挙の影に歴史的失態-



原子力機構O先生からのメールに触発されて、桜井淳所長が昔を思い出すまま語ったところに拠ると、桜井所長は、今から10年以上前に、日本原子力学会を主催として、連続エネルギーモンテカルロコードMCNPを用いたモンテカルロセミナー初級コースを開催しましたが、この時は、参加者にノートPCを持参させ、それにMCNPをインストールするところから始まり、さらにMCNPをブラックボックスとして計算を実行するのみではなく、モンテカルロの基礎理論から体系的に教示する包括的なプログラムを構成しましたが、この時は、総勢120名もの参加者があり、桜井所長に拠れば、120台ものノートPCを一斉稼動させたセミナーなど、原子力界はおろか世界を見渡しても恐らくこのセミナーくらいではないかと自負しているそうで(もしそのような例があるのなら教えてほしいそうです)、これはまさしく歴史的快挙だそうで、モンテカルロの普及拡大と発展への桜井所長の貢献は計り知れないものらしく、120台ものノートPCの一斉稼動に備えて、参加者にノートPCの消費電力の報告を事前に義務付けるなど、電源容量の確認から念入りに周到な準備をしましたが、予想に反してブレーカーを落としてしまう事態が発生し、電力送電システムにも精通している桜井所長にとってもこれは不覚だったそうですが、ノートPCへのジョブ投入時の負荷増大の見積りが甘かったのか(電力消費が相対的に少ないノートPCを指定したのですが、参加者のうち数名は、指示に従わないか、あるいはノートPCを保有していなかったためか、デスクトップPCを持参したため、桜井所長は、それが原因とにらんでいました)、あるいは、参加者が消費電力を正確に報告しなかったのが原因なのかと反省しているそうですが、もうひとつの不覚は、当時モンテカルロ界の第一人者と目されていたK.U(当時は客集めにはK.Uの名前が必要だったそうですが、パラダイムが転換した今となっては、K.Uの名前を出すと逆に客は来なくなるそうです)にモンテカルロ理論とMCNP入力の説明を担当させたことで、K.Uは理論の説明の仕方が悪く、会場から、「全然分からない」との不平が上がり、それに続き、大部分の参加者から、「分からない」との声があり、K.Uは演壇から降りることを余儀なくされ(もしそのまま続けていたら日本社会党の浅沼委員長のようになっていたかもしれないそうです)、桜井所長が理論の説明と入力の説明をして何とかその場の混乱を収拾したそうですが、K.Uは初心者への教え方をまったく心得ておらず初級者に専門委員会で話すような話をしてしまったために、まったく通じなかったのですが(降壇したK.Uは、自衛官に決起を呼びかける演説をしても話の通じなかった三島由紀夫のように潔い態度をとるべきだったそうです)、桜井所長は、事前の準備もなく突然モンテカルロ基礎理論の説明をすることになったそうですが、通常そのようなことは不可能だそうで(桜井所長が、昔観た巨匠指揮者トスカニーニの映画では、トスカニーニがオーケストラでチェロを弾いていたところ、指揮者が満場の野次で退散し、代わりに突然指揮台に立ったトスカニーニは、2時間以上ものオペラ・アイーダを最後まで完璧に指揮したそうで、それに匹敵する離れ技だそうです)、このような回転の速さとフットワークの軽さは桜井所長の持ち前だそうで、突然のインタービュにも即座に適確なコメントができるのもそのためだそうですが、自分が理解していることと、他人に理解させることは、まったく別物で(K.U自身が正確に理解しているのかどうかも怪しいそうです)、K.Uの無能ぶりに深く失望したそうですが、歴史的快挙の影に実は途中降壇という歴史的失態もあったそうですが、これもパラダイムの転換過程でのやむを得ない過渡期の混乱のひとつだそうです(桜井所長はいつかUniversity of New Mexicoの准教授T.Uに日本でのモンテカルロセミナーの講師を依頼したいそうですが、K.UとT.Uの名前は小泉純一郎と小泉一郎のように非常によく似ているそうですが、まったく無関係だそうです)。

2009-01-22 16:12:20 stanford2008の投稿

桜井淳所長から朝日新聞社のA先生への手紙-神学を学び最高の倫理観を身につけ人間と神の境界の世界-

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T先生


お元気ですか。1月15日夕刻、東大弥生キャンパスの農学部施設の東端に位置する地震研究所を訪問し、Jさんに面会いたしました。すでに65歳になりますが、大変元気でした。東大大学院総合文化研究科科学史・科学哲学での学位論文をいただき、その件について、1時間ほど雑談してきました。知り合いでもいない限り、地震研を訪問することもなかったでしょう。Jさんは、地震研の研究生で、明治以降の地震予知の文献調査をしておりました。目的とする文献は、地震研の図書室にそろっているため、方々の図書館等を駆けずり回る必要はないようです。この前の単行本の評判がよいため、すでに4刷に達し、東大出版会から、つぎの執筆依頼が入っているそうです。察するに、当然、テーマは、地震予知になるのでしょう。私は、東大大学院人文社会科学系研究科で神学の研究をすることになり、1月15日にH先生に会い、1月30日に、試しに、最初のゼミに参加させていただくことになっており、本格的には、4月から通うことになります。これまでの人生は、競争に明け暮れ、高度に発達した機械文明下のひとつの歯車として、社会人ならば、誰しも程度の差こそあれ、そうであるように、ただ、黙々と回り続けてきましたが(自然科学と社会科学の研究を実施し、社会科学では、批判科学を担ってきたために、精神的には楽な状態にあり、おまけに、長い間、流行作家のような生活をしていたために、傍目には、何ひとつ不満などないと見られていたかもしれませんが)、平均寿命が80歳の時代ですから、これからもう一仕事できそうな気がいたします。そんなわけで、神学を勉強し、最高の倫理観を身につけ、人間と神の境界の世界に入りたいと思っております。


桜井淳
2009-01-22 15:07:26 stanford2008の投稿

桜井淳所長から朝日新聞社のY先生への手紙-神学研究の動機は人間と神の境界の世界に入りたいため-

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Y先生


メールありがとうございました。「なんで神学?ということも含め、いろいろ聞かせてください」ということですが、お目にかかった時にお話いたします。私のこれから約1ヵ月間の予定はつぎのとおりです。

1/30(金)15:00-16:40 東大本郷、試しに神学ゼミに出席予定、本格的には4月から。
2/2(月)10:00-12:00 新橋、原子力学会企画委員会で延長委員会の説明。
2/9(月)13:30-17:00 新橋、原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会(主査桜井淳)第11回会合。
2/16(月)13:30-17:00 新橋、原子力学会「未臨界実験データ評価」研究専門委員会(主査桜井淳)第8回会合。

なお、2月下旬は、米東部のいくつかの大学で、用件をこなす予定になっております。そのため、できましたら、2/2, 2/9, 2/16のいずれかのご都合のよい日の12:30-13:30に新橋あたりの喫茶店でコーヒーでもいかがでしょうか。

神学研究の動機は、これまで、競争に明け暮れ、機械文明下の歯車(社会人は、職位によらず、程度の差はあるものの、みな、歯車でしかない)として回り続け、癒される事はひと時もなく、人生最後の平均寿命までの約20年間(物理学者として、社会学者として、技術論者として、そして、神学研究者として)、これまでなかった何かを見つけたいためで、変なことを言うようですが、率直なところ、勉強して、最高の倫理観を身につけ、人間と神の境界の世界に入りたいためです。


桜井淳


2009-01-22 14:36:10 stanford2008の投稿

桜井淳所長から原子力機構のO先生への手紙-大学応募についての私が知り得る一般的事項について-

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O先生



「朝日新聞」(2009.1.20付)に課程博士の就職難の特集記事が掲載されており、いくつかの事例が紹介されていました。それによると、30歳台や40歳台前半の条件のよいケースでさえ、30-40回も応募し、40歳台前半でやっと准教授として就職できれば、幸運な方とのことですが、それが現実であり、私は、還暦直前に、遅れて決意したために、年齢的に厳しい現実に直面しています。本気で大学に移りたいのならば、早ければ早いほどよいでしょう。私の経験からして、日米の一流大とも、難関であり、世の中、大変厳しいものがあります。

桜井淳

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